新生フォ~☆シーズン~☆

☆愛しきものたち
☆旅行・芸術・植物・生き物が好き
☆山歩きと古社古刹巡礼
☆たんこ(永眠)/みんこはサクラ猫

☆熊野市の古社 * 大馬神社(おおま じんじゃ)

2020-09-23 | ♥南紀 * 熊野三山参詣 (熊野古道)

熊野国総鎮守 大馬神社

 

新宮方面から国道42号線を尾鷲市方面へ車を走り、獅子岩を過ぎ井戸川手前で左折

県道34号線をさかのぼり大馬谷口を右折、対向車が来ないことを祈りながら細い山道を進む

神社の太鼓橋前に駐車スペースがありました

 

当日は曇天で、前日は雨が降ったようでとても蒸し暑かった

立ち並ぶ巨木の杉は、神聖な神域を感じさせ

迎え入れる人たちを静寂に導いてくれています

 

 

正面に社務所、右手に神社への参道が続きます

杉の大木に囲まれた参道

 

 

 

参道沿い下は小川が流れ、滑りそうな石畳みを進んでいくと

小さな社殿・木々の背後に見事な清瀧が見えます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「鬼ヶ城」の鬼が坂上田村麻呂に退治され、その鬼の首を地中に埋めた

その上に社殿を建て当時の熊野国総鎮守としたのが、この「大馬神社」とされています

 

鬼つまり、賊の名は多娥丸(たがまる)

鬼ヶ城に隠れ住み、熊野の海を荒らしまわり、鬼と恐れられた海賊です

 

 

また大馬神社に狛犬はなく

はるか離れた海岸の獅子岩が、昔から大馬神社の狛犬と見立てられています

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

白い石は御白石(おしらいし)といい、神さまにより近い場所に敷かれ、

水たまりができるのを防ぎ、雑草が生えにくくするなど、神前を清浄に保つ意味があります

 

 

 

気が付かなかったが、斜度は急ですね(下り)

 

サルノカシカケ・・・

 

 

順序が違うが、帰りに禊場に寄りました

みそぎ場

 

サワガニが目の前を・・・

 

スギコケの上にイワヒバ

 

 

参道の下、大馬神社遥拝所

 

 

 

 

 

 

通ってきた山道(駐車場より撮影)

 

 


鬼の首の上に神社とは、さぞかし強い崇りや怨霊が懸念されたのでしょうね

清めたまえ・・・

 

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿