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☆ピレネー山脈:アイギス・トルテス国立公園

2017-08-22 | ♠ 北スペイン:フランス・ピレネー山脈

ホテイグア峠(2072m)を越えて

 

6月24日(土)アイギス・トルテス国立公園に来ました

ピレネー山脈の中央よりも南に位置するアイギス・トルテスは、多くの氷河湖を持ち

氷河によって削られたU字形の谷、水と森と岩の織り成す自然美は雄大です

国立公園の広さは15,000ha、周囲の保護地帯も含めると実に40,000haにも及びます

 

 

 

 

標高1800mの地点にある、小さな村エスポーの村に着きました 

ここは国立公園の東側の拠点でしょうか、駐車場に停め、ここからジープに乗り換え ます

 

 

トレッキングコース

サン・マウリシ湖(標高1930m) → 直登 →  ラテラ湖(ネズミ湖)→ 林間コースを歩いて下山

 

 

 

アイギス・トルテスとは

「曲がりくねった水の流れ」という意味を持っているそうです

mapで見るとよく分かります

 

 

 

予約順にジープ待ち

 

 

 5~6人ずつ四駆のジープに分乗し、一路、目的地に向かいます

 

 

 ワンコも待っています

 

 

文字通りガタガタの山道を、土埃を撒き散らしつつ進む

 

 

ジープ到着場所

 

 

  正面の山は迫力あるエンカンタッツ峰(Encantats)

最初から迫力で圧倒されました(*_*)

 

 

 しっかり足元も見て、

 

 

ピレネーの山々の澄んだ空気を胸一杯吸いながら、遊歩道を進むと

氷河湖のサン・マウリシ湖(標高1930m)

 

 

 

 

 美しい景色と短い夏を彩る高山植物群

幾つかの氷河湖が澄んだ空気の中に散在しています

 

 

 

  遊歩道はサン・マウリシ湖から離れ山道に入ります

 

 

今日の山岳ガイドは、昨日と同じ長髪のイバンさん 

 

 

ワンコも喉を潤しワン

 

 

※ 花崗岩質と石灰岩質とが入り混じっている地質で、日本の「花の百名山」と同じ

見失わなければピレネー固有種の、季節の花々に出会います

 

よく眠れるミヤコクサ ( ˘˘)スヤァ

 

 

 

 

 ハクサンチドリ

 

 ムシトリスミレ

 

 

 

 

 

 

 

  細い山道を登りながら、花との出会い

 

 

 

 

 
カンパヌラ・ショウキツェリ( Campanula scheuchzeri)

キキョウ科カンパヌラ属

 

急に滝らしき水音にビックリ、大勢のハイカーたちが一息していました

 

 

 

 

 

 

 ラテラ湖まで直登で行きます

添乗員さんんが直登・直登と言っていましたが、(登山経験のある方は心配する難し)

体力ない方は、ここまでで、きた山道を引き返しました

 

 

 滝の上まで来ました

 

 

眼下はサン・マウリシ湖 

 

 

 

 

 

 

トリフォリウム・アルピヌム(Trifolium alpinum)

マメ科(Papilionacees)シャジクソウ属

 

アスフォデルス・アルブス(Asphodelus albus)

ススキノキ科(Xanthorrhoeaceae) ツルボラン属(Asphodelus)

 

 

ゴープ湖に行く途中群落を見た花

 

 

 

 

 

 

 

 

 これはスープに入れると美味しいハーブ(''◇'')ゞ

ガヴァルニー大渓谷の帰りにみました

 

 

 エンカンタッツ峰(ツイン・ピークス)

左(2738m)、右(2747m)

 

 

 滝から登ってきました

 

 

 坂道を登り切り、上の林道を左にあがって行きます

 

 

 

 

ベンケイソウ科マンネンクサ 属

 

 センペルビブム・モンタヌム (Sempervivum montanum)

 ベンケイソウ科(Crassulacees)

 

ディアントゥス・カルトゥシアノルム( Dianthus carthusianorum)

ナデシコ科(Caryophyllaceae) ナデシコ属

  

 ピングイクラ・レプトケラス(Pinguicula leptoceras)

タヌキモ科(Lentibulariacees) ムシトリスミレ属(Pinguicula)

 

 

 

渓流沿いにアルペンローゼ が彩を与え、、

 

 

ロードデンドロン・フェルギネウム (Rhododendron ferrugineum)

ツツジ科(Ericacees)ツツジ属

 

 ▼ 別名: アルペンローゼ

 

アルペン・ローゼは 湖岸・山肌に咲き、満開でした

 

 

 ラテラ湖(標高2150m)

 

 

この先へは四駆が走っていましたが、行けるのですね

今日の予定は ラテラ湖までです

 

 

ASPIVENIN (アスピブナン)?

毒蛇 スズメ蜂 蚊 毒虫 マムシ 毒液吸出器 毒抜器  

 

イバンさんが、この周辺はマムシ(毒蛇 )が多いと言って

First Aid用具として毒液吸出器の実演をしてくれました

 

 

 また、よく見たゲンチアナ・ルティア(Gentiana lutea)リンドウ科も群生しているようで

 

この周辺は不作? 今までよく見た花です

 

 

 

 

 

ジープ乗り場で一緒になったワンコさん

林間コースを歩いて来たのですね

 

 

 

 

 下山中、クロマツ林の下でイバンさん、、、

 

 

クロマツのマツヤニを見つけ、火を点けました!ビックリ!

(すぐ消しましたのでご安心ください)

アウトドアで参考になる話をし、、、天然 樹脂の主成分はテレビン油とロジン

昔から松明(たいまつ)にされたりしました

 

 

 

 テクテク下って歩いています 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エンカンタッツ峰(ツイン・ピークス)を望みながらテクテク

 

 

 

 

 

 

エピロビウム・モンタヌム(Epilobium montanum)

アカバナ科(Onagraceae) アカバナ属

 

 

シンジュボシマンネング( Sedum pallidum var. bithynicum)

ベンケイソウ科マンネングサ属

 

 

ヒエラキウム・ピロセラ(Hieracium pilosella)

キク科(Asteraceae) ヒエラキウム属  日本名:ヤナギタンポポ

 

 

またジープに乗りエスポーの村に帰ってきました、ランチです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ナスの詰め物、子牛↓の○○、プリン、ワイン(フォトは失敗)

料理は大変美味しかったです完食☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 この日は土曜日と言うことで、道に縦列駐車しています

何だか日本の登山口と似た光景(*‘∀‘)

 

黄色のポストの図柄の王冠は、国営と言うマーク

宿泊した「パラドール・ヴィエリャ」も国営で王冠のマークがありました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて、その後はアンドラ公国へ向かいます

 

※なかなか完成には程遠く、逐次訂正・追記をしながら・・・

 

 

 


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