ほくほく線:松代駅前、草間彌生作品「花咲ける妻有」
「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」とは
「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」は、
過疎高齢化の進む日本有数の豪雪地・越後妻有(新潟県十日町市、津南町)を舞台に、
2000年から3年に1度開催されている世界最大級の国際芸術祭です。
農業を通して大地とかかわってきた「里山」の暮らしが今も豊かに残っている地域で、
「人間は自然に内包される」を基本理念としたアートを道しるべに里山を巡る新しい旅は、
アートによる地域づくりの先進事例として、国内外から注目を集めています。
前回2015年は約51万人の来場者数を記録し、約50億の経済効果や雇用・交流人口の拡大をもたらしています。
参加作家44の国と地域335組(うち29の国と地域165組が新作)
アート作品数378点(うち過去に制作された恒久作品206点)を巡る旅
会期 7月 29日(日)~ 9月17日(月) :51日間
最終もあと5日と迫った日に出かける
東京駅 ⇔ 越後湯沢駅 (到着後は各エリア移動)
【新潟・越後湯沢】大地の芸術祭オフィシャルツアー・カモシカぴょんぴょんコース
~里山・土木編~ (昼食付)
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今日のスケジュール
10:00作品見学スタート。ガイドによる作品解説付。
〈見学作品〉
・マ・ヤンソン/MADアーキテクツ《ペリスコープ》《ライトケーブ》
・越後妻有清津倉庫美術館
・磯辺行久「信濃川 水の路プロジェクト」
・磯辺行久《サイフォン導水のモニュメント》
・奴奈川キャンパス
・鞍掛純一+日本大学芸術学部彫刻コース有志《脱皮する家》
・星峠の棚田
・松代商店街(金氏徹平、ムニール・ファトゥミ、アデル・アブデスメッド、豊福亮ほか)
・まつだい雪国農耕文化村センター「農舞台」
・越後妻有里山現代美術館[キナーレ](レアンドロ・エルリッヒ《Palimpsest》、『2018年の〈方丈記私記〉展』ほか
・日比野克彦《喫茶TURN》
・ひびのこづえ《10th DAY MARKET》
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作品鑑賞パスポートを持って オフィシャルツアーバスに乗ります
マ・ヤンソン/MADアーキテクツ
作品名 Light Cave(ライトケーブ)
国の名勝天然記念物 清津峡鑑賞施設「清津峡渓谷トンネル」の改修プロジェクト
自然鑑賞型の現清津峡渓谷トンネルを、自然体感型の施設へと変貌させます
全長750mのトンネルの途中にある清津峡の絶景を楽しむ
第一見晴台
※袋田の滝に行かれた方は想像できますね、途中に展望所があります
柱状節理 (マグマが冷えて固まる際、収縮して四~六角形の柱状の岩になったもの)
第二見晴所
反射性の塗料でマジック?仕掛けのトイレ
第三展望所
長いトンネルを通り、辿り着いたのはココ「パノラマステーション」
説明によると、床一面に渓谷から湧き出る沢水を張り、トンネル壁面にはステンレス板を貼ることにより、
外の景色が内部空間に映し出され、半円であった外部の風景が完全な円として光のトンネルを映し出す・・
一人ずつポーズをとっていた、、、 チャイニーズ
撮影隊はお仲間、香港、台湾の学生さん、今アートの世界は新鋭ぞろい多し
この施設は「大地の芸術祭 」終了後も常設されているそうです
ぜひお薦め 日本三大峡谷 清津峡
パノラマステーションから清津峡
エントランス施設(カフェ・ショップ)
作品タイトル periscope(ペリスコープ)
2階足湯の天窓は、 トンネルを外部から遮断された潜水艦に見立て、外を望む潜望鏡とした作品
天井が外部に開いており、特殊な反射装置がその上を覆うことによって、横を流れる清津川の風景が映しこまれる
その風景を見上げ、渓谷を流れる水の音を聞きながら、温かいお湯の恵みを感じる場所
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アキノノゲシ キク科アキノノゲシ属
磯辺行久記念
越後妻有清津倉庫美術館「SoKo」
旧清津峡小学校の体育館をリニューアルし2015年に開館した
企画展 磯辺行久の世界ー記号から環境へ
たくさんの展示から~
渡米前、1950〜60年代に制作していた作品
エコロジーやサイエンスの一種である風を素材にした新作《Floating Sculpture 2018》
磯辺行久「信濃川 水の路プロジェクト」
土石流のモニュメント
三箇(さんが)アート盛り上げ隊スタッフ
2018年の新作「サイフォン導入のモニュメント
地下に埋まっている発電所用の暗渠(地下に設けられた水路)の水の動きと音を可視化したもの
廃校になった十日町奴奈川小学校
奴奈川キャンパス「TSUMARI KITCHEN」
ミシュランお墨付きシェフ米澤文雄監修によるスペシャルランチ
越後妻有 夏野菜の前菜プレートとフレンチ冷汁
妻有ポークのふきのとう味噌マリネ ~味噌バターソース
甘酒のジェラート ~桑の実、ブルーベリーと蜂蜜ソース添え
2階は中国ハウスだったか?
2階 南極ビエンナーレーフラム号2 2017年
1階のスペース
オトコエシ
大小さまざまな約200枚の棚田がまるで魚の鱗のように斜面に広がっています
秋の花々
マルバルコウ ヒルガオ科ルコウソウ属
約150年前の古民家、延べ人数3000人が2年半かけて
鞍掛純一+日本大学藝術学部彫刻コース有志が、空家の壁や床、天井に至るまで、彫刻刀で彫りあげた作品
床の間
階段
床とちゃぶ台
使用した彫刻刀
松代商店街見学
非日常と戯れる
I,m FARMER
黄金に輝く豪華なトイレ
↓
外は米俵の上にコケッコー
松代商店街、歩いている方はツアー者
こちらはレストランになりました
元の家 ↓
温かい家
町全体を温めることができるような暖房器具をたくさん使った家 の作品
テントを張った「おもてなし」場所
当日は蒸し暑くて、冷たい麦茶を頂きました「ありがとうございました」
白い筒?は 小屋に射す光
光は床まで
ホウズキ
ノコギリソウ
民間医薬として ゲンノショウコ
マユミの実 ニシキギ科
秋の七草 オミナエシ
倉庫から発動するタイムマシン
十日町の実際の除雪車倉庫
夏の間は使われずに倉庫で待機している除雪車を「まだ見ぬ世界の想像の発生装置」と見立て
冬しか使わない道具と組み合わせタイムマシンのような立体作品に作り変える
実際の音や照明によって除雪現場にいるような錯覚がする
いい季節に来ました(*´▽`*)
ミゾカクシ キキョウ科
磯辺行久 「川はどこへ行った」
水田の中の黄色いポールはかつて信濃川が流れていたところを示す。2000年に発表した作品の再制作
縄文時代の古信濃川は25m上空を流れていた
地元の子供が川で泳いでいた「赤ふん」のモニュメント(バスより撮影)
ほくほく線松代駅、電車に乗っても一望できます
草間弥生さんの作品はインパクトがありますね、瀬戸内国際芸術祭でも出品されていました
日比野克彦さん(右)喫茶TURN と日比野こづえさん(左の小)のショップ
雪国にあるカマボコ型ハウス
閉店していたが中は見学可
一日目はたっぷりとPM5:30頃まで見学
越後湯沢までだったが十日町で下車し終了、宿泊は松之山温泉
※参考資料 大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018
公式ガイドブック・HP
※誤字転換ミス等は後日訂正・追加いたします
(つづく)
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