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☆新緑萌ゆる京都大原 * 三千院

2019-05-18 | ♥京都・奈良の旅

 


新緑萌ゆる佳き日、京都にいました

静寂に包まれていた門前にまぶしい朝日が差し込むと、柔らかい若葉の香りが漂って

何度目かの京の里山を、てくてく歩いていました

 

京都大原 三千院

 

    

 

 御殿門ごてんもん)

三千院の玄関口である御殿門は、高い石垣に囲まれ

門跡寺院にふさわしい風格をそなえた政所としての城廓、城門を思わせる構えとなっています

 

 拝観時間(9:00~17:00)

 

 

 客殿

 西側の勅使玄関(ちょくしげんかん)から続く書院で、大正元年に修補されました

 明治39年、客殿各室には、当時の京都画壇を代表する画家たちの襖絵が奉納されています

 

 

聚碧園(しゅうへきえん)客殿の庭園

聚碧園は池泉観賞式庭園

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お点前一服 

 

 

 

  

 

 

 宸殿

 本尊は薬師瑠璃光如来(やくしるりこうにょらい)伝教大師作で、秘仏となっております

 

 

 

有清園 (ゆうせいえん)

宸殿より往生極楽院を眺める池泉回遊式庭園 

 

 

 

 

 

石楠花シャクナゲ) 

 

 

 

 

 往生極楽院

三千院の歴史の源とも言える簡素な御堂です

 平安時代、天台浄土教の大成者である恵心僧都源信が、父母の菩提のため、姉の安養尼とともに建立したと伝えられます

 往生極楽院に祀られている阿弥陀三尊像はお堂に比べて大きく、堂内に納める工夫として、天井を舟底型に折り上げていることが特徴

その天井には現在は肉眼ではわかり難いものの、極楽浄土に舞う天女や諸菩薩の姿が極彩色で描かれており

あたかも極楽浄土そのままを表しています

※建物は重要文化財、阿弥陀三尊像は国宝に指定されています

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 わらべ地蔵

往生極楽院前の苔に覆われたところに、わらべ地蔵の庭があります

わらべ地蔵は石彫家の杉村孝氏の作品で、苔の上や池のふちに6~7体あります 

その苔むした様子からは意外な感じを受けますが、平成になってからおかれたようです

今では、すっかりお庭になじんでいます

 

 ※杉村孝氏は、静岡の方なので東海地方のたくさんの寺院にわらべ地蔵さんがおられます。

特に、静岡市の寶泰禅寺にはすごく多くのわらべ地蔵さんが、しかもユニークなお地蔵さんがおられます。

京都では、南禅寺塔頭の牧護庵にも置かれていますが、門前のわらべ地蔵以外は、門内のお庭の中にあり拝観することはできません。

出典:京都を歩くアルバム

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 シャガ

 

 

 オオハラキク

 

 

  シャクナゲ

 

 

 オダマキ 

 

 

  シャクヤク

 

 

 

 

金色不動堂 

本尊は、秘仏金色不動明王で智証大師作、重要文化財に指定されています

 

 

 ヤエヤマブキ

 

 

 ケマンソウ(タイツリソウ)

 

 

ツツジ

 

 

 

 

 

 

 

六地蔵


「六地蔵」は、全ての生命は六種の世界に生まれ変わりを繰り返すという

仏教の六道輪廻の思想に基づき、六道にいる人々を救う地蔵のこと

 

 石仏の前、律川を渡ったところに、小さなお地蔵さんが石の上におられます

川沿いに歩いていくと以前からの2体のお地蔵さん

ここ最近、このお地蔵さんの前に多くの小石が積まれています

 

 

 

そして、その奥にも最近、6体のお地蔵さんが新しく加わったようです

どこかで見かけたような日本人の懐かしいお顔、確かに笑みがこぼれ救われます

 

 

六地蔵は 仏語。

六道のそれぞれにあって衆生の苦しみを救う6体の地蔵菩薩(ぼさつ)。

地獄道の檀陀(だんだ)、餓鬼道の宝珠(ほうじゅ)、畜生道の宝印、

修羅道の持地(じじ)、人間道の除蓋障(じょがいしょう)、天道の日光の各地蔵菩薩とするが、異説もある。

 日本大百科全書解説より

 

 

 

 おさな六地蔵

(拝観者が、見た目通りの地蔵名を付けたのでしょうか?)

 

 「お花地蔵」

 

 

 「笑み地蔵

 

 

 「良寛地蔵」 

 

 

 「鳥地蔵」 

 

 

 「○○〇地蔵

ウフフ、、人々の苦しみを救ってくれます~

 

「猫地蔵」 

 

 

 

おさな六地蔵は宮崎県日南市在住の彫刻家・橋口弘道氏の作品です

様々な素材を用いて主として仏像を制作

都城市立美術館前に宮沢賢治の「雨ニモマケズ」を意識した不軽菩薩という作品があります

 

 

 

阿弥陀石仏(売炭翁石仏)

この石仏は高さ2.25mの単弁の蓮華座上に結跏跌座(けっかふざ)する、定印阿弥陀如来(じょういんあみだにょらい)

おそらく「欣求浄土(ごんぐじょうど)」を願ったこの地の念仏行者たちによって作られたもので

往時の浄土信仰を物語る貴重な遺物です 

 

 

石仏の前の苔むした岩に可愛いお地蔵さん2体 

 

 

 大手毬

 

三千院の歴史の源、往生極楽院の御堂 まで戻ってきました

 

 

 

 

次は実光院へ

 

参考資料:天台宗京都大原三千院 公式サイト 

 

 

= 御朱印 =

 

 



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