メトロ銀座線浅草駅の東武線方面の改札を出て、地下街の途中にあります。
立席6人分のカウンターのみです。
浅草も、仲見世や雷門近辺のお店は、伝統的な日本を感じさせる観光客目当てのきれいな新しいお店が沢山あります。
ところが、ここの地下街は昭和の雰囲気と香りをそのまま残しているんですね。
実にどうも、私はこう云うのが好きなんです。
かき揚げそば360円
茹でたてのそばと、揚げたてのかき揚げ、メチャ旨いですよ!
麺は、両国の本店で打ったものを、ここで、2分10秒かっきり茹で、直ぐに冷水って洗います。
汁のだしは、前日に日高昆布とかつお節・椎茸でとり、かえしを仕込み一晩寝かせるそうです。
ひとりで働いているオヤジさんが、
「今日は、200枚揚げたよ」
と、天ぷら鍋のかき揚げを作りながら教えてくれました。
200枚のかき揚げが、どれぐらい多いのかは私には判りませんが、
「朝から未だ飯食ってねえんだよ」
って、もう午後の6時じゃないですか。
朝は4痔起きで、一番電車で来るそうです。
オヤジさん、大丈夫ですか。
まったく、何もこっちからは聞かなかったんだけど、どんどん話してくれるんです。
「なぎら健壱も来てくれたよ」
「そこに置いといた、サインを誰かが持って行っちゃった」
なんて、お話のおまけまで付いてきた今日此頃、皆様如何お過ごしでしょうか。