ホテルに待っているとミーソン遺跡のツアーバスがやってきた。
客を点々と乗せて一路ミーソンへ。
着いたときは大丈夫だったが、遺跡巡りをする頃になって雨が降り出す。
遺跡の保存状態はお世辞にもいいとは言えず、
日本人から見れば、ただ朽ち果てるのを待っているだけではないことさえ思える。
YUさんは5年前に首の欠けた石像に頭を乗せて写真を撮ったが、
5年後の今、無事ここに来ることができて再び撮影。
次の5年後にまた来ましょうか。
5年前にはなかった帰り道ができていて、森のなかの自然道を帰る。
帰り着いたところからシャトルの車で遺跡入り口までまた戻らなくてはならない。
早く着いた者順にシャトルのジープやワゴンに載ってツアーバスの待っているところまで帰る。
ツアーバスがいざ出発となったとき、誰か乗っていないという騒ぎがあって、これでずいぶん待たされた。
しかしこれもツアーガイドの責任でしょう。
帰りにはそのガイドは途中で降りて、後の下車は運転手任せ。
自分たちの降りる場所が分かったからよかったものの、分からんならどうするつもりや。
ホテル前で降りて、そのまますぐ近くのレストランで昼食。
フォーやチャーハンで済ませ、ホテルに帰る。
ホテルに預かってもらっていた荷物を受け取り、空港行きのワゴン車を待つ。
初めてと言っていいくらい2時ジャストにワゴン車に乗り込み、ダナン空港へ。
ダナンインターナショナルエアポートは、熊本空港以上に貧弱。
最初のハノイでの荷物受け取りに懲りて、今回は全て機内持ち込み。
しかし、定時に着いたハノイでは荷物受け取りは早々と終わり、機内持ち込みの意味なし。
到着ロビーに出るも、待っているはずの、ホテルのピックアップサービスの人間がいない。
20分ほど待っても誰も来ない。
MUさんの携帯を貸してもらって電話するが通じない。日本には通じてもベトナム国内では無理なのか。
仕方なくインフォメーションに行き、事情を説明してホテルに電話してもらう。
その電話が通じてホテルのスタッフと話し終わったとき、
丁度迎えのドライバーが来て、ソーリーなどと気楽なことを言いながら空港を出る。
この日は渋滞もなく、30分くらいでホテルに着く。
ホテルスタッフに謝罪され、ノープロブレム。だが、ドライバーはかなり叱られていたようだ。
遅くなったので、すぐに食事に出かける。今晩はベトナム焼肉だ。
これも結構喜んでもらってよかった。ただ、会計の時ドンが足りなくて、
ホテルに走って往復し、両替をしもらって支払った。
なかなか簡単には終わらないでしょう、この旅。