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☆世界遺産の島 * 宮島

2018-06-16 | ♥東海・ 近畿・中国・四国周辺

 

 

今週台風5号接近を聞きながら、淡路島から四国に入り愛媛県から瀬戸内の多島美を見ながら広島県へ

古い歴史と、豊かな自然の広がる風光明媚な景勝を満喫してきました

投稿は旅行の最終日、日本三景(松島、天橋立)に数えられる安芸の宮島を訪ねて

 

 

 

 

 

 

 

 

厳島神社は

 推古天皇元年(593)、佐伯鞍職[さえきくらもと]によりご創建と伝えられています

説は、色々ありますが、「いつき島にまつれる神」という意味から

「伊都伎島[いつきしま]神」、「厳嶋神社」等呼称され、現在は「嚴島神社」となっています

原始宗教のなごりで、島全体が神の島として崇められていましたので、陸地では畏れ多いと潮の満ち引きするところに社が建てられました

 

平清盛が久安2年(1146)安芸守に任官され、平家の守護神として尊崇し

平家一門の権力が増大するにつれてこの社を尊崇する度合いも増し、社殿を現在の姿に造営しました


都から後白河上皇、建春門院、中宮徳子、高倉上皇、建礼門院を始めとする皇族や貴族が訪れたので

都の文化や建築が宮島に入ってきました

現在も嚴島神社に伝承されている舞楽は、清盛公によって大阪四天王寺から移されたものです

社殿は、災害により何度か立て替えられていますが、清盛公が造営した当時の姿を伝えられているといわれています

 参照=厳島神社観光スポット

 

 

 

 7年振りの来訪でしたが、外国人のご参拝者が多かったですね

 

 

大鳥居 

高さ 約16m 主柱の根回り 約10m

(木造の鳥居としては国内最大級)

 

 厳島神社御由緒

御祭神 天照大神[あまてらすのおおかみ]の子である宗像[むなかた]三女神


市杵島姫命いちきしまひめのみこと)

田心姫命たごりひめのみこと)

湍津姫命たきつひめのみこと)

 

 

お手水舎 

 

 

厳島神社は 寝殿造桧皮葺しんでんづくりひわだぶき)

参拝入口  (私もそうだった修学旅行者たち)

 

 

 

まずこの場所で大麻(おおぬさ)を手に持ってお祓いをします

 

「祓え給い、清め給え、神(かむ)ながら守り給い、幸(さきわ)え給え」 

 

 

本殿・幣殿・拝殿 

 

 

鏡の池

 

 

廻廊 

 床板は、1間に8枚敷いてあり、釘は使っていません

板と板の間は少し開いており、潮が高い時や台風時に波のエネルギ-を減免・消波する構造になっていて

建物を守る工夫が行われています(スリット構造)

 

 

 15㎝大の石鯛?が優雅に泳いでいました

 

卒塔婆石 そとばいし)

海中の潮が引き、鏡池の中に四角い石が現れました( 時間的に引き潮でした)

約800年前に、京都・鹿ヶ谷で平家滅亡を企てた罪により、僧俊寛・藤原成親らと共に鬼界ヶ島に流された平康頼が

京に住んでいる老母を偲んで2首の歌を千本の卒塔婆に書いて流し、その内の1本がこの石の所へ流れ着きました

 

「思いやれしばしと思う旅だにも 猶故郷は恋しきものを」

「薩摩潟沖の小島に我ありと 親にも告げよ 八重の潮風」

 

丁度嚴島神社に参拝に来ていた僧によって都に伝えられ、程なく康頼は帰京を許されたと平安物語に伝えられています

 

 

大鳥居は思っていた朱色ではなく、オレンジ色に近かったですね

 

 

客神社 まろうどじんじゃ)

御祭神 5男神が祀られています 

天忍穂耳命あめのおしほみみのみこと)活津彦根命いきつひこねのみこと)

天穂日命あめのほひのみこと)天津彦根命あまつひこねのみこと)熊野櫞樟日命くまのくすびのみこと)

 

 

 

 

高舞台 たかぶたい)

(高舞台は、四天王寺の石舞台・住吉大社の石舞台と共に日本三舞台)

拝殿に向かって撮影

 

阿吽の狛犬 

左側には「口を閉じた『吽』の狛犬」

 

向かって右側に「口を開けた『阿』の狛犬」

 

大鳥居に向かって撮影 

 

 

  祓殿(はらいでん)

 

 

能舞台 のうぶたい) 

 

 

反橋 そりばし) 

 

 

長橋ながばし) 

 

 

 

 

 潮が引き丸い池が現れました

 

 

 

天神社 

御祭神 菅原道真公

 

廊を廻ると天神社の全景が見えました

 

 

 

  陽射しを避けた場所で鹿の親子、授乳中です

Youたちもプリティベイビー*バンビちゃん (*^-^*)

 

 

 

 

 

 

亀居山放光院大願寺ききょざんほうこういんだいがんじ)

 

 

 

 

 

 

賓頭蘆尊者 

病気やケガを神通力で直してくれる「おびんずるさま」

有難く、なで仏様になでなで致しました 

 

 

 

 大願寺の九本松

 

 金刀比羅山神社

 

 野生鹿なのですが、、、

 

一緒に歩いています、イチニイチニ。。

 

狛犬のしっぽがなかなか

 

 

鳥居でない結界 

 

 

三翁神社さんのうじんじゃ) 

桃山時代の様式、明治以前は、山王社といわれていました

 

 

 豊国神社(ほうこくじんじゃ)通称:千畳閣せんじょうかく)

 

 

大きすぎて千畳閣からみた五重塔  (高さ:27.6m 方:3.6m)

応永14年(1407)建立、桧皮葺で和様・唐様を融合した見事な建造です

 

 

千畳閣は 桁行13間約24m 梁間8間約15m 単層本瓦葺入母屋 木造の大経堂 

 入母屋造りの大伽藍で857畳の畳を敷くことができ、軒瓦には金箔が押してあることから完成していれば

さぞや豪華な桃山文化を取り入れた大経堂になっていたと思われます

 

 

本尊の釈迦如来しゃかにょらい)、阿難尊者あなんそんじゃ)、迦葉尊者かしょうそんじゃ

明治維新の神仏分離令のときに大願寺に移されています

 

 

 

 大しゃもじの奉納

 

 

 

とても落ち着いて癒される場所でした

Youたちも腰かけて、弥山や神社の景観を眺めていました

 

 

霊峰である弥山の原始林を眺望

過去記事 ☆世界遺産 宮島 弥山(みせん)

 

 

帰りは 千畳閣の反対側に下りると、宮島ヘェリー乗り場に近いです

 

 

 

 

 

 

 

 荘厳な寺社、伝説の残る史跡、趣き深い街並みや小路がはるかな時を越えて、島の歴史を語りかけてきます

私が世界遺産の旅に出かけるように、今では世界中の人が世界遺産観光に訪れています

  ※世界遺産宮島の建造物はすべて国宝、国重要文化財

 

 

=御朱印=

 

 

 宮島口に戻って来ました

今日午後からは約800㎞?の帰路に着きます

 

 

 

取り敢えず宮島参り後は、あなごめし 「うえの」 

 

 

前回は1時間以上も待ったのでお持ち帰りお弁当を買う(1944円(税込))

 創業以来の形だそうで、どこかのSAで頂きます

 

 

国道2号線が空いていたのでバイパスをそのままに、広島市内に入る(*´▽`*) 

今思うと五日市から高速に入れば良かったなもし

路面電車が右折車線すれすれに通りヒヤァっと、、、広島北から山陽道に入り長いドライブが続く

 

 

 

今回のドライヴ旅行記は追々投稿し記録に残す予定です

その前のヨーロッパ旅行記も進まず(*´Д`) 

「あ~ぁ」大タメ息でまくりやわね

 

 

 


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