affordできるということ 2023-03-02 12:38:00 | 日記 「貨幣論」に対する論考で「貨幣は全ての人を平等にする、王様の100円も奴隷の100円も同じ価値、男の100円も女の100円も同じ価値、だから、資本主義経済のなかて会社に勤めて給料を得ることは、女の私こそ、好きだった」というのを読んだんだよね。今日の「アフォードできることが尊厳」って、経験的に、なんかしっくりきてしまう。今日一日
第五章9 2023-03-02 12:33:00 | This is Japan p240日本の貧困者があんな風に、もはや一人前の人間ではなくなったかのように力なくぽっきりと折れてしまうのは、日本人の尊厳が、つまるところ「アフォードできること(支払能力があること)」だからではないか。それは結局、欧州のように、「人間はみな生まれながらにして等しく厳かなものを持っており、それを冒されない権利を持っている」というヒューマニティの形を取ることはなかったのだ。「どんな人間も尊厳を(神から)与えられている」というキリスト教的レトリックは日本人には分かりづらい。