ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士 上スティーグ・ラーソン早川書房このアイテムの詳細を見る |
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このシリーズの最終作。
読みながら、小説の中の警察・検察と報道の関係が私の中で、民主党の小沢問題や狭山事件の冤罪問題とリンクしてしまった。
「ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士」では、国益・国家機密と人権の問題。国家犯罪と冤罪。検察・警察による恣意的捜査起訴。
事実誤認の警察発表報道と検証報道の対立。情報源の秘匿と犯罪的情報収集。
などの問題が提起されていた。
読み終わって、やっぱりミレニアム4への伏線が引かれているように思えてならなかった。
なんだかな~、スウェーデンに行ってみたくなったな。