魔女のひとりごと

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熊本施術会-18- 公費助成の産後ケアって

2024-09-16 | 各地での施術会

9/16(月)は熊本施術会。
会場は林田直子さんの助産院メルティングタッチ

今の会場に引っ越して
産後ケアを受け入れるようになったため
そちらの来室者が増えて忙しくなり
体の不調・赤ちゃんの悩みでの来室者が
減少気味とのこと。

そのため、いつもより少ない24名。

連日猛暑で、夏に弱い私は疲れ気味だし
長時間を要する妊婦さんが5名あったため
程よい人数となった。

次の1)~3)が全て良好な妊婦さんは 5名中1名のみ
1) 胎位 (頭位か?)
2) 胎向 (背中が母体の左で少し前向きが良好)
3) 胎勢 (あぐらで丸まって手は口元か?)

3名の胎児は背中が後ろ向きで
顔~胴体が前向き。

この姿勢だと自然分娩は無理だし
多かれ少なかれ
頸椎不整列で生まれてくる確率は100%

腹直筋もほぼ全員、離開している。

マイピーロ・ おひなまきⓇ を使って
丸まれるようケアしないと
幼児・学童となっても、離開したままの子が多い。

それで、このように腹直筋離開を
修復させる遊び(体操)も指導し
家でも続けてもらわないといけないことになる。

それでも、身体操作能力の高い丈夫な子に育つのは難しい。

1名の胎児は、背中は左だが
強く反った姿勢 (反屈位) になっている😲!

私が診たことのある反屈位の胎児では
ワースト5に入るくらい😩

4名の妊婦さんには施術だけでなく
1)~3)が良くなるセルフケアを伝え
これから毎日
続けるようアドバイスするのに
かなりの時間がかかった。

そして、妊婦さん達には
少なくとも1カ月に1度は林田先生の
対面指導を受けるようお勧めした。

胎児期に上記 2) 3) ミックスでいた子
(エコー写真に顔、特に口まで写っていると良くない)
は、生後
・反って泣いて
・お乳は上手く飲めず
・抱いていないと寝ず…

という 育てにくい赤ちゃん にりやすい。

でも、胎内いる間に
できるだけ施術・セルフケアをし
生まれて1時間以内に
マイピーロⓇ・ おひなまきⓇ 
を使って “まるまる” で育て

かつ、生後1カ月以内に私の施術を受けに来られた
ワースト1,2の子2人は
とても元気で賢い小学生・幼児に育っている。

妊婦にも、産婦にも、育児中の母にも、乳児にも
提供すべきことは山ほどあるのに…

公費を助成で実施されている産後ケアが
助産師が赤ちゃんを預かって
母を寝かせて、ご飯を提供するだけ。

それなら、ビジネスホテルをの
1フロアーを借り上げて
母には個室で寝てもらい
赤ちゃんは1室に集めて
助産師・保育士などが保育を担当すれば
ずっと費用対効果が高い。

母乳育児指導・骨盤ケア指導・育児指導などは
ほとんどの自治体では
公費による産後ケアの対象外なので
母達は助産師にお金を払ってでないと受けられない。

それでは、元気な母子も育たず
母も育児が楽しい
もう一人生みたい…、なんて思えない。

ただ寝に来るだけの人のお世話なら
医療などの資格がない人でもできる。

そんな仕事をして、助産師としてのやりがいを感じ
楽しく働ける人はいるの?

「もっと助産師にしかできない
  母子の保健指導などをしたい」

と考えている助産師の中にいるとは思えない。

私の耳に入ってくる助産師の声は
「公費助成による産後ケアが始まってからは
 忙しいばかりで、楽しくない」

「でも、それを受けて実施しないと
 経営的に厳しいし
 助産師会や行政との関係上
 しないわけにはいかない…」

なので私は、助産師による母子のケアにも
公費助成してほしいと切に思う。

「寝て食べに行くだけなんて必要ない
 助産師さん達からいろんなことを
 教えてもらいたい」

という声も聞くのにねえ…。

などと話をしながら、最後に
院長の林田直子さんをじっくりと施術し
福岡天神へと移動した。

次回の熊本施術会は 2/23(日)です!


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