熊野国総鎮守 大馬神社
新宮方面から国道42号線を尾鷲市方面へ車を走り、獅子岩を過ぎ井戸川手前で左折
県道34号線をさかのぼり大馬谷口を右折、対向車が来ないことを祈りながら細い山道を進む
神社の太鼓橋前に駐車スペースがありました
当日は曇天で、前日は雨が降ったようでとても蒸し暑かった
立ち並ぶ巨木の杉は、神聖な神域を感じさせ
迎え入れる人たちを静寂に導いてくれています
正面に社務所、右手に神社への参道が続きます
杉の大木に囲まれた参道
参道沿い下は小川が流れ、滑りそうな石畳みを進んでいくと
小さな社殿・木々の背後に見事な清瀧が見えます
「鬼ヶ城」の鬼が坂上田村麻呂に退治され、その鬼の首を地中に埋めた
その上に社殿を建て当時の熊野国総鎮守としたのが、この「大馬神社」とされています
鬼つまり、賊の名は多娥丸(たがまる)
鬼ヶ城に隠れ住み、熊野の海を荒らしまわり、鬼と恐れられた海賊です
また大馬神社に狛犬はなく
はるか離れた海岸の獅子岩が、昔から大馬神社の狛犬と見立てられています
白い石は御白石(おしらいし)といい、神さまにより近い場所に敷かれ、
水たまりができるのを防ぎ、雑草が生えにくくするなど、神前を清浄に保つ意味があります
気が付かなかったが、斜度は急ですね(下り)
サルノカシカケ・・・
順序が違うが、帰りに禊場に寄りました
↓
みそぎ場
サワガニが目の前を・・・
スギコケの上にイワヒバ
参道の下、大馬神社遥拝所
通ってきた山道(駐車場より撮影)
鬼の首の上に神社とは、さぞかし強い崇りや怨霊が懸念されたのでしょうね
清めたまえ・・・
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