ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

韓国は釜山の桜

2016年01月28日 | 旅行
4,5年前から一度は行ってみたいと思っていた釜山の桜ツアー。
今年こそはと友人に声を掛けたが、事情があって予定が立たないとのこと。
諦めて来年行くことにした。

阪急交通社のトラピクスツアーで、2泊3日。
釜山と慶州1泊ずつで、桜名所を4~5カ所見るツアーである。
食事もついていて、個人で行くより効率的である。
しかし、ショッピングが含まれているのでそのおつもりで。


韓国観光公社サイトから引用

このツアーの一番の問題は桜の開花がその年の気候任せと言うところにある。
最大の名所の鎮海は慶州に比べて開花時期が早い。
どちらも楽しむには、鎮海が満開の時が、慶州5,6分咲きということで最高である。
はて、今年は4月の何日になるのでしょう。

さて、何故この話かというと、実は3年前から春休みは孫娘を海外に連れて行って、
昨年3月は2人でホーチミンに行きました。
ブログにも書いていたのですが、そのときイミグレーションで留められた話。
最近調べたところによると、名字の違う孫などを連れて(両親が同道しない)行く場合、
英語で書いた親の同意書が必要だとのことが、あるサイトに記述してあった。
そういう国がかなりあるので、皆さんも同じようなケースにはあらかじめご注意を。

閑話休題。

孫娘との海外旅行第3弾が今回の桜紀行なのです。
しかし、同行者は私ではなく、奥方が参ります。
至れり尽くせりのツアーですから、奥方でも大丈夫でしょう。


私は一人で大好きな瀬田神社の桜でも見に参りましょう。
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やっと来ましたジャワ島 7

2016年01月15日 | インドネシア2015
平成27年12月11日(金)

バティックエアーでジャカルタに向かいます。


バティックエアー。機体は新しい

ジャカルタのスカルノハッタ空港からの便を考えて、最初と同じホテルに着きます。
実は空港でピックアップするよう頼んでいたのですが、行き違いか、結局タクシーで向かいました。

昼食はバティックエアーのパンと水で済ませ、夕食は、近くのコンビニで買った即席麺で終わりました。
ホテルのレストランもあったのですが、腹具合の悪さもあって寂しく済ませました。
ホテルでは相変わらず、200,000RPのデポジットをとります。これは嫌ですね。
翌日は帰国するので、現地の金は残したくないですから。

そういうことで、ジャカルタはホテル周辺のみ歩きました。
昨日爆破テロのあった中心地には全く行っておりません。
テロには本当に憤りを覚えます。
そしてその遠因になっていると思われる貧困にも、それを見過ごしている政治にも同様な思いを抱きます。


12(土)

早朝4時に空港に向かい、チェックインします。
2時間ほど待ちがありますが、こういうときはビジネスクラスはいいです。
ラウンジを使えますから。


ビジネスクラスの座席

帰りは、香港経由台北で乗り継ぎ、福岡には7:30着です。
この日は私は下痢気味で、ビジネスクラスの食事は全く楽しめませんでした。
残念です。


香港空港

帰国してから約一月でジャカルタのテロ。
行く前に若干心配していた事態が現実のものになるとは。
杞憂で終わらなかったことは本当に残念です。
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やっと来ましたジャワ島 6

2016年01月13日 | インドネシア2015
平成27年12月10日(木)

実質的には旅行の最終日になる。
ジョグジャのマリオボロ停留所から1Aに乗って、プランバナン遺跡に行きます。
朝の天気がいいうちに観光しようという魂胆です。

乗ったトランスジョグジャは途中で客を全部降ろして去っていきました。
はて?どういう事?
停留所のスタッフに聞くと、次に来る1Aに乗ればいいということです。
10分ほどでやってきました。



マリオボロから10キロ以上の距離です。
途中空港にも寄ります。
それでも金額は、3,600RPです。要するに、一停留所でも終点でも料金は一緒ということ。
終点はプランバナンです。

停留所から遺跡は道路越しに見えています。
ところが、入り口は1キロ以上右手に回り込みます。
既に暑いです。疲れます。でも仕方ないです。

やっと入り口でチケットを購入。
これが無茶苦茶高い。US18$を、その日のレートで計算した現地ルピーで支払うのです。
クレジットカードでも払えるのでそうしてもよかったのですが。

遺跡は整備されています。
最初の遺跡はヒンズー教の寺院で、でかいです。


ロロ・ジョクランの遺跡

馬鹿ですね~、またやってます

学習に来ていた女子高生にインタビューされ、にやついています

40数メートルの高さです

ここを出ると休憩所があります。
その横にあるレンタサイクル屋さんで自転車を借り、他の寺院を回ります。
あとの見所はセフ寺院くらいで、ここは仏教遺跡になりますが、
崩壊が進んで、数多くあった寺院のほとんどは崩れてただの石積みになっています。


バイカーN氏、大丈夫です、足は届いていますよ

セフ寺院

ここのベンチで休んでいると、物売りがしつっこく寄ってきます。
適当にあしらっていましたが、面白い笛を持っていたので、2つ買って一つはN氏に差し上げました。
N氏はこの類の物売りが苦手らしく、はよ行こうと言うサインをしきりに送ってきていました。

帰りは暑さと疲れで、オートペチャに乗りました。
始めてバイクが動力のペチャに乗りました。やはり早いです。
あっという間にトランスジョグジャの停留所に着き、しばらく待ったあとに1Aバスに乗り込みました。


これがオートペチャ

これに乗ると、目の前に娘2人の母子3人が座りました。
その妹の方にN氏がボディーランゲージで語りかけます。
言葉は要りません。手真似が炸裂です
今回は途中下車もなく、無事マリオボロに50分かけて帰りました。


向こうのうたた寝がお母さん

ホテルに帰る前に、例のホットベッドで昼食を摂り、
4:30間で部屋で休息をします。

4:30、小雨が来たので、タクシーを拾ってミロタまで行きます。
ここでバティックの土産を買い、歩いてマリオボロモールに戻り、N氏の土産を購入。
私も孫の土産を買い、これで土産は終了。

夜はやはりホットベッドで揚げ春巻きにナシゴレン、サンドイッチでビンダンビール2本。
食べ過ぎで飲み過ぎでしょう。少し腹具合がおかしい。
しばしホテルのロビーでN氏と歓談し、それぞれの部屋に帰ります。

明日は飛行機でジャカルタに飛びます。
明日がジャワ島最後の夜になりますが、ジャカルタの観光は時間がないので今回は見送りです。
明後日のフライトが6時過ぎなので、空港近くの、最初に泊まった宿に再泊です。
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やっと来ましたジャワ島 5

2016年01月10日 | インドネシア2015
平成27年12月9日(水)

結局ソロには観光の思い出はなく、人の情を土産にジョグジャに帰ります。
朝は昨日買ったパンとボトルの水でわびしく済ませ、ソロブラパン駅に歩いていきます。
8:26発のMADIUM JAYAと言う名前のジョグジャ行き列車に乗ることにします。
改札に向かって左にある2番窓口にそのチケットを売っている旨の表示札が置いてあります。


チケット売り場

よく見えないが、シートナンバーが書いてある

ジョグジャとソロの時刻表

チケットを購入すると、20,000RPです。来るときは8,000でしたので2倍以上。
その理由はチケットを見ると分かりました。
この列車は、エアコン付きで座席指定車だったのです。日本円で200以下ですので、安いもんです。

列車に乗り込むと、対面は若い女性の2人組。
思わず彼女らに、「I am happy」と言ってしまいました。我ながらしょうがないオッサンです。
次の駅で同じくらいの人が乗り込み、立ち客もでました。多分料金は一緒なのでしょうが。


可愛い女性たちでした

それからは、ジョグジャの空港駅に停まり、トゥグ駅の手前の駅で停まり、次に終点です。
どうやら始発と終点を除くと、停車駅は3つのようです。
ジョグジャ空港へ行くには、ソロ行きの列車に乗るのが一番早くて確実のようです。
トランスジョグジャはなんと言ってもバスですから、渋滞等の影響は避けられません。

さて、南口に出て、ホテルはまだ早いので王宮見物に行きます。
ぶらぶらと歩いて南下し、途中の店でアボガドのジュースを見つけて飲みます。
これは美味いです。チョコミルクが効いています。帰ったら家で作ってみましょう。


N氏は持っているだけ。彼は屋台のジュースは決して飲まないのです。

途中、バティックや土産物で有名なミロタという店に寄って1時間ほど時間を潰します。
ここはいろんな雑貨もあり、客でごった返しています。

王宮は敷地は広いけど建物は質素なものです。
暑い国ですから、壁のない建物が結構あります。


2人組の女性。やはり可愛い

疲れて、火傷して、こんなポーズとってる場合ではないのだが

いささか疲れたので、しばし休んでから外に出てタクシーを探すけど来ません。
仕方なく歩いてホテルに向かいます。

途中路上でおばちゃんが焼いているサテを買って食べましたが、
ピーナツだれの甘さに閉口して1本しか喰えませんでした。

帰りはモールに寄って土産のコーヒーを物色します。
ありました。お目当てのコピ・ルアック。
麝香猫が食べたコーヒーの実のうち、種だけは糞として排出します。
この種(コーヒー豆)が非常に美味いと評判になっているのです。
実に貴重なコーヒーです。コーヒー好きの友人への土産です。

疲れ果てて、いつものレストランで昼食代わりに揚げ春巻きと厚揚げのようなものを食べ、
ビンダンビールを1本とアボガドジュース1杯で済ませ、ホテルに再チェックインします。
2人とも疲れ果てていたので、6時までは部屋で休憩です。


ご飯類はありません

N氏もレストランのジュースは飲むのです。

夕食をどうしようかと言うことになり、またぞろいつものレストランで、ビール1本に、
N氏はスパゲッティミートソース、私はピザトマトというイタリアンで、
失せた食欲がやっと戻った感じです。

宿の前でタクシーを捕まえ、ソノブドヨ博物館の影絵劇を目指します。
しかしこの日はすぐ傍の遊園地で何かイベントがあったらしく、ものすごい渋滞で、途中で降りて歩きました。
影絵劇はラーマヤナの舞踊劇に比べると、語りが多く動きが少ないのですっかり退屈しました。


影絵劇の正面

裏から見た状況

早めに出て、タクシーで帰ろうとしますが、すごい人出で、キャッチできません。
仕方なくペチャも言い値の30,000RPで帰ります。


若い人が多くいました。

この日は何をする気も起こらないくらい2人とも疲れて早めに寝ました。
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やっと来ましたジャワ島 4

2016年01月06日 | インドネシア2015
平成27年12月8日(火)

ジョグジャからソロに1泊の旅行です。
大荷物を預け、チェックアウトして、1日分だけの荷物を持って駅に向かいます。
ホテルから駅の南口は徒歩5分というところですが、せっかくだから正面駅舎から乗ろうと回り道しました。
ところがどっこい。ソロまでのチケットはここでは販売しない、南口へ行けと言います。
日本では考えられない対応です。どちらから入っても中では繋がっているのに、何故?


ジョグジャのメイン駅トゥグ駅の正面

しかし、仕方ありません。南口の右手にあるチケット売り場の2番カウンターでソロまでのチケットを購入。
8:45発でソロブラパン駅まで8,000RP(約80円)。1時間以上乗る料金とは思えません。



待合室は屋外のベンチです。
列車はソロからこのジョグジャのトゥグ駅に着いて、10分後くらいに折り返し運転のようです。

トゥグ駅の次の駅で満席になりました。その次は空港駅で、
その後はソロブラパン駅の手前で多くの人が降りるまで、ほとんど停車しません。急行だったのでしょうか。


ソロブラパン駅

終点のブラパン駅に降りると、タクシーやペチャの攻勢です。
王宮まで、タクシー40,000RP、ペチャなら30,000RPと言います。
ペチャ20,000RPと粘っても駄目で、面倒なのでOKしてカススナン王宮に向かいます。


この写真を撮ったときにハプニング

市場の横を抜けて、カススナン王宮のチケット売り場に着きます。
ペチャを降りて、記念撮影をするときに、うっかりして足がバイクのマフラーに接触しました。
すぐにペットボトルの水をかけますが、だんだん酷くなっていきます。

チケット売り場には4,5人の男女がたむろしていましたが、そこの椅子に座らせて貰うと、
男性の一人が日本語で、「火傷にはプラセンタがいい。」と言います。
すると横にいた女性が外にいた知り合いを呼びつけて薬を買いにやらせました。
プラセンタという塗り薬を塗って、料金を払おうとすると要らないといいます。


日本語の達者な男性


チケット売りの女性

薬の箱を見ると12,500と数字が書いてあります。これが料金でしょう。
15,000RPを出すと、それでも要らないと言います。
そういうわけにはいかないので、なんとか押しつけて礼を言いました。
3,4人で本当に心配してくれて、薬まで買ってくれて、親切が身に沁みました。

痛みがあるので、王宮の見物も早々に済ませ、歩き方にある店で昼食を摂り、
薬局の場所を聞いて、ガーゼとテープを買いに行きました。
言葉が通じずに悪戦苦闘。傷を見せてN氏のボディーランゲージでやっとゲットしました。
そこで応急に手当てをして、取り敢えずペチャで宿に行きます。


薬局の娘たち

この宿はまだ新しい感じなのだが、フロントの女性たちが慣れていない上に、英語がよく分からない。
何とか部屋に入って傷を見ると、かなり紫色に変色しています。
シャワーを浴びるには傷口一帯にラップを巻いて防水する必要があるんです。


フロント嬢たち、とてもそうは見えません

しばらく休憩の後、すぐ近くにあったショッピングモールでラップを買い、
帰りに、ホテルのフロント兼レストランでビールを買って前のテーブルで喉を潤すことに。
女性たちがドーナツのような菓子を食べていたので、2つ頂戴というと、袋ごとくれました。


モールでラップフィルムを購入

怪我のせいか、出かける気分になれず、そのうち激しい雨が長引いて、出られなくなりました。
夕食は、小降りになった時に先程のモールの上階にあるフードコートで麺を食べ、
翌朝食用のパンを買って帰りました。

ソロではバティックの体験をする予定だったが、思わぬハプニングというか、
ちょっとした不注意で火傷してしまったために全てが狂ってしまいました。
王宮以外に観光はできなかったが、その代わりに人々の親身に触れることができました。
N氏には申し訳なかったが、私にはあの人たちの親身が何にも勝るものでした。

ありがとうございます、皆さん。
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