まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

滋賀:紅葉ウオッチング(湖東三山:百済寺の庭園)11/13

2007年11月14日 | 滋賀・福井

昨日、湖東三山(ことうさんざん)の紅葉の様子を見に行きました。

前のブログで、百済寺の本堂を紹介しました。その後、本坊の「喜見院(きけんいん)」の庭園を見に行きました。現在の喜見院は、昭和15年に仁王門のそばから移築されたものです。

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移築の際に、庭園も整備されています。池泉廻遊式かつ観賞式の庭園です。本坊に腰を掛けて見てもとてもきれいです。まじくんは、鯉にえさ(50円)をやっていました。大きな口が怖そうですが・・・本人は「1個づつやからね。順番やで。」と、話しかけていました。

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庭の池をぐるっと廻って、上にあがることができます。東山の山々を借景とし、旧庭園から移した庭石の間を山水が流れています。

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高台の「望遠台」からは、湖東の平野を見渡すことができ、西方55kmには比叡山、さらにはるか西方880kmには、往時の「百済国」があります。当時、渡来した人々が、ここに立って、母国を偲んでいたのでしょうね。

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紅葉情報では見ごろ間近ということでしたが、しばらく寒くて晴れた日が続くようですし、週末ぐらいには見ごろになるといいですね。ここは、織田信長と親交のあった、宣教師ルイス・フロイスが「地上の天国 一千坊」と絶賛した光景があります。

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現在の様子(写真右上)は、まだまだですが、赤く染まる「地上の天国」ぜひ見てみたいです!

釈迦山 百済寺 http://www.hyakusaiji.or.jp/index.html

滋賀の紅葉カレンダー http://www.biwako-visitors.jp/season/momiji.php


滋賀:紅葉ウオッチング(湖東三山:百済寺の本堂)11/13

2007年11月14日 | 滋賀・福井

20071113103426昨日、湖東三山(ことうさんざん)の紅葉の様子を見に行きました。湖東三山とは、鈴鹿の山懐にいだかれた紅葉の名所で、百済寺、金剛輪寺、西明寺の3つのお寺のことです。

今回はまじくんも保育園を休んで同行してくれました。京都から高速にのり、黒丸SA(上り)のローソンで休憩しました。私はカフェラテ、まじくんはウィンナーです。そして、八日市インターで降ります。「ようかいち?って、妖怪のこと?ほな、ゲゲゲのインターや!鬼太郎とか住んではるん?」などと、ずいぶん八日市が気に入った様子のまじくんでした。(ーー;)

P1060530_2八日市ICから車15分ほどで、釈迦山百済寺(しゃかさん ひゃくさいじ)へ到着しました。道は広くてわかりやすいです。(拝観料:500円 駐車場:無料)写真右は本坊付近です。

百済寺は、近江最古級の巨刹で、推古天皇の時代(606)に聖徳太子の勅願により、百済人のために創建されました。その後、織田信長の焼き討ちなどでほとんどの建物が焼失しましたが、本堂、仁王門、山門などは江戸時代に再建されています。

石段を登って、まずは仁王門へ向かいます。けっこうきつい階段が続きます。ひざに負担をかけないように、なだら坂(う回路)もあります。(写真左下)途中、もみじの紅葉は進んでいませんが、足元には、ケヤキなどの黄色い葉がたくさん落ちています。

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仁王門をくぐり、再び階段を上ると、本堂が見えます。作家の五木寛之氏が「百寺巡礼」で、この本堂の様子を“天空に浮かぶ・・・”と表現されているそうです。なーるほど。(^0^)

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本堂の横には、鐘楼があり、自由につくことができます。まじくんも、なにやらお願い事をしてついていました。何をお願いしたのかな?

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本堂からの、帰り道は、なだらかな坂が続きます。途中色づいた葉もたくさんありとてもきれいです。

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この後は、紅葉の美しい庭園をご案内します。次のブログにて。

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