左から、霧藻ヶ峰、白岩山、雲取山
妙法ヶ岳・白岩山・雲取山の三つの峰は「進龍」という
綺麗に連なる高い山々の形勢を持ち、富士山から東京へと流れる強い龍脈上にあるという
秩父市の麓から山を登った山奥は
ここのところの冷え込みで凍結していないかが気になった
三峯神社へは毎年、登拝しているが昨年度は年を越してしまった
新年のごあいさつと、祓い清めるご祈祷でお参りした
三峯神社の神域には、信者によって古くから奉納されたオオカミ像が
奥宮を入れると少なくとも12対はあるそうだ
お参りするたび、気に入ったオオカミ像を投稿していたが
今回も前回の説明補足しながら、同じパターンで進めよう
四柱鳥居前のオオカミ像
大駐車場から神社の境内への入口
昭和45年(1970)5月 横浜市魚又講奉納
寄居町石匠 中川仙石
手水舎でのお清めは
「祓い給え、清め給へ」三度唱えて
中参道から石階段の途中、境内(拝殿)への入り口
鳥居の青銅と同じ青銅、初めての撮影かもしれない
弘化2年(1845)建立、江戸木場竪川講奉納
青銅のオオカミ 奉納:葛飾講
秩父地方には狛犬ではなく狼を神犬とする神社が10数社ある
いわゆる真神(まかみ)という古名は現在は絶滅してしまった日本狼が神格化したものといい
別名大口真神(おおぐちまかみ)とも呼ばれる
真神は古来より聖獣として崇拝され、大和国(現在の奈良県)にある飛鳥の真神原の老狼は
大勢の人間を食べてきたため、その獰猛さから神格化され、猪や鹿から作物を守護するものとされた
人語を理解し、人間の性質を見分ける力を有し、善人を守護し、悪人を罰するものと信仰された
また、厄除け、特に火難や盗難から守る力が強いとされ、絵馬などにも描かれてきた
拝殿
青銅鳥居
(拝殿から振り返って)
撮影できなかったが、御仮屋の中、祠の左右
親子オオカミ 愛しきものの原型、いいわぁ♡
末社大山祇神社をお守りするオオカミ像
こんなに小さな守護オオカミなんです
久し振りに再会 (*^^)v
今回は正面を
手作りボンボリマフラーが温かい
歯抜けで怖いお顔、横からでは、なんと愛らしい
石工 奈倉(現:小鹿野)見〇?栄吉
☟の奥宮遥拝殿 鳥居の両サイドのオオカミ像は、☝と似ていると思いませんか
同時代の作品か?あるいは真似て作ったか、、石工の名前が違うのだけは分かっています
奥宮 遥拝殿
奥宮遥拝殿 鳥居の左右の崖上
今まで逆光だったり、草木が覆い撮れなかったオオカミ像
鳥居の左右の崖上に、秩父の名工、森玄黄齊(1807-1886)作
三峯神社奥宮(黄色線↓)
妙法ヶ岳山頂(1322m)
帰路、圏央道⇒中央高速八王子過ぎ辺り、ビルの隙間にまん丸の月が見えた
冬の夕闇に、絵本のようなサーモンピンクとオレンジがかったような、、
前日が満月だったのですね、きれいでした
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