このところ、なんだか腰が痛くてねぇー。
クスコ出身のペルー人に
Me duelen los riñones.
と言ってみたら、思っていた通り、首をかしげた。
では何と言えばいいのだろう。
ペルー人説:
Me duele la cintura.
スペイン人の先生にも試しに
Me duelen los riñones.
と言ってみたら、やはり首をかしげた。
和西辞書通りとはいえ、私も変だとは思っていたのよ。
「だって riñones って臓器の名前だよ。どうしてそこが痛むってわかるのさ?」
そうだよね~。腎臓だよね~。
でもね、実は私、ネイティブの人(どこの国だったか記憶にない)がそう言うのを聞いたことがあるの。その時辞書を引いて、腎臓と腰はいっしょなのか?と不思議だったわけよ~。地域差なのか、個人差なのか。
スペイン人説:
Tengo lumbago.
しかし、それが正しいという保証はないという。
「聞いたことはあるけど、ひょっとしたらガリシア語かもしれないし、カタラン語かもしれないし。」
…って、おいおいネイティブ。彼の手持ちの西和辞書を覗くと、確かにlumbagoは「腰痛(症)」と出ている。
「う~ん、Me duele la espalda. でいいと思うけど。cintura はまさに cinturón(ベルト)のあるあたりだけどね。そこが痛むかなぁー?」
(ウエストが痛い、とは日本語でも言わないが。)
家に帰って、白水社の現代スペイン語辞典を引くと
lumbagoは「激しい腰痛. ぎっくり腰」
え。いや、そんな大げさなモンじゃないっす。歩けるし。
これ、ロス・バン・バンの cintura シントゥーラ(キューバ音楽に合わせて腰をぐるぐる回すやつ)のせいではない。歳をとると疲れが遅れて出るようになるとはいえ、ロス・バン・バン見に行ったのって2週間以上前だし、いくらなんでも。。。いや、あり得るかな、あのときの立ち疲れ。
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