日々の幸せを育んで

ワンちゃん達がいて、孫達がいる日々の生活。小さな幸せのある暮らしを綴っています。

フランスへ

2009年06月08日 17時56分00秒 | 日々の暮らし
姪が国際結婚をするまで、外国の人を見かけても何ら気にならなかったのに、今は違います。

「どこの国の人なんだろう?」
「どこへ行くんだろう?」
電車に乗っている外国の人を見かけると、とっても気になります。
人間の意識って、本当に不思議です。

私は大学生の時に、必修科目である英会話の教授が、いつも機嫌が悪くて、意味もなく大きな声で怒鳴ってばかりいるアメリカ人男性だったので、外国の人はとても苦手でした。
その教授の授業を受けるようになってから、英会話に耳を傾ける努力をまったくしなくなり、『外国の人は苦手』という意識だけが残りました。

なので、セバスチャンが初めて我が家に来た時も、私はどこか心を閉ざしている部分があった様に思います。
セバスチャンは辞書を引きながら、懸命に日本語を話していたので、その姿には感心していましたが、外国の人だという事に対して、何となく大学生の時の嫌な思い出だけが甦って来て苦手でした。

          
          
でもセバスチャンは、とってもいい青年です。
ご両親にもお会いして、お喋り(姪が通訳してくれるので、私は日本語です。)しましたが、ご両親もとってもいい人達で、「あぁ、国際結婚っていいかも知れない。」って思う様になり、『外国の人は苦手』という意識が塗り替えられました。
ご両親と姪との関係を見ていて、「こんな嫁姑関係って、いいなぁ~。」とも思いました。
私が結婚する時には、「国際結婚」は選択肢にはまったく入っていませんでしたが。。。

違った国の文化を知るのは、何か楽しいです。
姪のお陰で、今まで知らなかった世界が拓けて行きます。
「国際結婚」って、周りの人達にこんな喜びを与えてくれます。

          

今、いっくんはフランスへ行っています。
緑の芝生のあるお庭で、機嫌よく遊んでいる様子です。
こんな緑が一杯あるお家なんて、日本では限られた所だけなのに、フランスのごく普通のお家のお庭が、こんなにも広いのです。

こんな写真を見ると、「伸び伸びとした大らかな子に育つだろうな。」って思います。
いっくんはこんなに小さい時から、私達とは見る風景が違うのです。
何か不思議な気もします。