作出:日本/故鈴木省三,京成バラ園芸/1972年
生田緑地ばら苑の歴史
生田緑地ばら苑は、小田急向ヶ丘遊園の閉園に伴い、園内に整備されたばら苑を、
存続を求める多くの市民の声に応え、2002年(平成14年)に川崎市が引き継いだものです。
生田緑地の中に位置する本ばら苑は、周囲を多摩丘陵の樹林地に囲まれ、
360度の緑のパノラマと清涼な空気が体感できる「秘密の花園」として親しまれ、
バラの開花時にあわせ、春と秋の年2回開苑しています。
本ばら苑の歴史は古く、開苑は1958年(昭和33年)にさかのぼり、
当時は「東洋一のばら苑」と賞されました。
苑内にはバラ文化の豊かさを示す代表的な
四季咲き大輪種(HT・ハイブリッドティー)、四季咲き中輪種(FL・フロリバンダ)や、
つるバラ(CL・クライミングローズ)、四季咲き小輪種(Min・ミニチュア)
などが植栽されております。
これらのバラの育成管理については、
多くの市民ボランティアによって支えられており、本ばら苑の特徴となっております。
2008年(平成20年)、ばら苑開苑50周年を迎え、新たにイングリッシュローズコーナーを整備しました。
生田緑地ばら苑:参照
5月19日朝、小田急向ヶ丘跡地 生田緑地ばら苑に行って参りました
あいにく雨模様でしたが、雨の中そこそこバラ愛好家が観賞されていらしゃいます
私は今でこそバラから遠ざかっていますが
今は亡き鈴木省三先生のバラを頂き、バラ園の真似事をしたことがございます
topフォトは故鈴木省三先生の作出から「新雪」☟は「羽衣」
ランダムですが観賞順に投稿します
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ガーデン パーティー(HT)
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アンジェラ
四季咲きのピンクのつるバラ
Angela クライミングフロリパンダ
1984年 コルデス ドイツ
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オジリア Osiria 1978年/ドイツ
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花弁の表面が赤で裏面が白と色別れしている珍しい品種
蕾の時は白、開花が進むにつれて赤色の花が現れる
弁質が強く雨などにも花型が崩れない
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Cherry Bonica
2013年 メイアン フランス
大きなサクランボを思わせるような、ローズレッドの可愛らしいカップ咲きの花
リッチフィールド エンジェル(ER)
イングリッシュ・ローズ
花がひらいていくと、カップ咲きに近いロゼットカップ咲きになっていきます
クリーミーアプリコットのワックス状の外側の花弁が小さな花弁を取り囲むように並びます
咲き進むとドーム状になり、クリーミー・ホワイトになってゆき
塊でみると、ほとんど白に見え、大きな丸みをおびたシュラブを形成
花はうつむき加減に咲き、素晴らしい風情をつくりだします
香りは軽めですが、一時的に強いクローブの香りがします。花弁数40枚くらい
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新雪
バラらしい花形の白の四季咲きつるバラ
病気に強く、日陰でも良く咲く白のつるバラ。日本の気候によくなじんだ新雪です
数輪の房咲きになるピンク色のバラ
青リンゴのような香り
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緩やかなカップ咲きのシルバーピンクのバラ
第11回 1997年 ベネルクス3国大会で、殿堂入りをはたしたバラ。
つるばらは一季咲きが多い中、「ニュードーン」は繰り返し咲き。
New Dawn LCl
1930年 Somerset Rose Nursery アメリカ
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永遠の野バラ
3回に分けて投稿予定