金沢宿泊の後はさらに北へ能登半島の和倉温泉へ行った。
泊まったのは加賀屋。
加賀谷さんといえば全国温泉旅館第1位というのを36回も取っている超老舗の一流旅館だと私は認識している。
さてどんなところなんだろうとワクワクして行った。
近頃の私の趣味としてはこういう巨大旅館というよりは、全部で15室くらいの離れ、全室スイートみたいな、デザインも洗練され、よりプライベート感に溢れたところを私は好んで選択していたのだけれども、
こういう昔ながらの温泉旅館というのもたまにはいいかなと思った。昭和からの風情の雰囲気?それに、かなり有名だしね。
館内は本当に豪華絢爛。遊び心もある。きっと、外国からみた日本はこんな感じなのかもなぁ、とおもった。
ここは吹き抜けの間にあるラウンジ。ちょっとシンガポールのマリーナベイサンズに似てる?どっちが後かは知らんが(笑)

お土産物屋さんも沢山で目が飽きない。
館内は基本浴衣を着て歩くのが普通みたい。
ここで洋服を着てたら
ちょっと店員さんに間違えられるかな😆
さて、夕食

蟹のほぐしたの。
一気にたべる

アワビ
これら全て一人分

能登和牛


こんな感じで一品ずつ丁寧に仕上げてくれて、最後のごはん、デザートまでとても美味しかった。器も楽しめた。
朝はどんなんかなー?
記事を進めるためにその後朝ごはんに飛ぶんだけれども、、!
これだけの夕食を出してもらっていて期待をしない理由はないじゃない、やはり温泉の朝ご飯というのはまた夕食とは違った楽しみがあるものだからね。
しかし
朝ごはんには愕然とするものがあった。
まるで自宅の冷蔵庫からちょこちょこ余り物を出してきたようなものを器の数だけで並べてほとんど冷たい品。
一応、魚は目の前で焼いたり出来るんだけれどもまあちょっとした干物とかかな。
お味噌汁もコレは好みなのかもしれないけれども私には全然合わない薄い薄い味。
ちょっと頭にくるぐらいの内容だった写真もない。
でね、
色々考えたんだけど、
メインの夜のクオリティーを維持してやっていくには、
今のこのご時世どこかにしわ寄せが来るんではないかなということ。
高級鮮魚は日本は競り負けてほとんど海外に出ている。
ウニなんてまるでありつけやしないらしい。
そんなかでも、用意しなければならないのは、大変な苦労、やりくりだろう。
でね、
2015年にわたしが、初めて北陸で食べた海のものがとてもとても美味しくてもう一度北陸に行きたい冬になったら北陸の魚が食べたいとずっと思っていたわけよ。
それが今回の旅の目的。
だけど金沢の近江市場にしても内容がショボくなっているしこの老舗旅館の夕食でさえなんとなく前回の旅での食には及んでいないのよね。
そう考えるとやはり日本はいろんな意味で日本の大切な食材なんかも海外に競り負けして、だんだんと商売の豪快さもなくなってきているのが急速に進んでいると、寂しく、情けなくもなった。
一流旅館は、大きな苦悩を抱えているのだろうな。
@星のやなんかも、コスパ悪いと既に評判だものなぁ、、🤔
こんな時に増税ばかりしてどうするんだ〜🤬😡😠😠😠
という事で、
加賀屋さんは悪くないんだろけど、お察しします、、的な。
ちなみに
これが2015年のときの私のブログの写真。市場で食べたもの。
市場だから当然値段も安かったはずなのに一目でわかるこのボリューム。もはやこれはない
早く復活の日が見たいなー🙏

こちら⇩今回の近江市場の海鮮丼

なんかね、ご飯冷たいし、気合がないよねー