今日も昨日に引き続き、トミーズツアー「大原三千院・松茸うにあわび会席」のお客様を、ご案内させていただきました。ツアーは富山を出発して福井県の美浜で昼食【詳細は前日ぶろぐ】昼食後、大原まで1時間半ほどかかります。駐車場にバスを入れて、約2時間の大原フリータイムです。
今日は、寂光院(じゃっこういん)への参道を詳しくご紹介します。大原のバス停から徒歩20分、参道はのんびり、畑や住宅地の中を通ります。やがて、大きなもみじの木・・・
周辺には旅館やお土産店もいろいろあります。三千院参道よりはぐっと少なめ、お金使わなくていいですよ~(^m^)少し行くと、足湯カフェがあります。ドリンク・タオル付きで足湯を楽しめます。(700円~)
寂光院は天台宗の尼寺です。推古2年(594)に、聖徳太子が、父である用明天皇の菩提を弔うために建立されたと伝えられています。また、平清盛の息女で、安徳天皇の母である建礼門院徳子が、壇ノ浦で滅亡した平家一門と、安徳天皇の菩提を弔いながら閑居して終生を過ごされています。
↑寂光院の手前には、建礼門院の大原西陵があります。(参拝自由)石畳の坂を上った先にお墓があります。寂光院の門付近は黄色く色づき始めです。今日は日曜という事もあり、タクシー分乗で訪ねる団体客さんでいっぱいでした。
参道途中にあるお茶室↓「狐雲」周辺も、きれいに色づいていました。
本堂(右上写真)の横には、四方正面の池(こういう名称の池です)があります。池の中には、色とりどりの落ちたもみじが沈み、鯉が泳いでいました。↓
↓平家物語の登場する建礼門院と後白河法皇が対面する場面に登場する樹齢千年を超える「姫小松」は、平成12年(2000)に発生した不慮の火災により本堂・ご本尊ともに焼損しましたが、枯死した姿で諸行無常の鐘と共に残っています。右下写真:豊臣秀吉寄進の雪見燈籠
境内の紅葉は十分見頃です。昨日も訪ねましたが1日でずいぶん紅葉が進んでいます。
京都大原 寂光院 http://www.jakkoin.jp/ 拝観所要時間:30分~ 拝観料:大人(高校生以上)600円 中学生350円 小学生100円
寂光院、大原三千院、実光院は今月始めにご報告しています。紅葉はまだでした。【13/11/1ぶろぐ】
続いて、三千院参道の様子をご報告します。(大原でお客様のバスを待つ時間を利用して撮ってきました)三千院の参道は、お土産店がたくさんあります。
紅葉は、色づき始めです。(日の当たる場所だけ色づいていました)
途中、お漬物やさんやポン酢やさん、野菜、和風小物を売る店がたくさんあります。京都の寺院を訪ねる時におすすめの靴下カバーもありました。↓今はまだ大丈夫ですが、冬のお堂内部を歩くときは、靴下2枚重ねがお勧めです。
大原三千院の様子は【前日ぶろぐ】にて。
京都大原観光保勝会 http://kyoto-ohara-kankouhosyoukai.net/index.html
大原を出た後、八瀬の「蓮華寺(れんげじ)」へ行きました。(車で約10分)江戸時代初期、加賀藩家老・今枝近義(ちかよし) が、現在の京都駅付近より移築した天台宗のお寺です。石川丈山や狩野探幽などが再興に携わったと伝わっています。拝観券が散華の形をして、ちょっと素敵。(^^)*2014年のコースは蓮華寺は含まれておりません。
書院内に入り、腰を下ろすと、極楽浄土の世界を表した池泉観賞式庭園が楽しめます。舟石や鶴石を配した名庭を見ながら、説法を伺います。
昨日、京都良い天気だったため、境内もお庭の紅葉も進んでいました。境内は見頃、お庭は色づき初めです。
蓮華寺 参考サイト【こちら】 拝観料:400円 拝観所要時間:20~30分 *紅葉のみ楽しみたいという方はNGです。
トミーズツアーの皆様、本日はご参加ありがとうございました。今日は、京都は午後から雨の予報・・・でしたが、滞在中は良い天気に恵まれてよかったです。(ちょうどバスが大原を出て帰路についた頃に雨が降り始めました)
では、また、京都でお待ちしております。(^^)ありがとうございました。