9時開店、2時間前から並んで買った「行者餅」
東名・御殿場過ぎ辺り走行中、先発で京都入りしていた子から
日持ちは当日までだけど「行者餅」何個いる? と、朝5:30にラインが入った
なになに、早起き苦手な子が、並んでくれてるの (゜o゜)
祇園祭宵山
7月16日限り販売
「行者餅」、2時間前から並んですでに50人ほどの列の写真添付
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京都東ICから、11:00頃
柏屋光貞の前を通過、写真を撮った
まだまだ長蛇の列、
子は2時間並んで2時間私たちを待ち、、暑い古都で忍耐漬け、
(喫茶店で朝食しながら待っていましたから、、)
「行者餅」を知って10年は経つだろうか、
当時は予約販売だったが、その後抽選になり買うチャンスがなくなり
当たったとしても京都行が無理な時は和菓子愛に燃える知り合いに譲ったり、、、した
2017年からか?予約なしで、、
昨年は確認電話すると、店主様よりコロナの影響で販売中止であることを京都弁で知った
85歳の父 Instagramで拡散
「皆様には、御迷惑とは存じますが、毎年7月16日販売を嘉例としております『行者餅』を今年度は中止せざるを得なくなりました。
実に、1806年以来216年間で戦中を除き発売中止は、初めての経験でございます。
実は、家族一同がコロナウイルス感染いたしまして、緊急入院し本日、退院してきたばかりです。」
投稿主は、中川さんの父・タ津也さん(85)。
7月4日に家族5人の感染が分かり、タ津也さんらは入院した。
幸い1週間ほどで回復したが、十分に準備する時間はなかった。
店には、ホームページ等はなく、緊急の告知手段をはない。
「暑い中、早朝から来てもらったら気の毒だと思って」。
少しでも多くの人に伝えようと、自身のInstagramで知らせた。
行者餅の由来
文化3年(1806)の夏、京の都に大疫病が流行し、ちまたは忽ち大混乱をきたしました。
丁度、柏屋の先代が山伏として大峰山廻峰修行中に霊夢を授かり、
帰洛後、その夢のお告げ物を造り 祇園祭の山鉾の中なる「役行者山」にお供えし
古知縁者にも頒配したところ、その人々は疫病から免がれ、無病息災の霊菓であると喜ばれました。
今も、これを「行者餅」と名付け
年に1度「役行者山」巡行の前日、 宵山の1日だけに販売されています
「役行者山」では、宵山に聖護院さんの山伏が お護摩を焚かれます
その山伏さんに材料や機械をお祓いしてもらってから作られているそうです
八坂神社前を通過、合流した子とお昼ご飯「中華のサカイ」へご褒美
ホテルで「行者餅」を頂く
今年の祇園祭はインバウンド観光客が戻り、京都を益々暑くしています。
さすが「行者餅」行列に並んでいる外国人はみませんでした。
「行者餅」は材料や機械をお祓いしてから作りますので大変価値のある和菓子のようです。
京都らしい!、まさに!
持ち帰りはできず、ホテルでパクリと頂きましたよ。