お庭の緑が増えて来て、洗濯物を干す時「♪若葉が急に萌え出した♪」って歌詞が頭の中で廻る季節になりました。
『とってもいい季節の筈なのに、気分は重いな・・・。』
わが家の遅咲きのモクレンも、やっとお花を咲かせ始めました。
マンションの門扉前に置いてある、パンジーも・・・中庭のチューリップも・・・モッコウバラも・・・アジサイの葉も生き生きと鮮やかな色になってきました。
季節は少しずつ少しずつ前進して行っている様です。
この間の夜、強い風が吹いていて、リビングにいても風の音が響いていました。
朝起きると、お庭のチェリーセージの枝が何本か折れていたので、お花を咲かせている枝を切って生けてみました。
「う~ん。もろいよねぇ~。」
「何でチェリーセージの枝って、こんなに折れやすいんだろう?」
「前のは木みたいにしっかりと根付いていたのに、これは枝も幹もちっとも太くならないよね。」って私。
ネットで調べてくれた主人が、
「チェリーセージって、育てやすいって書いてある。」
「水はカラカラに乾燥するまで、やる必要はないみたいだぞ。」
「水のやり過ぎかな?」
って言います。
「う~ん、難しいよね。」
「前と同じ様に育てていても、同じ様には育たないんだものね。」って私。
マリーがこの所、ウンチをおトイレではなくて、絨毯の上にする様になってきました。
きちんとおトイレでする時もあるのですが・・・。
「おトイレまで行くのが、面倒になったのかな?」
「もう少し歩けば、おトイレなのに・・・」
「もう、ここでいいかって思ってしまうのかな?」って私。
「ウンチだから、まだましじゃないか?」って主人。
後始末のお掃除をしてくれるのは主人だから、「ましだ」と思ってくれているのなら、それでいいのですが、マリーには最期までしっかりと生きていてもらいたいと願っています。
マリーは、おしっこをしておトイレから戻って来る時は、毎回飛んで跳ねて走って来るので、
「そんなに元気あるの?」
「その元気を、いつもどこに隠しているの?」
って感心しながら見ているのですが、やっぱり歳のせいで、面倒だと思う時があるのかも知れません。
しょうちゃんは、時々マリーに意地悪をします。
尻尾を踏んづけたり・・・毛を引っ張ったり・・・。
しょうちゃんは、マリーの若い頃を知らないので、歳を取ったマリーしか知らないので、
「ワンちゃんは、みんなこんなに静かで大人しい。」
と思っている様です。
しょうちゃんには、自分よりも弱い者を労わり優しく接する事を、マリーを通して学んで欲しいと思っています。