10/22(火)午後は首すわりクラス
1家族のみの参加で、生後8カ月の男児とママ。
カルテ記入・問診後
首すわりと受け身の状態を診ると
引き起こし反射…〇
視性立直り反応…右△、左×
前受け身…手は肩幅で床に着き
肘はしっかり伸びているが…
手はきれいなパーにならず
親指は左右とも握り込んでいる。
親指を見ると
特に左手の方が強く握り込んでいて
私がつまんで引っ張っても、伸びないので
ロールティッシュでコロコロケア。
それでも、目に見えるほどは改善せず。
家で毎日続けるよう、勧めた。
ズリバイ姿を見ると
左爪先が外に向く以外はきれい。
4カ月健診で股関節の開きの悪さを
指摘されたとのことで
仙腸関節~股関節の動きを診ると
股関節脱臼気味。
でも、男子なので、画像検査では
女子のようには悪い状態では写らず
経過観察のみで済まされていたみたい。
胎児期のエコー写真を見ると
両足の甲が顔の前に写っているのがあり
これでは
股関節脱臼気味になって当然。
生後すぐに “おひなまきⓇ” で包めば
1カ月以内に良くなっていたと思うのだが
そんなことは誰からも教わらなかった。
ママ自身のお尻の痛みも強く
いろいろと気になることがあり
自分で調べ始めたところ
京都トコ会館を知り
トコ助産院で今西助産師から
“まるまる育児”と骨盤ケアを
対面で学び
このクラスにつながったという経過。
母子ともに、施術は簡単に終わり
ママのお尻の痛みは消え
児の左股関節も仙腸関節も良く動くようになったが
左足には浮き趾あり、這うと爪先が外に向く。
それらを改善させるために
ロールティッシュケアをママに教えながら実施。
児は機嫌良好で、泣くこともなく
1人でよく遊んでいて
成長・発達に遅れがあるようには見えず。
頭形はほぼ良好
目の大きさの左右差なし、斜視もなかったが
施術後は両目が一回り大きくなり、パッチリ。
親指と浮き趾はハッキリとは改善せず
3~4カ月後には良くなってほしいのだが
どうなるかな~。
「4カ月くらいまでに来られると
早く良くなるんですけどね~
8カ月ですからね~、かなりかかりますよ」
とママに言うと
「えっ、そんなになに早く
来られる方があるんですか😲?」と。
このクラスには、生後5か月で
来てもらうのが望ましいのだが
「施術には、生後2週間でも
来られる方がありますよ」
と言うと、さらにビックリされた。
このママは8カ月で来られたが
町で出会う子、TVで見る子で
斜視や、姿勢や歯並びで悪くて
私の目がくぎ付けにされそうな幼児が多い。
親御さんは子どもの不調に
気付いているのか?
気付かないからなのか?
病院や保健センターなどで
「そのうちに良くなることが多いですからね
様子を見ていればいいですよ」
などと言われて、安心されているのだろうか?
様子を見るという放置を続けていても
良くなるなんて
期待できないことが多いと、私は思っている。
とにかく、今日の母子には
・来週、もう1度、今西助産師の
対面指導を予約済
・1か月半後に、私の施術予約。
その間、今日撮った動画を見ながら
ホームケアを続ける。
・2歳までに受け身の完了を目指す。
脳が最も発達するのは生後8カ月以内。
なので10本の指、10本の趾が
生後すぐからよく動くことが
脳をはじめ全身の動きを育てる。
大谷翔平選手をTVなどで見るたびに
「人間ってこれほどの能力を持っているんや。
そんな能力を伸ばすことも
発揮することもないまま
人生を終えては、つまらないよな~」
と思う。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます