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点滴注射は恐い?

2005年08月24日 | 雑記
毎日誰かが点滴したり、採血したり、病院というところは治療のために痛い思いをします。
あのアルコールの香りを嗅ぐだけで、恐怖が沸いてくるって方もいらっしゃるでしょう。
最近は、アルコールの綿に「ユーカリオイル」が添加されている製品もあります。
ちょっと癒されます。
ユーカリをラベンダーにしたらどうなのでしょう。

日本薬局方で定められているオイルなら添加できると聞きました。
いかがでしょうね。

生理検査室の方が言うには、脳波をとるときに使用するゼリーにはラベンダーがはいっているとのこと。
是非、アルコール綿にも入れて欲しいです。

また、私たちは、点滴の液が血管から皮下に漏れたときには、15度~17度で冷やす
という対処をしていますが、その際にラベンダーを使用するのはどうか、考えました。
昔々は、点滴漏れは温めていましたが、今は違います。
点滴漏れも、「皮下の炎症」だという考え方で、冷やします。
薬剤によっては、皮膚が潰瘍になったりすることもあります。
適切な対処方法をマニュアル化しているところです。

内科医師と皮膚科医師と、薬剤師とナースがメンバーです。
アロマはみなさん好きなので、是非取り入れてみたいです。

近いうちに学会で発表できたらと思っています。
根拠に基づく点滴漏れ時の対応です。
細胞毒性のある薬剤や、phの高いもの、低いもので対応はかわってきます。

日焼けの直後も冷やした方がいいという風に、点滴の漏れの後も30分冷やすことが重要です。
それによって、炎症の進行が違ってきます。

何でも研究ですよね
本当は漏れなければいいのですが、動く限り漏れやすいものです。
「漏れると痛いから、漏らさないでね」なんて言われると、緊張します。