とある、ヒジョーにご高名なセンセのご講演を、拝聴いたしました。
二度目です。
一度目のご講演の時、私の周りの方々は、その先生への不満を口にしていらっしゃったので、私は、そっちに驚いてしまいました。
その後、やはり、そのご高名な先生の、患者間の評判は、私が知る限りでは、かーなりイマイチな感じでした。
なので、あまり良いイメージを持っておりませんでした。
今回、二度目に拝聴して、私は、意外にも、この先生の考え方が好きになりました。
ご講演の後、質疑応答で、「せっかく、【高名な先生】に質問できるんですから、この機会にどうぞ!」との進行役の先生のご発言に、コントロールとかインスリンの持続時間についての質問をなさった患者さんがおいでになりました。
そして、そのご高名なセンセが回答されたのは、
「今の、その質問は、ご自身の主治医の先生になさってください。主治医の先生なら、その質問にきちんと答えられるはずです。私には、あなたのことは、何もわかりませんから答えようがありません。」
その先生のお答えを、どうお感じでしょうか?
私は、二つのことを考えました。
「主治医センセに訊くのが一番」は、ごもっとも。
私も、いろんな先生にご教示いただくことがありますが、私のコントロールに関することを質問するのは、診察料を支払っているセンセだけです。
( いえいえ、お金のことを言っているわけじゃないんですけど… )
ですが。
すべての患者が、主治医のセンセと、良好な関係ではないと思います。
せっかく、主治医の先生に訊けないことを質問したのに、拒否されたのではお気の毒ですよね?
私的には、こーゆーハッキリした物言いは好感度UPでした。