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バス生活

2007-03-18 | コスタリカの旅_2007
思いがけずサン・ホセにホームステイして「まったり生活」を満喫することになった私にとって、問題は「バスの乗り降り」であった。方向音痴で土地勘をつかむのに時間のかかる私にとって、バスを利用する生活は厳しい。

時刻表はないしバス停もはっきりせず、当然「次はどこそこです」などのアナウンスもないのに、現地の人たちはどうしているのか不思議である。屋根つきのバス停が並ぶ場所が中心街にあったが、どこ行きとも書いてないし、時刻表もなかった。「××行きのバスはここに来ます?」と誰かに聞けば "también"(~もまた)とのお答え。待っていたバスが来たころにはいつのまにか列が出来ていて、意外と秩序正しく乗り始めたのであわてて後ろについたりした。


サン・ホセにはこんな感じのバス停もある。

自分が降りる場所で timbre(ベル)を押すのもひと苦労だ。はじめのうちは運転士に「ここで降りたいの」とお願いしていたが、"Con mucho gusto"(喜んで)といってくれるやさしい人にあたることもあれば、黙視されることもあった。timbre というのがまたクセモノで、新しいタイプのバスにははっきりそれとわかるものがそこかしこにあるのだが、古いタイプのバスは「どうすりゃいいのよ~」という感じ。観察していると、バスの天井に前から後ろまで細めのロープが張ってあり、それをグイと引くとベルにつながるしくみのようだった。timbre をさがしてキョロキョロしていて肩をたたかれ、「ここよ」と教えてもらったこともあるし、「timbre はどこですか?私は××で降りたいんですけど」と隣の人に言うと、"Yo le aviso." (知らせてあげますよ)と、××が近づいたときにグイとロープを引き教えてもらったこともある。コスタリカ人は全般的に親切だと思う。バスの乗り降りに関しては本当に助けられたが、あと数日という頃にようやく慣れて自分で降りられるようになった。


これは、新しいタイプのバス。たまにドアを開けっぱなしで走ることもある。


料金の受け取りはこのような手作業なので、ワンマンバスの運転士はたいへん。小銭を整理して入れるスポンジのような台に注目。
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