頭のゆがみを直すという
ヘルメットを被って
私の施術を受けに来た子は
これまで2人だけ。
1人は高輪サロンで。 ↓
この子の詳細は、2013-11-04の記事 を。
もう1人は、福岡県宗像市での施術会で。↓
この子の詳細は、2019-08-02の記事 を。
そもそも、ヒトの乳児のきれいな頭の形とは?
この子の頭はこれまでに私が見た ↑
最高級に美しい頭。
解剖学的に、頭の上から見ると ↓
骨盤がしっかりしていた
団塊の世代の女性が生んだ
生まれたての新生児の頭を
横から見ると、こんなに細長かった。 ↓
1カ月ほどかかって点線(-----)の形に
戻っていくのだが
こんなに長い頭で生まれる子は
今ではほとんどいない。
ほとんどの子は、点線(-----)の形か
もっと頭頂方向に長い形をしている。
ゆがみ頭の型は
① 純粋絶壁型(左右均等絶壁)
② 左右非対称絶壁型(ゆがみ絶壁)
③ 後頭も額も片方が平らになっている平行四辺形型
④ 双子や巨大な筋腫で圧迫された複雑ゆがみ型
⑤ 胎児期の姿勢が悪くて
骨盤で圧迫されたのか、生まれたときから
半熟ゆで卵に顔を書いて捻ったようなゆがみ型
このうち⑤は、私は見たことがないが
歩かない地方ほど、多く見られると聞く。
大多数の頭のゆがみは①②③
9/12(月) 高輪施術に来られた
1歳11か月児は
この写真によく似た純粋絶壁型。
ロールティッシュを使って施術すること3~4分。
(下の写真はこの日の子ではありません。
うつ伏せは写真を撮るためで、施術は仰向けでします)
私ももママも驚くくらい
ペタンコになって凹んだ後頭骨が
盛り上がってきた👀‼️
施術の仕方は比較的簡単。
コツさえ覚えれば家庭でもできる。
まずは、上の頭の解剖学の図を参考に
小泉門の位置から
骨のつなぎ目を探す。 ↓
ゆがんでいる頭のつなぎ目には
たいてい段差があるので
段差の大きい所にロールティッシュを当てる。↑
当てたロールティッシュを
指先や拇指丘を使って
軽い圧を加えながら
コロコロと微細に転がす。↓
1分ほどすると段差が小さくなるので
大きな段差が残っている所にロールティッシュを移動させ ↑
同様にコロコロ。
前頭部(冠状縫合)や
頭頂部(矢状縫合)にも段差があれば
そこも同様にコロコロ。↓
頭全体の段差が小さくなってきたら
出っ張っている骨の部分に手の平を当てて、そっと加圧する。↑
頭全体をなでてみると、改善しているのがわかる。
注意すべきは、強い力でコロコロしたり
圧迫しないこと!
なので、私は親御さんの膝を借りて
ロールティッシュでコロコロし
「こんなに優しい力なんですよ」と
理解してもらう。 ↓
この日は予約が少なく
時間的余裕があったので
来室された方々の多くの方々に
ロールティッシュの作り方の実習をしてもらい
お土産に持ち帰ってもらった。
ロールティッシュは頭から足まで
全身どこでも使えるので
大小様々なサイズのを作っておくと
とても便利なホームケアグッズとなる。
ぜひ、皆様のご家庭にも、どうぞ!
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1.対照的な2歳児2人@高輪
K君は、幸運にも“まるまる育児”
を指導している助産師と出会って
私と出会ったのが0歳8か月。
R君は、5カ月からヘルメット療法を開始
私と出会ったのが1歳6か月。
この1年ほどの間の育児法の違い
・“まるまる”で育てられながら快適に過ごす
・不快なヘルメットを被せられて過ごす
これが、子どもの「心・脳・言葉・手指…」
の発達の違いを
生み出すのではないだろうか?
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