ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

ユーザー車検してみました

2015年08月29日 | やってますこんなこと
昨日、娘の車の車検に行ってきた。
いわゆるユーザー車検である。
初めての車検をするというのでかなり下調べをしていったものの、
結果は唖然とするくらい簡単なものだった。

車は2012年度9月購入のホンダNボックス。最初の車検である。
3年しかたっていないので、特に整備して受ける必要はないだろうということで自分でトライしたのだ。

手続きは、まず事前にネットで軽自動車検査協会に予約しておく。
当日の検査は4回あって、午後1時から2時までの検査に申し込んでおく。
全く初めてのことなので、12時30分には協会に着く。
熊本の事務所は、熊本第二高校の近くにある。

事務所に入ってみると、昼の休憩中だったが、申請用紙などは販売してくれ、
初めてですが、というと記入要領も貸してくれた。
書類は下記。
1.継続検査申請書軽専用第2号様式
2.自動車重量税納付書
3.軽自動車検査票
4.点検整備記録簿(必ずしも必要ではない)
記入要領に従って書けば何ら問題ない。

まずこれらの書類を揃えて(ほかに、車検証・自賠責保険証・納税証明書も添える)、
0番の窓口で検査手数料の1、400円を支払、5番の予約確認窓口に書類を提出し、
ここで重量税の金額を教えてもらう。
このとき検査のレーン(熊本では3レーン有り、同時に並行して検査する)も指定される。
次に、6番窓口で重量税の印紙を買って(5,000円)書類に貼って、再度0番窓口で自賠責の手続きをする。
以上で事務所の手続きは終了。職員の皆さんは皆親切だった。

いよいよ車検に参ります。
3番レーンには既に2台の車が並んでいて、一番前の車は外観検査をしている。
ライトや方向指示器、ワイパー、ブレーキランプ、バックランプ、ハザードランプ等が正常かどうか、
係員の指示に従って操作する。
最後にボンネットを開け、その確認が終わると次に進む。

次は排ガス検査で、係員の指示に従って検査棒をマフラーに差し込む。
20秒程度で抜き出して、横にある記録機に検査表を差し込んで結果を記録するのだが、
私の場合は、初心者兼老人ということで係員がやってくれた。

次は白線に沿って進み、サイドスリップ・テスタによる検査で、
係のお姉さんの指示で、所定の位置に停める。
この進入停止までが一連の検査のようだ。
正面上に電光掲示板があって、その指示通りに作業すればいいのだが、
私の場合は、お姉さんがそばに付いてくれて、いろいろ指示してくれた。

次のスピードメーターやブレーキのテストもお姉さんが付いてくれて、
「リラックスして楽しんで下さいね」などと言われ、
ちらっと見た顔が、マスクをしているにもかかわらず、神々しいまでの美女に見えたものだ。
まずパーキングの状態でサイドブレーキを引きスピードを40キロまで上げる。
40キロの状態で安定したらパッシングする。
その後は、フットブレーキとサイドブレーキを操作して検査終了。

次はまた進んで、リフトの上に停止。パーキング状態でエンジン停止し、ハンドルを左へ最大限切っておく。
その後、係員の指示でハンドルを右に切ったり、ブレーキを踏んだりしている間に、
係員が車の下回りやタイヤのボルトなど、カンコンカンコンと叩いて検査は終了。
リフトが降りると書類を全部係員に預ける。
本来は自分でするのだが、ここでも係員が記録器に検査表を差し込んで記録終了。

外の駐車場に車を置いて、全ての書類を出口手前の窓口に提出すると、車検のラベルをくれる。
このラベルを今まで貼っていたのと交換して全て終了。

書類の処理から、車の検査全てが終わり、車検ラベルの発行まで、30分弱だった。
こんなことなら早くユーザー車検をやってみるべきだったという顛末でした。
何にしても初めての体験は緊張と同時に、終わってみると楽しさもあるものだ。

因みに、料金は書類代、手数料、重量税、自賠責保険料全て込みで、33,000円弱です。
整備工場なんかに頼むものじゃありません。整備だけは頼んで車検を自分ですればいいのです。
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48年ぶりのHOKAIDO 6日目

2015年08月17日 | 北海道シルバー旅行
いよいよ最終日です。
今日の観光はありません。
充実の朝食ビュッフェを楽しんだ後は、一路空港へ参ります。

函館新道の函館ICから途中の一般道を通って、大沼公園ICから道央自動車道に乗ります。
途中の一般道で、またまたサクランボ農園の直売場に寄って、
規格外のものを1パック200円という信じられない料金で買いました。
そのうちに北海道も一大サクランボ生産地になるのではないでしょうか。

高速は途中1カ所休憩しただけで千歳で降りて、レンタカーを返しに行きました。
函館新道前でガソリンを補給しておいたので、レンタカー指定のスタンドでは少し入れただけで済みました。
指定スタンドは金額が1リッター当たり10円近く高いのですよ。
殿様商売のぼったくりです。

空港ではまず荷物を預けて身軽になり、軽く昼食を摂り、
さあ土産を買いましょう。
空港にしかない土産や、足りないといけないからと、予備の土産で手一杯人になりました。
私はこの旅では友人に一つ買っただけです。

いつも思うのですが、女性には土産につぎ込む金は惜しくないという遺伝子が組み込まれているのです。
自分の周りの女性に限ったことでしょうが・・・。

以上で48年ぶりのHOKAIDOの旅は終了です。
Yさん、Rさん、そして連れ合いのFさん、本当に楽しかったです。
ありがとうございました。

最後に、ツアコン兼ドライバー兼パシリ+カメラマンの、阿寒湖畔の写真をおまけしておきます。
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48年ぶりのHOKAIDO 5日目

2015年08月16日 | 北海道シルバー旅行
小樽を8時過ぎに出て、マッサンで一躍名が売れた余市に行くことにしました。
小樽余市間はたいした距離ではなく、9時前にニッカウィスキー工場に着いてしばし開門待ちをします。
NHKの朝ドラ「マッサン」以来工場見学者が格段に増えたようです。
私たちもそのミーハーの一員ですが。

工場内の様子









敷地内の見学の後は試飲会場で無料試飲です。
私がトイレからテーブルに来ると、もう3人は飲んでおります。
一番酒に強い私はリンゴジュースです。
ウィスキーではもの足らず、アップルワインまで試飲しております。
申し訳ないという言葉は辞書にないのかね。

余市を後にしまして、函館を目指します。
黒松内で自動車道に乗ることにして、昼食は黒松内の道の駅でピザを食べます。
実はここのピザは人気があって、黒松内の方々も昼時に買いに来る程なのです。
お勧めの上位3つを買ったものの、2つだけ食べて函館に向かいます。


タワーから見る五稜郭


例によって、高速をぶっ飛ばして、大沼公園ICで降ります。
その後函館新道を赤松で降りて、五稜郭に向かいます。
五稜郭タワーで見下ろすと、そのあまりの広さに歩いて回る気が失せます。
暑いし、タワーから見たからいいでしょうということになり、
そのまま湯の川温泉に入ります。

4時前チェックインで、ずいぶんゆっくりです。
4:30頃から大浴場に入り、のんびりとします。
6:00に1階のビュッフェ会場に行きます。
湯ノ川プリンスホテル渚亭は、結構な料金のホテルだけに、ビュッフェも充実しています。


ホテル

たらふく飲んで食べて、7:50発の函館山夜景観光バスを待ちます。





頂上までバスで行くのだが、降りると頂上は人でごった返しています。
夜景は霧もなく、きれいに見えました。
ツアコンの人柄のおかげですぞ、皆さん。
帰りは既に10時近くなっていたので、少しだけ歓談して寝ることにしました。
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48年ぶりのHOKAIDO 4日目

2015年08月12日 | 北海道シルバー旅行
宿のレストランで朝食ビュッフェを摂って、


ビュッフェ会場。食後の薬は欠かせません。

まずは層雲峡の黒岳ロープウェイに乗ることに。


ロープウェイ乗り場前

ロープウェイに乗るときには視界がよかったのだが、
終点に北途端に霧で遮られ、何も見えなくなってしまいました。
ということで、写真は頂上駅付近の花のみです。













次の目的地は、旭川の旭山動物園です。
シルバー部隊が胸躍らせる場所ではないけれど、孫たちに語る土産話のためにも入りまっしょ。
ペンギン館やアザラシ館、旭山動物園を一躍有名にしたオランウータンの展示館などを見て回りました。
暑い中、みんな頑張って歩きました。













丁度昼頃に、動物園を出て、昼食は旭川ラーメンです。じゃらんの定番でしょう。
私は味噌、あとの3人は塩ラーメンでした。
けっこう名前の売れたラーメン屋さんで、常に満員状態でした。美味しかったです。



昼食後は旭川鷹栖から高速に乗って、小樽市に向かいます。
高速では時速100キロ~110キロ平均です。フィットも結構走ります。
途中夕立のような激しい雨が来ましたが、無事小樽着。
ホテルに着く前に給油していきます。

1泊朝食付き、5,300円のスマイルホテルでそれぞれシングル部屋にチェックイン後、小樽散策です。
運河沿いの裏側の道で小樽のビール(バイツェンビア)の生を1杯500円で回し飲み。美味かったです。


フルーティーなビールです。

運河を見て、「裕次郎館」はどうやらなくなっているようです。
少し時間は早いけど、函館に本店がある回転寿司「函太郎」で、ワインとお好みのネタで夕食。
生ウニがおいしかったです。それとボタンエビ。
小樽ワインも美味でした。一人3,500円と、熊本の回転寿司ではあり得ない金額でしたが。


小樽運河で

うんまい寿司を腹一杯いただきました

後の話ですが、ガラス工房に行きたいという強い希望があったようですが、
初っぱなに、私がガラスなんていいよね、と却下したために言い出せなかったようです。
ツアコンとしては失格でしたね。
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48年ぶりのHOKAIDO 3日目

2015年08月10日 | 北海道シルバー旅行
3日目の朝は、8:00発の阿寒湖遊覧船から。
48年前は、学生のヒッチハイクという極貧旅行だったために遊覧船には乗らなかったのです。
朝の阿寒湖は幻想的で素敵でした。


何が釣れるのでしょう

湖面は鏡のように映します

マリモの展示

遊覧船の行き先は、マリモが生息するそばにある島で、マリモを見ること。
あんな大きなマリモがあるとは思いもしませんでした。
昔はもっと小さなマリモだったように記憶していますが・・・。
約1時間半の遊覧を終えて、さあ摩周湖へ出発です。

摩周湖の第一展望所に着くと、先ほど霧が晴れて湖面が見えているということです。
これはラッキー。しばし透明度日本一の湖を鑑賞し、硫黄山に向かうことにします。
摩周湖から硫黄山という経路は、ヒッチハイクの時忘れられない思いでのある道ですが、
それについてはまたの機会に。


上下とも第一展望所から



たまには4人で写りまっしょ

硫黄山に行く途中、摩周湖の第3展望所があったので、ここでもう一回摩周湖を見ることに。
なんと運のいいことに、着いたとき湖面一杯にかかっていた霧がさーっと晴れる場面を見ることができたのです。
こういうチャンスはなかなかあるものではなく、
ツアコンさんの献身的なガイドの賜物と、少しは感謝して欲しいものです。
期待はできませんが・・・。

硫黄山は48年前と変わらずモクモクと蒸気を上げておりました。
48年前あった「いか焼き」の屋台は今はありませんでした。


硫黄山

屈斜路湖の左周囲を回るように美幌峠に向かい、道の駅に寄ります。
ここからは、阿寒、摩周、屈斜路の3つの湖が見えるということでしたが、
屈斜路湖だけがきれいに見えていました。
ここで昼食を摂り、層雲峡に向かいます。




美幌峠から屈斜路湖

北海道の一般道は交通量も少なく、くねくねした曲がりは本当に少ないので、運転は楽です。
層雲峡の流星銀河の滝を見て、宿に入ります。


流星の滝

銀河の滝

層雲峡温泉朝暘リゾートです。
4時過ぎに入り、5:30からのビュッフェを予約して展望風呂に。

夕食は、Fさんが珍しく蟹三昧で、「もう、喰えん」というくらいいただきました。
ピッチャーでもらった生ビールはほとんど私が飲みました。
その後部屋に帰って、しばし歓談の後にお休みしました。
シルバー世代は勝負が早いのです。
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