朝は、もう少し涼しいのかと思っていたのですが、朝から蒸し暑いです。
お散歩3日目のアナ。
お散歩の準備を始めると、走り回るバニーとアナです。
ハーネスは、バニーから着けます。
バニーは「お座り!」と言うと、きちんとお座りをして待ちます。
バニー1人の時だと、そのままハーネスを着ければ終わったのですが、今は横でアナがリードを噛んだり振り回したりして邪魔をしています。
「駄目! アナが噛んでたらバニーに着けられないよ!」
って言うのですが、ずっと邪魔をしています。
やっと着け終わって、次のアナに「お座り!」って言ってみました。
昨日は、お座りをせずに動き回っていたので、ハーネスを着けるのに、ちょっと手間が掛かりました。
今日は1回でお座りして、ハーネスを着け終わるまで、きちんとお座りができました。
バニーが着けているのを見ていたらしくて、両前足を持って着せるのが、とってもスムースにできました。
『アナって、どんな風にしてハーネスを着けるのかを、バニーのリードを噛みながらも見ていたんだ。』
って・・・感心しました。
アナは玄関ドアを開けても、1人でお外にはまだ出ません。
座り込んだまま、動こうとしないので、リードを引っ張って、
「お散歩に行くよ!」
って声を掛けてみたのですが、後ずさりしてお外に出ようとはしません。
今日も抱っこして四つ辻まで。
お散歩を始めると、昨日よりはしっかりと歩いています。
バニーが先に行くと、追いかけようとして小走りになります。
飛び跳ねている様な小走りで、可愛いです。
アナの喜びが伝わって来ます。
アナは「松ぼっくりの小道」の階段を上る事はできるのですが、下りる事ができません。
それは、バニーも始めの頃のお散歩では、同じでした。
バニーが階段を下りられなくて・・・できる様になるまでには、時間が掛かりました。
1段ずつ「こうして下りるのよ。」って教えたり・・・ジャーキーでつったり・・・。
なのに、アナは今日澄ました顔して下りて行っています。
「えっ、昨日は下りられなかったじゃん!」
「えっ、下りられるんだ・・・。」
アナの覚えの速さに驚きます。
バニーがお散歩を始めた頃、少しずつ距離を伸ばして行ったので、アナも同じ様にしようと思っていたのですが、アナは今日川へ下りる階段付近まで歩けました。
『アナはバニーがいるから、安心してついて行けるんだろうな。』
『バニーは1人っ子だったから、すべてが不安だったのかも知れない。』
・・・・・
こんな時、最初の子(1人っ子)は、可哀想だって事に気がつきます。
『これからはいつも2人一緒だから、本当によかったね。』
今朝のお散歩で、ワンちゃんとすれ違った時、アナは吠えていました。
バニーは人もワンちゃんも好きなので、寄って行こうとしたのですが、飼い主さんが避けようとしてリードを引っ張られていたので、私達も避ける様にして歩きました。
『勝気な妹アナが、これからはいつも守ってくれるよ。』
『でも、バニーは誰とでも仲良くしたいのよね。』
1頭飼いだと気がつかなかった事を、2頭飼いしていると知る事ができます。
バニーとリーは、1人っ子という同じ立場にいました。
ナナが我が家に来た時は、先にリーがいたし・・・マリーが我が家に来た時は、先にナナがいたし・・・アンが我が家に来た時は、先にナナとマリーがいたし・・・。
そう思うと・・・。
『アンが一番恵まれていたのかも・・・。』
『2人の姉(ナナとマリー)に迎えられたアンは、きっと幸せだったんだろうな。』
って思います。
お散歩を始めてから・・・バニーとアナのお昼寝時間が増えた様に思います。
よく寝て・・・よく食べて・・・その合間に2人で闘って・・・の生活です。
お散歩が一緒にできる様になって、2人の距離が少し縮まった様な気もします。
日々の生活の積み重ねの中で、2人の心がしっかりと繋がって行くのだと思います。
「もう、ワンちゃんはバニー1人でいい!」
って言いながら、ワンちゃんを探し続けていた私の気持は「正解だった!」って思います。
バニーとアナの心が繋がって行く姿を、毎日こんな風に見ながら暮らせる喜び。
『こんな喜びを、バニーとアナがプレゼントしてくれたんだ・・・。』
『バニーだけだったら、こんな喜びは、絶対に味わえなかったもの。』
選択した事柄には・・・必ず答えが返って来ます。
すべて二者択一の中で、どちらの道を選ぶかは、その人次第だと思います。
2つの道の先にある事柄をよく考えて、楽な方の道を選ぶのではなくて、より楽しい道、より大きな幸せが運ばれてくる道を、選ぶ事にしています。
『いつも・・・どんな時も・・・心豊かでありたい!』
と思います。