まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

京都:城南宮「曲水の宴」おまけ

2007年11月03日 | グルメ・お土産

P1060346今日は、城南宮の「曲水の宴」へ出かけました。TVニュースによると2,000人の観客だったそうです。本来は、歌を詠む人が楽しむものだったのでしょうけど、今は観客のほうが楽しむ行事です。雅楽や琴の生演奏が聞けるのもうれしいです。歌人の皆さんは、わずかな時間で歌を詠まなくてはいけないから、たいへんでしょうね(^^;)詳細は、前のブログにて。

さて、城南宮の近辺には、城南・・・という名前の付いたお店がいくつかあります。その中で、お勧めなのは「城南園」という中華食堂です。城南宮の南、1号線沿い(マクドナルドの向かい側)に30年以上前からあるお店です。

まじくんのおススメは、天津丼(680円)と餃子(230円)・・・子供って、以外に餃子好きです。3歳ぐらいの時に夕食で食べた夜、まじくんの息が餃子臭くて、思わず私が「まじくん、息臭い・・・」とつぶやいたら「まじくん、臭いのぉ・・・(T0T)」と、さめざめと泣かれたことがあります。小さな心を傷つけてしまったとその時は反省しましたが、今では「まじくん、臭いでぇー」と、追っかけてきます。(@@;)*餃子の写真は2人前です。

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パパのおススメは、ちゃんぽん(750円)です。なんでも長崎で修行してきた味だそうです。スープをついつい飲み干しちゃいます。私のおススメはみそラーメン(620円)です。甘めのお味噌が美味しいです。

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このほかにも、いろんな本格的中華メニューがあり、ほとんどのメニューにハーフサイズもあるのがうれしいです。また、夏の冷めんが野菜もスープもたっぷりで、特におススメです。

P1040571おいしくてボリュームいっぱいなので、平日はサラリーマンやドライバーさん、土日は家族連れでにぎわっています。混雑時には待つこともあります。

我が家も、オープン時からのおつきあいで、よく利用しています。今日のお昼もココでした。

また、厨房が丸見えなのも、楽しいです。今でこそ、厨房の見えるお店は珍しくないかもしれないですが、30年以上前だと、珍しいかもしれないですね。

城南園:京都市伏見区中島中道町37 火曜定休 午前11時から深夜1時まで営業してます。


京都:城南宮の「曲水の宴」

2007年11月03日 | 京都市伏見区

P1060330_2今日は、京都の南インターのそばにある城南宮で行われた「曲水の宴」を覗いてきました。我が家の氏神様とはいえ、実は見るのは初めてです。春と秋に行われています。

午後2時から始まるということで、近くで昼食を済ませたあと城南宮へ寄ると、ちょうど歌人の皆さんが、控室を出られたところでした。

曲水の宴は、中国古代に始まったとされています。やがて曲水の宴は日本に伝わり、顕宗天皇元年(485)に行われたと『日本書紀』に記されています。奈良時代から平安時代中期までは宮中の年中行事として正式に行われ、後に宮中で途絶えがちになると、藤原道長や藤原師通などの貴族が主催して行ったそうです。その後、戦乱の世となり長く途絶えていたのですが、江戸時代には、内裏の襖絵に和漢の曲水の宴の様子が描かれております。

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平安時代の貴族の装束に身を包んだ歌人が、遣水の傍らの座に着くと、川上に控えた水干(すいかん)姿の童子が、羽觴(うしょう、おしどりの姿を象った盃台)の背に盃を載せて流します。琴の音が響く中、歌人はその日の題にちなんで和歌を詠み、短冊にしたためます。今日のお題は「鈴虫」で、歌人のみなさんもこの時、初めて知るそうです。

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そして、目の前に流れ来る羽觴を取り上げ、盃のお酒をいただくのです。宴の間には白拍子の舞も静々と披露され、ゆったりと時間が流れる王朝の雅を今に再現しています。 現在城南宮で用いている羽觴(うしょう:盃台)は、御所の杉戸絵を参考に復元したものです。昨日、御所の公開で、その杉戸絵を撮影してきました(前日ブログにて)

ところで、京都も、だんだん紅葉が進んできました。桜やケヤキが色づいています。真っ赤なもみじは、場所によってですが、まだまだです。

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城南宮の神苑では、「秋野の花めぐり」が開催されています。りんどうや藤袴がとてもきれいでした。春の神苑の様子は【前ブログ】をどうぞ。ちなみに先日行われた神幸祭の様子は【コチラ

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城南宮 http://www.jonangu.com/index.htm