
7/8(月)の藤枝施術会から
夜遅く生駒の家に帰り
翌朝 ゆっくり寝ることもなく
大好きな歌川広重の 広重 摺の極 を見に ↑
大阪天王寺にある あべのハルカス美術館に。
カメラを東京芝サロンに置き忘れて来たので
写真はこの案内ビラ からいただいた。
8年近く前、2016-10-05 と 2016-10-10
の2日間、広重ビビット展を
前期と後期の両日、見に行ったことがある。
その時に展示されていたのは
ほとんど名所画・風景画だったが
今回は、花鳥画・役者画・美人画が多くてビックリ!
解説によると、広重の作品は
江戸時代の大ベストセラー
摺りを何度も重ねて販売しているうちに
どんどん品質が低下していった。
そのうえ、保存状態も良くなかったため
現在、展示して鑑賞できる品は少ないのだと。
今回展示されている作品の多くは
パリ在住のポーランド人コレクター
ジョルジュ・レスコヴィッチ氏が所有。
それを貸し出してもらって
展示会ができることになった。
これほどの素晴らしい初摺り作品が
日本にはなくて、ヨーロッパに住む1人が
所要していることを知ってショック😩
ゴッホが模写した「大はし あたけの夕立」と
広重の作品が並んで展示されているのを
2018-02-16 ゴッホ展@京都 で見たことがあるが
広重の雨や橋の線の方が
ゴッホの絵とは全く違って、断然きれいだと思った。
2016-10-05 に大阪で見たのは こちら ↓
ゴッホ展で見たのも、たぶんこちらではないかと思う。↑
でも、このビラに並べられた2枚を見た瞬間
「暗い初摺りの方がいい。見てみたい!」と思った。
橋脚がくっきりと美しいし、対岸の家の灯も
人が住んでいる雰囲気が感じられる。
しかし、何度も見ていると、明るい方が
橋を渡っている人々の様子が、よくわかる。
これが、対岸の家の灯や、舟2艘が消され
摺り方を変えた理由なのかも?
残念ながら、これは後期 (8/6~9/1) のみの展示。
前半・後半の展示作品は、ガラリと変わるし…
ウーン、後期にもう1回見に行かないとアカンな~。
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