魔女のひとりごと

★ 魔女になろう!

トラウベで聴けるようになろう

2014-05-09 | トコ・カイロ学院セミナー
5/9(金)は京都での総合ベーシック第8課程(助産力研鑽)セミナー。

産科学の基礎理論と、母体の骨格が分娩に及ぼす影響などに関する
講義の後、実習。

・妊産婦さんの腹壁を指で触って、子宮の形・胎児の位置や姿勢・
 陣痛の強さや性質が、分かるようにする練習
・収縮輪の触診(子宮口の開大を、下腹部の触診で分かるようにする)練習
・トラウベでの聴診練習

などで、私が全員の練習台。
私は残念ながら妊婦ではないので、胎児心音を聴けない。
それで、いつも、私の心臓の音の聴取練習をする。

全員の聴診実習が終わって、室内を見渡すと、
実習生同士、こんな実習をして(遊んで?)いる。
             ↓

                          ↑
    一番最後の実習生は、トラウベが足りず、聴診の真似だけ。
          こんなことをして遊ぶって、関西人やね~。
           それをまた、撮影するっていうのも。

この写真を見て、私の感想は「う~ん、イマイチ」。

なぜ「イマイチ」かと言うと
トラウベを耳に当てている側の手や肘を
自分の脚や相手の背中に当てて、体のバランスを取っている。

私が実際に聴いている写真。実際の聴診時は、こんな姿勢になることが多い。
             ↓


右肘は隠れて見えないが、マットに押し当てていない。
この場合、肘をマットに当てるくらいなら、
手の平~肘までマットに当てる方が安定する。

こちらの写真も左手は浮いている。

両手や肘をベッドなどに押し当ててバランスを取らないと
上手く聴けないことも、もちろんある。

しかし、上の写真の聴取姿勢なら、
楽勝で片手を離せないとね~。

診察が上手いか否かは、姿勢が大きく影響している。

触診力・聴診力を伸ばすためには、
足腰の力・胴体力を育て、どんな姿勢をとっても、
安定した診察できる体作りが大切。

この日の講義と実習内容の半分くらいは、
私が看護学生・助産学生時代に学んだこと。

受講生は異口同音に「学生時代に教えてほしかった~」。

勉強・診察・ケア・体力作り…、いっぱいしたいことがありますね。
できるようになると、仕事が本当に楽しい。

みなさん、がんばって(^o^)/~

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