ちょこっと本音

自分のこと、趣味のこと、ダイエットのこと・・・
心の声をちょこっと文字に。

高崎にて 2

2015年07月28日 | myself

2日目もホテルの部屋のカーテンを開けると、朝から刺すような太陽だった。
朝食をすませて、迎えの車で昨日の斎場へ行く。
告別式は時間の関係で、先にお骨にしてから行われる。
お棺に花を皆で手向け、生前使っていた道具を入れる。
5つ玉の算盤もあった。
伯母は家計簿をきちんとつけていたそうだ。
諸々の儀式をすませて、告別式を待つ。
ほどなくご住職が来て、世間話をしながら支度をする。
それが悲しみを解かせてくれたような気がする。
告別式もつつがなく済み、2時頃会食となる。
隣の建物に移ると、高崎の医師会の偉い人のお母さまのご葬儀の支度中。
入り口から式場のなかも花でいっぱい。
芸能人のお葬式のようなすごい花で写真が飾られている。
1階が式場で、入れなかった人は2階のモニターで式の様子を見るそうだ。

私たちはまた、昨日と同じ部屋で食事をとる。
きょうも豪華な懐石料理。

このあと煮物、肉料理が出てきた。

みんなでいろいろおしゃべりしながら、久しぶりに会うので、話したいことが一杯。
本当にアットホームなお葬式だった。

終わってから従妹の家で着替えをし、少し休む。
伯母は手先が器用だったので、編み物が得意だった。
残されたセーターの中から1つ形見にいただいた。

あまり遅くなっても次の日が仕事だからと、5時に従妹の家を出る。
5時30分の新幹線に乗れて、上野には6時過ぎに到着。
降りるなり、汗がドーッと流れてきた。
東京も高崎に負けずに暑い。
家へ帰り着いたのは7時30分。
すぐシャワーを浴びる。
ようやく落ち着いたがどうにも身体の調子が良くない。
トイレが近すぎる。
お腹がおかしい。
もしかして膀胱炎かと思い、以前、同じような症状の時、母がお茶をたくさん飲ませてくれて、治ったことがあったのを思い出し、白湯を何杯も飲んだ。
ほどなくして、調子がもどり、トイレにいく回数も減った。
きっと、冷房の冷えと、冷たい飲み物で、身体がおかしくなったのかもしれない。

2日間、従妹たちとおしゃべりを堪能して、実は楽しかった。
これも伯母が私たちを会わせてくれたのだろうと思う。
伯母は母方の血縁関係の最後の一人だった。
母の写真に伯母を見送ったことを報告。
きっと母たちも天国でおしゃべりしていることだろう。


 

コメント
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