ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

国酒の会

2019年05月29日 | 酒と料理と
今年の「国酒の会」のご案内です。
以下のパンフレットをご覧ください。

宿泊については、参加者自身が予約するようになっています。
阿蘇プラザホテル:0967-32-0711



日本酒の種類も多く、料理も美味いです。
酒好きには堪えられないイベントです。
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徳島に行こう

2019年05月27日 | 日記(?)
現役当時の研修仲間との会合は、今年は四国在住の一人が幹事だったので、琴平温泉になった。
せっかくの四国なので、まだ足を踏み入れてない徳島に行くことにした。

1日目は、久しく会っていない岡山に住んでいる学生時代の後輩に会うことにした。
熊本駅から新幹線の「さくら」で約2時間半、5時前には岡山に着いて、ホテルにチェックイン。


お久しぶりです、桃太郎さん

6時過ぎに後輩がホテルに訪ねてくれて、1階にある居酒屋で3時間近く歓談した。
未だに現役で活躍している後輩に敬意を払って別れる。

若干飲み足りない思いでいたので、少し歩いて「290バー」(?)だったかに入る。
全品290円ということか、ロングカクテルを1杯頼んで、チーズをつまみに飲む。

安い店だからか、若者が多い。
最近は、海外の一人旅も多くなって、一人で店に入ることも多いので、
客層がどうであれ、特に居心地の悪さは感じない。
いろんな場面で、「年寄りだから、ま、いいか」と開き直ることが多くなった。

たっぷり酔っ払って、宿に帰る。
いい夜だった。

翌日は、快速と特急を乗り継いで、瀬戸大橋を久しぶりに渡って徳島駅に着く。
徳島駅から歩いて「阿波踊り会館」に着く。
ここで眉山公園行きのロープウェイに乗ろうとするが、続々とやってくる団体旅行客のせいで、待ち時間が長い。

諦めて、隣にある天神社にお参りする。
こういうこともあろうかと、持参した御朱印帳に御朱印をもらって、再度会館へ。
やっぱり人が多い。
眉山公園はすっぱりと諦めて、1階の土産品店で、
上さんには阿波藍の小銭入れ、自分には「しじら織り」の文庫本カバーを購入する。


天神社

駅までの帰り道に、AWAブリュアリーの店に寄るも、ランチタイムの営業はないとの張り紙。
がっくりきて、徳島駅内で昼食を摂ることに。
駅に来てみると、地下バルの案内板がある。
それにつられて地下へ行く。

なんと、その一角にAWAブルアリーが店を構えているではないか。
しめしめ、早速お試しセットの3種のビールを注文。
つまみは、自家製のカリーブルスト。
ドイツ旅行中に何度か食べたカリーブルストは懐かしく、地ビールも美味しゅうございました。


徳島駅構内にあるAWAブルアリー

この日は、徳島駅を2時過ぎに出て鳴門駅で研修仲間の友人と落ち合うことになっていたが、
鳴門までの列車が一緒だったので、徳島駅からずっと話しながら鳴門駅に着いた。

鳴門駅前のバス停で鳴門公園行きのバスを見ると、2時28分の便がない。
近くにいた年配の女性が、今年の3月に改正があって、この時刻表が一番正確だよと教えてくれた。
つまり、ネット上のサイトにあった時刻表は1年前のやつかい!
結局30分後の2時58分のバスに乗る頃には雨が強くなっていた。

終点の鳴門公園から大鳴門橋の下部に設置されている「渦の道」に行く。
510円の入場料を払って、全長450mの遊歩道を行く。
一番先には展望室があり、そこまでは結構な距離なのだ。

所々に、足下に強化ガラスの床があって、割れないとは分かっていても足を乗せられない。
高い所が苦手で、のぞき込むだけで膝の力が抜けそうになる。
今日は中潮だそうで、はっきりした渦は見られなかったが、それなりの迫力は感じられた。


足がもぞもぞとする高さです

取りあえず渦潮は見たということにして、バスで鳴門駅まで帰る。
駅近くのホテルにチェックインして、6時から外に出る。

2人で駅前にある「魚民」に入り、鰹のたたきや何やらで飲んだが、
私は昨夜の酒の影響か、なかなか杯が進まない。
友人には大いにやってもらい、9時前にはホテルに帰る。

3日目は、私は大塚美術館へ行き、友人は高松に帰り、栗林公園と丸亀城を観光ということで、
出発時間が異なるので、朝食も別々だった。
9時半過ぎのバスで昨日同様、鳴門公園行きのバスに乗り、大塚国際美術館前で下車する。


ここが入り口で、地下3階になる

10時前に着いたが、すでに貸切バスも来て、たくさんの人がいる。
驚きの3,240円という入場料を支払って、バックパックをコインロッカーに預けて館内に入る。

入ってから出るまで、その規模の雄大さに驚きの連続。
よくぞこんなものを作ったものだ。
結構な目の保養をさせていただき、地下1階のレストランでカツカレーを食べて12時過ぎに出る。
ゆっくり見れば、1日は必要だろうという広さと作品の規模でした。


地下2階でまず圧倒されるのが、システィーナ・ホール


見学遠足の小学生か、大きな絵の前で立ち止まっている


フェルメールの部屋にあるデルフトの風景。もちろん真珠の耳飾りの少女もあります


ミレーの作品


その青が大好きなセザンヌの静物もあります


7つのひまわりの部屋には、ゴッホの幻のひまわりがあります。
かって日本人が保有していたひまわりの絵は、第2次世界大戦で焼失したものを原寸大で復元したものです


美術館の1階部分の広場からは海が見えます


本館1階にあるピカソのゲルニカ、その大きさに圧倒されます
モナリザの微笑を始め、数々の名画が原寸大で陶板に転写された陶板画として展示してあります。

バスは鳴門経由で徳島駅まで行くので、そのまま鳴門をスルーする。
徳島駅ではしばらく余裕があったので、またもやAWAブリュアリーで、昨日飲めなかったビールを味わう。
昼食後なので、つまみはない。


昨日飲めなかった「ベリーヴァイセ」をいただく。美味しゅうございました

阿波池田経由の特急で、終点で土讃線に乗り換えて琴平駅に着く。
駅から徒歩約10分で温泉宿の紅梅亭に着く。
男5人部屋に行くとすでに3人先着していて、一緒に風呂に行く。


琴平駅から金比羅さんに続く道

風呂ではイギリスから来ている男性としばらく話す。
日本はファンタスティックだそうだ。
温泉も2回目ですっかり満喫している様子。よかったよかった。

金比羅さんを抱える観光地の宿だけあって、外国人観光客の団体や中国人旅行者も多く、
日本人団体旅行者のバスもたくさん入っている。
10連休の後の土日でも満室というのは驚きだ。

6時半からの宴会は約2時間半で終了し、その後は男部屋に集まって、
来年の幹事と会合場所の話し合いをする。
例によって、話は寄り道の行ったり来たりで、やっと東京近辺で幹事も決定。
なんと0時半に解散し、就寝する。

4日目の朝は、皆早くて6時前から声がする。
私は6時に朝風呂に行き、7時には集まって朝食に行く。
9時半の特急を予約していたが、1時間早い便に変更してもらい、岡山駅でゆっくりする。
帰りも新幹線のさくらで熊本に帰る。

今年の研修仲間との会合は終了。
ただ、女性仲間のご主人が入院中で参加できなかったのと、
男性仲間のお父上が4月末に亡くなって参加できなかったのが残念。
来年は皆無事な顔を見せ合いましょう。
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13年ぶりの開栓

2019年05月07日 | 酒と料理と
10連休も終わりましたが、ひたすら引きこもっていました。
動くのは連休終了後です。何しろ、1年中連休の身ですから。

3日には福岡から娘家族が5人でやって来たので、BBQをしました。
イカの一夜干しと野菜以外はほぼ肉なので、ビールのあとのワインは赤を用意しました。
2006年の井筒ワイン、コンコードの中口。一番安価なワインです。

なぜか開けるのを躊躇って、躊躇っているうちにより開けられなくなって、
2012年の水害による床上浸水の時に、ぷかぷかと部屋で浮かんで、ラベルは哀れな状態になっていました。
それからでも7年、あまり条件のよくない場所で保管していましたが、さてちゃんと飲めるのか。

ワインオープナーで何度か試したものの、コルクがすっかり劣化していて、全く抜けません。
仕方がないので、押し込んで、結局はコルクはワインの中に沈んでしまいました。
13年ぶりに空気に触れたワインは、味のわからない大人6人に配られ、
「へ~っ、飲めるじゃない」という素っ気ない感想をもらっただけでした。
この13年は何だったのでしょう?


アメリカ産牛肉と豚バラの塊。

孫たちに人気があったのは豚バラを焼いたもの。
それとイカの一夜干しは、焼くそばから売れました。
大人には牛の炭火焼きが好評で、小ジャガイモの焼いたのもおいしかったようです。

BBQの火起こしは私の役目で、いつも一発で起こします。
新聞紙、小枝、炭とだんだんに乗せ、新聞紙に火をつければ、
あとは団扇で炭に火が移るまで扇げば火起こしは完了です。着火剤は必要ありません。


火起こしに興味津々の孫たちは、団扇の順番待ちです

昨年の夏以来のBBQは楽しい一時でした。
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