日々の幸せを育んで

ワンちゃん達がいて、孫達がいる日々の生活。小さな幸せのある暮らしを綴っています。

カーミングシグナルって?

2016年01月27日 14時35分00秒 | 日々の暮らし

天気予報では、「今日から暖かくなる」って言っていたのに、それほど暖かくはない様に思います。

午前中、陽が射し込んでいる時には、
『陽射しが暖かくなってる・・・』
って喜んでいたのですが。

               

昨晩、娘がマリーと絨毯の上で遊んでいました。

時々、アンもそこに加わって・・・3人でじゃれていました。

「ギャー!」
って娘が突然叫んだので、マリーかアンに何かあったのかと思って、
「えっ、どうしたの?」
って言いました。

「アンがマリーにおしっこ掛けたよ。」
「アンが足挙げて掛けようとしたから、マリーを除けた。」
「だから、絨毯におしっこをしたよ。」

               

絨毯とひざ掛け毛布も、おしっこで濡れています。

アンがいつもの様に、マリーに飛び乗って行くのは見えたので、
『また、飛び乗ってる。』
『いくら誘っても、マリーは遊んではくれないのに・・・』
って思ったその直後の出来事でした。

               

こんな粗相(?)抗議をしたのは初めてです。

「アン、おトイレはどこ?」
「おしっこは、どこでするの?」
「おしっこはおトイレでするんでしょう。」
「絨毯の上でするんじゃないでしょ。」

何度も言い聞かせましたが、アンはしょんぼりしたまま動きません。

               

「アンにはアンの理由があるんだよね。」
「お父さんも私も、マリーばかり可愛がってるから、アンはストレスが溜まったのかな?」
「平等にと思ってるんだけど・・・」
・・・・・
「マリーは、私が座ってると、勝手に膝の上にのってくるでしょ。」
「アンはそんな事しないから。」
「マリーばっかりと思うのかな?」
って娘が言いました。

               

今朝、娘からのメールが届いて、
「犬が犬におしっこを掛けるのは、仲間だよ~ってサインらしいよ。」
って書いてありました。

『そんなサイン出さなくても、毎日一緒に暮らしてる仲間なのに・・・』    

昨晩の事が気になるので、ネットで調べてみました。       

               


米「カーミングシグナル」とは、不要な争いを避けるために自分の立場や感情を相手に伝える際の、 犬に生まれつき備わった非音声的言語を指します。「Calming」は"落ち着かせる"、「Signal」は"信号"という意味ですので、文字通り、「自分と相手を落ち着かせるための合図」

「おしっこをする」というカーミングシグナルは、相手に対して自分をさらけ出し、敵意がないこと、そして仲良く付き合っていきたいという親愛の情を伝えるときに用いられます。 「嗅覚の動物」と呼ばれるほど鼻がよい犬にとって、おしっことは相手の素性を知るための重要な情報源です。
その情報源を相手の前でさらすということは、相手に対してある程度心を開いていないとできない行動と言えます。米

              

アンが、いつもマリーに飛び乗って行くのは、私が絨毯の上で休憩している時です。

私が忙しく家事をしている時は、2人はそれぞれの場所で寝そべっています。

「おやつの時間」とか「ご飯」とか、2人に共通した目的があると、2人は同じ方向に向かって歩き出しますが、それ以外はそれぞれの場所でおとなしく寝そべっています。

私が、ほっとして休憩すると・・・それぞれの場所から、私の傍に寄ってきます。

               

アンはマイペースな子なので、撫で撫でしてもらいたい時には、寄ってきて私の腕をホリホリしてから、私のすぐ横に寝ころびます。

撫で撫でしてあげると、
「お母さん、もっとしてください!」
って手を止めた私にホリホリして訴えるので、ホリホリと撫で撫での繰り返しを何度もして・・・納得できたアンは、自分の居場所に戻ります。

アンがこんな風に、何度も繰り返して甘えて来るのは、私にだけだと思います。

「お父さんも、彩ちゃんも、マリーの方が好きだから。」
ってアンは思っているのかも知れません。

               

子育てと同じで、難しいです。

『平等っていうのが、どこなのか?』

『マリーが求めている愛情と、アンが求めている愛情は、同じではないし・・・』

『マリーが思っている遊びと、アンが思っている遊びは、同じではないんだ。』

『マリーと娘がじゃれている所に、アンは加わっているけれど、アンが思っている遊びじゃないから、アンには不満が溜まってるのかも知れない・・・』

『アンが時々、猛スピードで走り回って娘にじゃれてるのが、アンにとっては楽しい遊びなのかも知れない。』

そんな風に考えました。

               

チベタンテリアのアンは、シーズーのマリーに比べて、絶対的に運動量が多いのだと思います。

リーもナナもマリーもシーズーなので、アンも同じ様に遊んであげていたけれど、それではアンには不足なのかも知れません。

「自分の立場や感情を相手に伝える際の、 犬に生まれつき備わった非音声的言語」って言葉が、心に引っ掛かりました。

アンがマリーに飛び乗って行く時は、必ず私が見ている時なので、きっとそれはアンが私に訴えている「非音声的言語」で、
『お母さん、もっと走り回って遊びたい!って、アンは言っているのかも知れない・・・』
って思いました。

何度訴えても、誰も分かってくれなかったので、アンは次の手段として、おしっこをしたのだと思います。

               

「絨毯の上におしっこをしたら、駄目!」
ってアンに何度言い聞かせても、アンがしょんぼりしていた理由が、これで分かりました。

「どうして、お母さんは私の気持ちを分かってくれないのですか?」
ってアンは悲しかったのだと思います。

『アンが猛スピードで、走って遊べる様にしてあげよう!』

『元気なアンは、好きなだけ家中を走り回ればいい!』




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