会議室じゃなくて現場に身体を運んで、かつ、その閉塞した現場で、穴が空いているのが見えてしまう人が物書きになるんだと思った。私は若い頃それが見えてる気がしてたけど、リアルのライターですごい人は、ぜんぜんレベチだ。当たり前か。
ブレイディさんが、女性の政治家をまとめて書いた本があって…ジェンダー平等とかフェミニズムの観点から時代の必要に迫られてというイメージは一般に分かりやすいんだけど、そこじゃないと思う。そこじゃない「穴」が見える気がする、いま。
私はつぎの統一地方選の女性候補のなかでも、与党所属の人が、本当に気になる。「センキョナンデス」を、見に行かねばと思っている。なぜ、女性「なのに」保守なのか。「だから」なのか。
放送法の問題がでてるけど、渦中の女性議員も、そう。私は、立場は真逆だけど、彼女はパペットではないととても思うんだ。公文書のなかで、数年前に磯崎議員をヤクザまがいと言い、元首相を諌めた秘書官がでてくるんだけど、この女性、秋田のイチゴ農家から出世した首相のときにやめてて、その前に「絶対に飲み会を断らない女」というキャッチーなコピーで、知った人だった。
彼女たちのことを知りたい。
今日一日