日々の幸せを育んで

ワンちゃん達がいて、孫達がいる日々の生活。小さな幸せのある暮らしを綴っています。

環境

2007年11月25日 18時00分00秒 | 日々の暮らし
                    <写真は、今日のアトム>

今日も青空が広がっていて、とっても気持ちのいい一日でした。

炬燵に足を入れて寝転がると、私の右側にアトム、左側にマリーとアンが寄って来て寝そべります。
ワンちゃんのおトイレに行くには、アトムは私を飛び越えなければ行けません。
おトイレに行く時には、きちんと飛び越えて行くのですが、マリーがゴソゴソ動き出すと、マリーの事が気になってしまって、飛び越えずに私のお腹を踏んづけてマリーの傍に飛んで行きます。

          

マリーとアンは私が寝転がっていても、お腹を踏んづけるなんてことはしません。
アトムは堂々と踏んづけて行くので、
「アトム! 踏んづけないで。重いし、痛い~。」
「飛び越えてよ!」って、何度も言っているのですが、アトムは聞いていません。
毎日、何度も踏んづけられています。

アトムは一度座ると、その場所から退きません。
娘が座る時に邪魔になるので、
「アトム、退いて~。」って娘は言うのですが、アトムは一向に動きません。
無理やり動かすとアトムは怒って噛み付いたりするので、邪魔になる時娘は、
「お母さ~ん! アトムをそっちに呼んで~。」って叫びます。
「アトム~!、おいで。」と言うと、やっと立ち上がって私のいる所に来るので、娘が座ります。

          

アトムは「邪魔だから、ちょっと退こう。」って思わない子です。
掃除機を掛けていても、絶対に同じ所にいます。
マリーやアンは掃除機が嫌いで、逃げ回ってるのにアトムは逃げません。
「危ないから、退いて~。」って言っても退かないので、アトムの足に当らないように掃除機を掛けています。

「退いて~!」って声を掛けると、マリーもアンも居る場所から移動しますが、アトムは移動しません。
「この違いは、何処から来るんだろう?」ってずっと思っていました。

          

弟の家にいる時、アトムはお昼の間はベランダにいたし、部屋の中ではいつも自分の椅子に座っている事が多かったので、限られた空間での生活だったように思います。
なので、「人を飛び越える」とか「退く」って事をしなくて済んだのかも知れません。
だから「退く」って事がどういう事なのか、理解できないんだって気がします。
育った環境によって、必要のない事、教えてもらってない事は知らないのです。

アトムは優しく撫ぜられるのは、好きではないようです。
「お母さ~ん、アトムは荒っぽく撫ぜるとすごく喜ぶよ。」
「ちいおじちゃんは大きな手で荒っぽく撫ぜてたから、アトムは優しく撫ぜられるのは、嫌いなんよ、きっと。」って娘が言っています。

それも環境なんだと思ったら、「育った環境って大きいんだな。」ってつくづく感じます。

我が家のワンちゃん達は、仔犬の時から我が家で育ったので、我が家の習慣が身についていますが、アトムは弟の家で育ったので、アトムにはアトムの習慣があるのだって思いました。