ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

くまもんの国から、お得情報を

2015年04月24日 | 旅行
さて、熊本県といえば、くまもん。
2011年に九州新幹線の開通をきっかけに生まれたゆるキャラです。



そのくまもんが紹介するVISITくまもと県のサイトがこちら。
http://kumamoto.visit-town.com/
ここにすっごいお得な情報あるのですが、皆さん知っていますか?

このページをスクロ-ルすると、「くまもっと楽しむ券」ご利用ガイドという案内が出てきます。
これをクリックすると、その概要や、利用施設などが分かります。

これを読んだあとにページを戻り、すぐ下にあるくまもっと旅行券という部分をクリックします。
そのページで「くまもっと楽しむ券」を購入できます。

何がお得なのかというと、例えば黒川温泉のお宿、
たいてい1泊が20,000円近い金額です。
これが半額の10,000円以下で泊まれるというのです。

早速利用させて頂きました。
今回、私が幹事で黒川温泉に泊まるのですが、1人16、000円が半額の8,000円になりました。
10人で泊まりますので、160,000円が80,000円になった勘定です。
その分たらふく飲めます。

8月に友人と天草に参ります。
普通には泊まれないような高い部屋を予約しました。100㎡の部屋に、
ツインベッドルームが2室で、屋内・露天の風呂付きという
貧乏旅行を一生のポリシーとする輩には考えられない宿です。
予約したことで天罰が当たりそうな気さえします。

安い宿は安く泊まれるので、この券を使うなら、
普段は決して泊まれないような高い宿こそが狙い目なのです。
今のところ、今年限りのイベントです。

いつ売り切れるか分からない。いや、売り切れるということはないのかもしれない。
そこんところの情報はまだないのです。
ただ分かっているのは、現在ネットでしか販売していないということのみ。
お急ぎあれ。来てはいよ、熊本へ。
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この酒はなんと言っていいのか

2015年04月20日 | 酒と料理と
南部杜氏「佐藤企」純米吟醸酒ワイン酵母仕込み無濾過生酒。
ワイン酵母で日本酒を造るというのはかなりの冒険だろうと思うのだが・・・。

白ワインを飲む要領で、日本酒よりも少し冷ために冷やしておく。
これをワイングラスについで、まず香りを試す。
ほのかにフルーティーな香りだが、日本酒独特のフルーティーさとは若干異なる。
味わいは、日本酒度マイナス30度という、超が着くほどの甘口だが、甘みに重たさはない。
後口は爽やかで、確かにワインの感じはするが、やはり日本酒に違いない味を残す。

アルコール度は13度なので、日本酒の無濾過生酒の一般的な度数からすると3~5度低い。
それが後口の爽やかさにも繋がっているのか、そこのところは素人には分からない。



ともかくこの酒は、日本酒であって日本酒でなく、
ワインであってワインではない。
甘口の白ワインを感じさせるが、原料が葡萄でないことは香りで分かる。

さて、今日は新鮮な鮭のアラが売られていたので、1パック買って帰った。
少し手間をかけて、はら身とカマの部分を出刃で捌いて身を整える。
それに振り塩と、黒こしょうを粗挽きしたものをまぶしてしばらく置いておく。
1時間ほど後、水分を取って簡易燻製機(ガスレンジで燻煙できる)にセットする。
煙が出始めてから5分ほどでスモークサーモンができる。
しかも半生の焙り状のサーモンになっている。極上。

ワイン酵母の日本酒をワイングラスに注いで、このサーモンを肴に2杯、3杯。
もっとさっぱりした白身魚の方が合いそうだが、贅沢は言うまい。

この酒のインパクトは生半可ではない、そんな感じの酒でした。
機会があれば是非お試しあれ。

来年も作られるようだったら、また飲んでみたい酒の一つではある。
本当に日本酒の世界は奥深い。
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阿蘇の絶品

2015年04月13日 | 我が絶品シリーズ
私が住む町である阿蘇市に、「然」プロジェクトというのがある。
内容については、そのHPを見てもらうと分かるのだが、
この中に「阿蘇の百然」というページがあって、
ここに「然」に認定された人たちが掲載されている。


然のサイトからロゴをお借りしました。

以前私が絶品シリーズで紹介した豚肉、「やまとんファーム」の経営者も載っている。
国際味覚審査機構で、日本のミルクとして史上初の三つ星を受けた「阿部牧場」経営者もいる。
ドイツの食肉コンテストで金賞を取ったソーセージやハム、ベーコンを作る「ひばり工房」も。

そして、年間にとてつもない量の米を使っている食堂がある。
「いまきん食堂」、平日でも長蛇の列が当たり前の光景になった、赤牛丼の名店である。

自薦他薦を問わず、「然」プロジェクトの理念に叶う人は認定されるのだ。
私も自薦しようかと思ったが、プロジェクトの理念の何一つ当てはまらなかった。
ん~ん、阿蘇に帰って30数年。ただ阿蘇市に住んでいるだけの人間だったのか、
と改めて認識したようなものである。

個人で旅をしようということに関しては自信があるのだけどなぁ。
世界一周しようという人には結構的確なアドバイスもできるし、
東南アジア旅行に関しては、何でも聞いて下さい、と言えるのだけど、
取り柄と言えるのはそれくらいで、「然」にはかすりもしないようだ。

さて、馬鹿な話はそれくらいにして、
実は最初に書いたように、阿蘇の絶品を作っている人がこの「然」サイトに沢山いるのだ。
一度ここを訪なって下さい。アドレスは以下です。

http://aso-zen.com/
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孫とホーチミン 4日目

2015年04月08日 | ベトナム2015
いよいよ最終日。
実は、ホーチミン市内の観光はほとんどしていないのだ。
再びベーコンに戻った朝食を、今日はゆっくり食べて9時頃外出。

ファングラーオ通りに停まっているタクシーに乗り込み、サイゴン大教会へ行く。
この運転手がとんでもない奴で、かなり遠回りをしている。
途中で、おいここだぞ!と日本語で言って、写真を見せると、OK、OKというばかり。
you go far way! と言っても、OKOK。英語もままならない。

結局、4万ドンそこそこの距離を倍の料金を支払うことになった。
孫が一緒だったので、文句を言って下手なトラブルになるのは避けたかったので、
業腹ではあったが、メーター分の支払、外に出てからタクシーの番号をメモ取りする振りをすると、
そそくさと離れて行った。



気分を取り直して、教会を見て、すぐそばの郵便局に入る。
絵はがきを買って、孫がお小遣いをもらった祖母(妻)と曾祖母にお礼状を書いて出す。
日本に着くのはとっくに帰った後だが。



VINASUNタクシーにぼったくられたので、マイリンタクシーを探して、デタムに帰る。
ホテルをチェックアウトして、TNK紹介のゲストハウスに行く。
キャンセルしてUさんご夫妻と同じ宿に入ろうかと考えてその旨伝えようとすると、
ここの女主人がすごく人の良い方で、「ちょっと待って、すぐ部屋を準備するから」と、
「いや、もういいですから」と口を挟む暇もなく階段を上って行った。
もういいや、ここで。と言う気分になって準備ができた部屋に入ろうと階段を上っていると、
途中に日本人女性が部屋から出て、バッタリ。
「ここのおばちゃんがめっちゃいい人なんで、延泊しようと思っているんです」と。

とりあえず部屋に落ち着き必要な荷物だけ出す。
1時近くなったので、今回の主目的であるQUAN94にカニ料理を食べに行くことに。
カニつめ肉のタマリンドソース揚げ、ソフトシェルクラブのから揚げ、カニチャーハン。
孫はココヤシジュース、私はビア。
結構な値段だったが、ベトナムのカニを堪能。特にカニチャーハンに入っているカニ肉は半端じゃない。







タクシーでベンタンまで帰り、近くの公園で孫が遊びたいというのでしばし休息。
暑くなってきたので、、デタムまで帰ると、再びUさんご夫妻と会う。
午後9時にシンツーリストの前で待ち合わせて、一緒に空港へ行くことに。

シャワーを浴び、部屋でのんびりした後、夕食は何がいいかというと、
昨日行った155Aがいいという。
春巻きチェーンのラップ&ロールにしようかと思ったが、
じゃあ、貝類を食べるかということで、再び酔っぱらいだらけの155Aに。







ししゃもフライにハマグリと巻き貝をオーダーし、ご飯は白飯に持参のふりかけで夕食。
満腹し、ホテルに帰ると既に8時40分になっている。
急ぎ荷をまとめて宿をチェックアウト。
デタムに出るとUさんご夫妻がちょうどシンツーリストに入っている。

すぐに追いかけて一緒になり、タクシーを拾う。
ここでも通りがかったマイリンタクシーを停めて空港へ。13万ドン弱のところ、
16万ドン払って、Uさんと割り勘する。

ほぼ定時に出発。
朝食は摂らずにできるだけ眠って5日目の朝7時15分に福岡空港に着く。
Uさんご夫妻とは、空港で別れる。
本当にありがとうございました。とてもすてきなご夫妻でした。
孫の体調不良で始まった旅も無事終了できて何よりでした。
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孫とホーチミン 3日目

2015年04月07日 | ベトナム2015
7時に昨日のベーコンがウィンナーに変わっただけの朝食を摂る。
TNKトラベルジャパンのメコン日帰りツアー(日本語ガイド)に参加するために、
7時30分に宿を出る。

ブイビエン通りに突き当たると、誰か手を振っている。
目をやると、一昨日一緒にバスで来た広島のUさんご夫妻ではないか。
通りの歩道にあるテーブルで朝食中である。

御主人に滞在中のホテルに案内してもらう。
翌日のフライトが真夜中なので、チェックアウトの午後0時から午後9時までくらい滞在するために安い宿を確保しようという魂胆なのだ。
ご夫妻がそうすると聞いていたので、じゃあ我々もその手で行くかと考えたわけである。
ホテルカードをもらって、別れてデタムのTNKのオフィスに行く。

既に数名の日本人ツアー客が待っている。
乗り込んだバスは混載ツアーで、後部に日本人が10名、他は各国の旅行者が25名ほど。
出発はしたものの、ファングラーオ通りでホテルからの参加者を待つこと30分以上。


まずは何とかという寺に寄る。暑い!

たいして見るべきところでもないところで写真でも撮って、
メコン川の川岸に着いて船に乗り込む。


島に渡って、ココナツキャンデー作りの手工業や、蜂蜜農場など、
18年前に一度来ただけのメコンツアーと内容がほとんど変わっていないのには唖然とした。






あのときは、今のシンツーリストがシンカフェで営業していたツアーに参加したものだ。
一人8ドルだったかな?ということは、英語ガイドのツアーだと、18年で3ドルほどしか値上がりしていないのか。
インフレ下のベトナムでは実に驚くべき価格かも知れない。


帰りはバスで橋を渡って帰るからか、午後4時半にはデタムに着いた。
少し早かったので、宿のある通りまで帰って、カフェのテラスで孫とお茶をしようと物色していたところ、
バイクに乗った男女のカップルに声をかけられた。
なんと、Uさんご夫妻ではないか。ベトナムマスクをして、すっかりベトナムのバイク乗りである。

Uさんご夫妻は、もう数回ホーチミンに来ていて、今回も観光はしないで、
毎日バイクを借りて、あちこちをウロウロして、のんびりと時間を過ごすのだそうである。
この溢れるバイクの洪水の中を運転するUさんには尊敬の念を抱いてしまう。
地方の町ならいざ知らず、ハノイやホーチミンでバイクに乗るのは考えられない。
こうやって、お互いに楽しそうに旅行の趣味が合うご夫婦はうらやましい限りである。

我々に声をかけてくれたのは、明日の宿をどうするかということだった。
Uさんが泊まっているゲストハウスは12ドルで、TNKトラベルのスタッフが紹介してくれたのが15ドル。
明日チェックアウトしたあと、午後の暑い中で9時間過ごすためには休むための場所が必要だ。
休むだけだから高い部屋は必要ない。
TNK紹介の方は明日にでも断りに行くか。

Uさんご夫妻と別れ、スイカのスムージーとサイゴンレッドビアで休憩し、
夕食は7時半を目処にサイゴン川のディナークルーズに行くことにした。


タクシーでマジェスティックホテルの船着き場まで行く。
だが、ベンゲー号のあの特徴的な船がない。
しばらくそこいらをうろつくが、他の船もない。今日は休みか、それともなくなったのか。
ないものは仕方ない。デタムに帰る。

小学5年生の孫娘を連れて入るような店ではないが、ブイビエンの先の155Aという店に入る。
ホーチミンお馴染みの店である。
概ね酔っぱらいのおじさんたちがビールを飲んでいる店で、
子どもにとっての環境としてはすこぶる悪い。しかしまぁ、ここはベトナムだ。


斜め前のテーブルにいたおじさんがぷいといなくなると、しばらくしてアイスクリームを手に持って帰ってきた。


それを孫に手渡してくれた。孫は大喜び。おじさん、自分の孫でも思い出したのかな。
手羽の唐揚げ、チャーハンもおいしく、満足して宿に帰った。
コメント (3)
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