匂いで犯人を捕まえる

先日、下記のようなニュースを紹介して頂いた。

　　わいせつ裁判「におい」で有罪　

　京都地裁、自衛官に判決 京都府宇治市で昨年６月、２０代の
女性の体を触ったとして、強制わいせつ罪に問われた
海上自衛官の判決が２５日、京都地裁であった。
公判では被害女性が犯人の顔をはっきりと見ていなかったため、
犯人の特徴として女性が記憶していた体臭が争点となった。
裁判官は「女性は犯人と被告のにおいが同一だと識別しており、
被告が犯人だと強く指し示している」と述べ、懲役２年執行猶予４年
（求刑懲役３年）を言い渡した。

　女性は公判で、自宅アパート前で襲ってきた犯人は帽子のようなもの
をかぶり、顔をよく確認できなかったと証言。「犯人が逃げた後、汗く
さい体臭がその場に残っていた。ボクシングのグローブに染みついた
においと似ている」などと語り、犯人が立ち去った後に現場で声をか
けてきた上村被告について「同じにおいがした」と述べた。

　被告は事件の約１カ月前に休暇をとったまま同府舞鶴市の部隊
に戻らず、宇治市内で野宿をしていたという。捜査段階では犯行をい
ったん認めたが、公判では否認に転じた。「叫び声が聞こえたので、駆
け付けたら女性がいた」などと無罪を主張した。

　しかし、裁判官は判決で、女性が記憶しているにおいについて
「程度がかなり強く、非常に特徴的な臭気。女性の判断は信頼に値
する」と認定した。


素晴らしいと思いませんか？
感覚を重要視してくれて・・・・・・・・・・・・・

「鼻がきく」ってことは、身を守ることにも繋がります。
動物の本能ですね。危険からは遠ざかるようになっています。

今の季節、花粉症の方々は、お困りでしょう。
匂いに鈍感になってしまいますから。
強い香りは感じることでしょうけれども。

自分にとって、いい香りは、きっと幸福になれるはずです。

　　人気blogランキングへ

緩和ケアのブログへ