WIND BENEATH MY WINGS

震災後、私たちの暮らしの「あるべき姿」を考え中。持続可能で幸せな暮らしを一緒に考えていきませんか?

「見えないものを大きくします」向山塗料に学ぶ

2007-09-28 21:51:46 | 企業が社会に出来ること
先日ご紹介した枝廣淳子さんの日経エコロミー・コラム「マイナス成長」目指す日本の中小企業・向山塗料の取り組み、で取り上げられている向島塗料さんのHPを拝見した。

マイナス成長を目指しながら、業績を伸ばしてしまい、「まだまだ努力が足りません」とおっしゃる、その姿勢に惹かれ、HPをみてさらに「いいなあ」と惚れてしまった。

まず、HPも手作り風。
決してお洒落ではないけれど
「伝えるべきことをきちんと伝える」
ことは徹底している。

気取りや見栄とは無縁。
かっこつけずに、「実」をコツコツ積み上げ自らが考えた確固たる信念のもと環境経営に取り組まれている。

お洒落じゃないのが逆に凄くカッコいいという典型。

ソーラー発電倉庫の屋根を利用して発電しています。10Kwくらいの発電をしています。
(同社HPより)
CMに出てくるような、ピカピカのカッコいいのじゃなくて、すごく地味。
あるものを上手に組み合わせる創意工夫の偉さ。
■子会社の「フェニックス株式会社」が軽油に替わる燃料として「使い終わった天ぷら油」から精製している燃料を使った3台のトラック。
■分別回収 「紙」「段ボール」「ビニール」「空缶」など手作り風の看板で分別。
これももとからあるものを上手に利用している様子。
■「2000年問題」のときに、前からあった井戸を使えるようにし、タンクに貯蔵できるように。
■「雨水タンク」。倉庫に降った雨がタンクに溜まり車のタイヤ洗車や水遣りに。これも手作り風で素敵です。

こういう特別じゃないことを、きちんと積み上げていく姿勢に企業としての矜持を感じる。

そして何より痺れたのが、その経営理念。

1.御用達 (お客様のお役にたつことが我社の最大テーマ)
○向山塗料はお客様のお役に立つために存在しています。  
○ お客様のご要望をひたすら満たしご不満を解消するサービスを中心とし、向山独自のサービスを深堀し売上や利益は、その結果ついてくるものと信じ行動します。
○ 丁寧に行動します。小さな気配り、些細な心配り、ちっぽけなことこそ大事にします。
○ 社員満足度(Gross Company Happiness)を高めます。
御用達のためには社員が会社に満足していることが必要です。会社としての幸せは社員の幸せの総量が大きいことです。
○ 御用達のできる社員の成長が会社の成長と考えていますので、研修に関しては様々なチャンスを用意して強制する部分もあります。
○ 社会的に責任をもった健康な社員になるため、社長と言えども飲酒運転は即刻クビ、タバコは喫みません。
○ クレームは起きたことの責任は問いませんが、社長まで報告しない責任は問います。

2.GESM経営(Gaia Environment Satisfaction Management)
(いくら儲けたって地球を住めない星にしちゃったら意味がない)
大量生産、大量廃棄の現在のままの資本主義、無限競争の経済運営では、限りある地球の資源を早く食いつぶし、地球環境も早く汚してしまうことになります。私たちは「母なる地球環境に満足してもらえる経営」をすることで、子々孫々まで永続できる循環型社会の実現に努力します。
○ 向山塗料の最終判断基準は「それは子孫にとって良いことですか?」とします。
○ 「もったいない」を合言葉に、必要最小限の費用で会社運営をします。
世間常識の耐用年数は無視し、ものは大事にいつくしみ、修理、修繕を徹底しその命あるかぎり大事に使います。
○ 廃棄物も分別すれば全て資源です。ゼロエミッションを継続します。
○ 菜の花プロジェクトを推進し、廃天ぷら油をデイーゼル燃料(BDF)にする事業を拡大させます。
ISO14001は継続せず、自己適合宣言を7月中にします。
○ 「化石燃料50%削減宣言」を年内にします。
○ 高い失業率の解消と食糧危機、安全安心な食物をとるため、社員全員が自給自足のための農業にかかわり、ワークシェアリングに挑戦します。

3.見えないものを大きくします
○この世は見えるものと、見えないもので出来ています。
売上高、会社の建物、社員数、どんな車に乗っているかなどは目に見えるし会社の判断をされる材料にもなっています。
○ 海面に浮かんだ氷山をイメージしてください。
海面上は目に見える三次元世界。売上高、建物などにあたります。海面から下は目に見ることは 出来ませんが、この部分が大きくなればなるほど、海面上の容積は 大きくなり、会社としての規模も大きくなります。良い社風をつくり、社徳にまで高めます。
○ 誰が見ても気持ちが良いといわれるよう、掃除の徹底、整理、整頓、清潔、気持ちの良い挨拶を維持し、花を絶やさず会社の近辺にも花一杯、清掃を拡げる。
○ やまなし掃除に学ぶ会に全員参加します。
○ 生命を直接いただいた両親に感謝し、親孝行をします。
○ 良き日本人としての伝統を引き継げるよう、物だけでなく心、精神的なことにも関心を高める。

勉強になります!

ISO14001が取得することで終わりではなく、出発点に過ぎないことを理解し、「自己適合宣言」をした意気込みに「与えられた価値観に甘んじる」のではなく、「価値は自分たちで作り出す」同社の意気込みを感じる。

カッコいいなあ。

名前で検索するとすぐわかります。
シックハウス対策なども詳しく書かれてあり、本業に関しても親切・丁寧なのが、
伝わってくる。自然塗料の取り扱いもある。

向山塗料

写真は実物より上があたりまえ?キャノン&セイコー新型プリンターに思う

2007-09-28 14:50:01 | メディア・通信・IT・イベント
キヤノンは26日、プリンター・複合機「PIXUS」シリーズの2007年新モデルを10月4日に発売すると発表した。複合機4モデル、単機能のプリンター2モデル、コンパクトプリンター1モデルの合計7モデルをラインアップ。

シーン解析と顔認識機能を利用し、写真を自動的に補正して印刷を行う「自動写真補正機能」、従来モデルに比べて起動時間を大幅に高速化する「クイックスタート機能」などが特徴。

自動写真補正機能は、写真のシーン解析を行い、「ポートレート」「風景」「夜景」「スナップ写真」などの状況から最適な色補正条件を抽出、コントラストや露出、逆光補正、彩度などを自動調整して印刷する。顔認識機能も搭載している。

一方 セイコーエプソンは20日、07年の複合機4モデルと単機能のプリンター2モデルを10月4日に発売すると発表した。
インクの吐出量を上げ、ヘッドの駆動周波数を向上することで印刷速度を高めたほか、顔部分だけを若干細身に修正して印刷する「ナチュラルフェイス」機能を組み込んだ。

それにしても「ナチュラルフェイス」というネーミングが笑える

ナチュラルフェイス機能は、「写真に写ると顔が太って見える」という視覚上の特性を修正するとともに、肌の色を自然に白くする機能。
具体的には自動で認識した画像の中の「顔」部分を、0.5%~1.5%程度細身に修正するとともに、人間の肌だと認識した部分はコントラストを若干上げ、

「細く、白く、美しく見えるように」修正する。
(どこがナチュラルじゃ!)

この機能はプリンタードライバーに組み込まれており、パソコンから印刷する場合にはすべての新モデルで利用できる。複合機の「PM-T960」と「PM-A940」では、各種ダイレクトプリント時にも利用が可能。

少し前に、独身(?)男女たちが「最近の写真は信用ならない」とぼやいていたのを思い出した。
写真をみて好みだからと紹介してもらってデートしたら、「あれれ?」ということがあるというのだ。
よくわからないが、修正(?)という機能で、いくらでも、カッコよく、綺麗にできるとのこと。

この記事をみていて、これからは、本人が作為しなくても、普通にプリントするだけで、デジカメやプリンターの性能で、自動的に綺麗に写ってしまうのね~。
と思った。

自分のことなんて、ふだんあんまり観察しないから、たまたま、まあまあに写っている写真があると「まだ大丈夫じゃん」と思っても無理はないと思う。

でも、これって、みんな幸せなことですよね。

老若男女問わず、自分がカッコよく、美しく写っている写真をみると機嫌が良くなり、幸せな毎日をおくれるし、機嫌が良ければ表情もよくなるし、きっとホルモンの分泌もよくなって綺麗になるんではないかしら。

で、デート前の男女は、「最近の写真は実物より上」という心構えのもと、冷静に判断すればよいのでは。

そういえば、旦那が今度、ソフトフォーカスとやらで写真を撮ってくれるそうだ。
シワが目立たずソフトで綺麗に写るとのこと。わーい!

福田総理と読書

2007-09-28 14:01:15 | 政治
外出先で立ち読み(座り読み)した週刊新潮によると、福田総理は読書家だそうだ。官房長官時代に一日に三冊も本を読んでいる、と言って「そんなに官房長官は閑なのか」と陰口を叩かれたという新潮節でからかわれていた・笑。

真偽のほどは定かではないが、新潮には「司馬遼太郎」と書いてあった。
でも政治家で司馬遼太郎を読んでいない人の方が少ないと思うから、特別好きかどうかは謎。
坂の上の雲」説(週刊新潮)「勝海舟を尊敬している」(ウィキ)など諸説あり。
一日3冊が本当だったら、一年で1095冊。(私はこの話はありえると思う。出版業界で本をよく読む人はこれくらい読んでしまうのを横でみていたから)
とすると、分野は多岐にわたるものと推察される。
しかしガードが固い福田総理は、ゴルゴ13を明言した麻生氏と違って、なかなか愛読書を披露してくれない。
坂の上の雲」はイメージとしてはナットク感はあります。
要ウォッチングだ。

中国の温家宝首相と電話でお話&福田総理と中国

2007-09-28 13:43:12 | 政治
福田康夫首相は28日午前、中国の温家宝首相と電話で約25分間協議し、できるだけ早期に中国を訪問することで一致したとのこと。
もともと、日中間では安倍晋三前首相が秋にも訪中する方向で調整していたらしいが、外務省によると、今回のように、日中の両首相が電話を通じて直接協議するのは初めて。

谷野作太郎元中国大使(週刊新潮によると、福田氏は谷野氏をチャイナスクールの校長先生と呼ぶとのこと)との深い交流もあり、外交、とりわけ中国通と言われるのもナットクの展開だ。

電話協議では福田首相が胡錦濤国家主席の来年春ごろの来日も招請し、温首相は「胡主席の訪日については積極的に準備をしている」と応じた。

両首相は北朝鮮の核問題や地球温暖化防止問題で緊密に協力していく方針を確認。東シナ海のガス田開発問題を巡っては福田首相が早期解決に向けて温首相が指導力を発揮するよう要請、温首相は共同開発の実現に努力する方針を示した。

さて、一部では「親中国」と言われ、福田総理誕生で、中国関連株まで上がったようだが、当の中国国務院のシンクタンクによると
「福田氏が親中国派と見るのは時期尚早。福田氏の外交理念は小泉氏と同じ」。「表面は穏やかだが、かつて記者会見で『日本も核兵器を保有できる。持ってはいけない理由はない』と公言したことを忘れてはならない」
とのこと。
また同シンクタンクは、
「福田氏は、平和憲法改正と核兵器保有などの問題で、麻生太郎氏や前任の安倍晋三氏より更に過激。日本を戦後体制から脱却させ『正常な国』にすることが外交上の目的だ。福田氏は他の2氏より策略というものをより理解している」
「福田氏は『穏健派』とのレッテルを貼られているが、小泉、安倍の両氏のような明らかなタカ派とは、ポーズと策略が異なるだけだ」
など、それなりに警戒しているようだ。

「穏健派のレッテルを貼られているが、明らかなタカ派とはポーズと策略が異なるだけだ」は上手いなと思った。

中国通なれど、中国びいきというわけではないというのは私も同感だ。

福田語録 PART2 硬軟とりまぜて

2007-09-28 12:06:06 | 政治
総裁選の間は真面目でなかなか面白いこと言ってくれなかったけれど、真面目なりになかなか興味深かった。

あちこち拾うと、まだあるようなのでPART2。

■平成12年11月内閣不信任案採決後の野党議員の対応について記者団に、
「ガキ以下だ」

■平成14年年1月、小泉純一郎首相をピッチャーに例えて
「私はキャッチャー役。どこにボールを投げてくるか分からないが、それを絶対に受けとめる」

■平成16年3月、社会保険庁が年金啓発で起用した女優、江角マキコさんの年金未納発覚後
「いやー、おもしろい話…って言ってられない話で、深刻な話ですよね。ちょっと間の抜けた感じもするけどね」

■平成16年年4月、国民年金保険料の未納の有無を聞かれて
「個人情報について申し上げる必要はない」
■その後官房長官離任のあいさつ
「風のごとく来りて、風のごとく去るということだ」

■平成18年1月
「私自身は、総理になろうと意欲を持ったことは一度もない」

■平成18年5月 総裁選出馬に関して
「コメントを求めたが生体反応はなかったと書いてくれ」
■そして不出馬の理由を記者団にきかれ、
「出馬すると言ったことはない。年も年だ。年齢が一番大きい」

■平成19年9月14日、出馬表明の時
「こんなことになるとは夢にも思っていなかった。平時なら引き受けなかった。平時でないから、やらなければいけないと思った」

おはようございます。「自分をいたわる」

2007-09-28 08:18:03 | このブログについて・お知らせ
おはようございます。
一週間お疲れ様でした。
こんな天気(関東地方は残暑です)で体調を崩さないで下さいね。

今日は再び「自分をいたわる」ことについて考えてみます。
問題の渦中にあったり、あまりにも何かに一生懸命になると、私は自分の身体や心のケアを怠る癖があります。心も身体もボロボロになっているのにそれでも働き続けていました。また失敗をしたとき、逆風のときに、責任を果たせなかったと感じたときに、自分を責めて眠れなくなったり・・・。

そんなときは「誰でも失敗はするんだ。失敗から学ぶことは多いんだ」とやさしく自分に声をかけるようにしてから、凄く楽になりました。
反省は必要です。
仕事での失敗を冷静に分析して二度と同じ過ちを繰り返さないことはプロとしてあたりまえのことです。
しかし自分を責めすぎては前に進めなくなると思います。
まちがったらやりなおせばいいのです。
失敗や過ちと向き合いそこから学ぶことによって、人は、より良い人間になることを私は信じます。

今日、明日とふたつ関門があるので、それを乗り切ったら、ゆっくり眠り、心と身体をいたわりたいと思います。

皆さんもこの週末、時間がとれたら、よく休み、美味しいものを食べ、好きなことをして、自分をいたわって下さいね!

お読みいただき有難うございます!

今日も良い一日をお過ごし下さい。

WIND BENEATH MY WINGS くま

このブログの読者専用連絡先
windbeneathmywings73@gmail.com

写真はひまわりの小部屋より。

電車に乗れる幸せ

2007-09-27 22:29:02 | 心と身体の健康・医療
今日は電車であちこち行きました。

ご存知のない方も多いかと思いますが、パニック障害を患って15年になります。
会社員生活のほとんどを、パニック障害とつきあいながら、過ごしていました。
職業上必要なときには気合が入るせいか、どんな人混みでも大丈夫(何しろイベントの仕事でしたから・笑)。
大勢の会議や人前でのお話もぜんぜん平気です。

でもひとたび仕事を離れると、対人恐怖症、電車は怖い、人混みは怖い・・・。

シングルマザーになり、子供のことは必死でやりましたが、すると、仕事と育児で
気合が入った分、それ以外の時間は何もできなくなりました。
まさに「抜け殻人間」になってしまったのです。

結局身体も壊してしまい大勢の方に迷惑をかけました。

今の旦那とは、倒れたときに看病してもらったのが、縁です。(普通男女逆だろ
彼に助けられて、ゆっくりと回復し、友達に会ったり、集まりに参加することが楽しくなるにつれて電車にも自然に乗れるようになりました。
万が一のために携帯と薬と水を持ってはいますが・笑。

今日あらためて、電車の中で音楽を聴きながら、電車に乗れる幸せをかみしめました。電車に乗ることを楽しめるようになった自分が本当に嬉しく思いました。
そして、電車を間違えて、都営線から高輪にいくはずが、品川に行ってしまい、家まで30分歩くはめになりました。そんなことすら、嬉しく愉快です。

私が自分のパニック障害についてここでお話することは、今後はあまりないと思います。ただ、心と身体の健康についてはその大切さを痛いほどわかっていますので
そうした情報は発信していきたいと思います。

同じ病気の皆さん、一緒に頑張りましょうね。
健康な方々も、健康が一番ですから、身体を大切にして下さいね。

今の健康と力になってくれた人達に感謝をこめて、電車に乗れる幸せをかみしめて、おやすみなさい。

今日も遊びに来てくださって有難うございます。

WIND BENEATH MY WINGS くま

このブログの読者専用連絡先
windbeneathmywings73@gmail.com

写真は眠っている子供たちです。

「信頼なくして改革なし」

2007-09-27 11:57:56 | 政治
福田康夫首相は27日午前、政権発足後初めての事務次官会議に出席し
「この内閣はかつて経験したことのない緊迫した状況の中、スタートした」
「信頼なくしてどのような政策や改革も実現は不可能だ」
と述べ、行政の信頼回復に全力を挙げる考えを表明した。

町村信孝官房長官も
「公務員倫理のことでいろいろいわれているが、しっかりリーダーシップを発揮してほしい。相談をいただければ的確に解決していく所存だ」
と強調した。

幻で終わった、安倍さんの官邸主導。
個人的には、日本でアメリカ大統領と同じことをするのは無理だから、
「官僚をうまく使う」という福田さんの考えには賛成。
馴れ合いにならなければね。
官僚に踊らされず、上手く使ってほしいです。
官僚の皆さんも、意地悪しないで、国益優先でお願いします。

まあ、安倍さんと違って、福田さんは手ごわい相手だと思うけど。


ブッシュさんと電話会談

2007-09-27 11:36:36 | 政治
福田康夫首相は26日夜、ブッシュ米大統領と電話で約10分間協議した。
ブッシュ大統領は海上自衛隊がインド洋で実施している給油活動について
「日本の貢献を高く評価しており、継続されるよう期待する」
と表明。
福田首相は、
「国会の状況は厳しいが、活動の継続が可能となるように努力していく」
と応じた。
首相の早期訪米に向け、調整を進めることでも一致した。

素朴な疑問だが、こういう場合、通訳は入るのかな?
いらないけど、公式なものだし、つくよね~。
電話がパラってたりするのかしら。誰か教えて下さい。

訪米時期は今後、国会日程などを踏まえ事務レベルで詰めるが、
11月21日にシンガポールで開く東アジア首脳会議の前後を軸に調整するとのこと。

キャンプデービットでカジュアルは服とか着ちゃうのかしら。
でも福田さんの私服、見たいです。

会社に来ていく服・秋のウィンドー(?)ショッピング♪

2007-09-27 10:50:51 | 嬉しい!楽しい!面白い!ワクワク!
「茶系でちょっとラメが入っていて、程よいVネックで、スーツのインナーになるニットが欲しいな」。
と思い、ウィンドショッピング。

まず、「マックスマーラ」。
相変わらず、引き出しの中にいろいろしまってあって、リクエストどおりのものが
出てくる出てくる。
「グレー系」「茶系」が充実。

次に「プラダ」。
鮮やかなピンクのバックと、ビミョウに光沢のあるシルバーとブロンズの書類鞄と
キャリーケースが目を惹きました。
あんまりぴかぴかしすぎない、光沢感が素晴らしい。
高かったけど、「流行」と「実用」が見事に融合している。

「フェラガモ」。
なぜか入り口にイケメンの男性店員さんが立っている。守衛?
そしてたまたま外国人のおばあさんがいて、店員さんが英語ペラペラで驚いた。
これって高給ブティックでは普通のことなんですかね?

そのあと、松坂屋に入って「アンクライン」「23区」。
どちらも、相変わらず「かゆいところに手が届く」ラインアップ。

買い物した店もしない店もみんな楽しかったです。

ベルメゾンで買ったパンツとあわせるのはナイショにしておきました

おはようございます。「人をつくる」

2007-09-27 09:34:42 | 企業が社会に出来ること
おはようございます。
週も半ばをすぐ疲れがたまっていることと思います。
私も今朝は、寝坊して慌てました。

*****

おととい、昨日と、松下電器のことを調べていて、
当然のことながら、松下幸之助氏のことも勉強させていただきました。

その中で、とても印象に残っているのは、

松下幸之助氏が人から
「松下はどのような会社ですか?」
きかれたとき、
「松下電器は人を作る会社です。あわせて家電を作っています」
と答えたというお話です。

私はこの言葉を読んで、トヨタの「人材育成」に思いをはせました。

強い会社は、まず人を育てているんだなあということをあらためて
思いました。

と同時に、
「自分はどんな人材であらねばならないのか?」
と自分に問いかけました。

私が勤める会社で、私たちの世代に求められる資質は多岐にわたります。
同世代は非常に思い責任を担っています。

しかし、身体を壊し、やりかけの仕事を放り出して休みに入り、長く療養した
私にとっては、今は、
「壊れない人材であること」
が優先されると思います。

壊れる前に休み、ペース配分を考え、自分の気力体力を考えながら、バランスよく
働いていくことが大切です。

私にその機会を与えてくれた会社もまた「人をつくっている」のだと思いました。
自分をつくりなおす機会をくれた方々に感謝しながら再起したいです。
そして再び「元気に」責任を担う人材となり、
新しいことを企画、実現するために、「面白くてワクワクする何か」
をつくりあげるために、コツコツと勉強を続けていきたいです。

そして「人づくり」なんていうと僭越ですが、後輩たちが、明るく、健康的に育ち、伸び伸びと才能が発揮できる環境がつくれる先輩でありたいと思います。

では、今日も良い一日をお過ごし下さい。

WIND BENEATH MY WINGS くま

このブログの読者専用連絡先
windbeneathmywings73@gmail.com

写真はひまわりの小部屋より。

長男の挑戦・運動会・「僕は、リレーを、頑張ります」

2007-09-26 21:38:26 | 明るく発達障害の子どもを育てる
保育園最後の「運動会」にむけて。

①リレーで、バトンをちゃんと渡して、完走する
②開会式で「僕はリレーを頑張ります」をマイクの前で言う


①は、
■昨年のビデオを観て、「視覚的に」どんなものか理解させる。
■本番と同じ音がする笛で練習する
■本番と同じ場所で練習する
■本番と同じバトンで練習する

保育園の先生が頑張ってくれて
家庭と保育園で、みんなより一足速く自主練習中。

②は今日教えていただいたので、こんな対策を考えました。

■「頑張ります」を練習
    ↓
 「僕は、頑張ります」
    ↓
 「僕はリレーを頑張ります」

■何か「視覚的」にイメージできる材料を用意する。
 *イラスト???

■本番で使うマイクのカタチを教えてもらって似たもので練習する。
■本番と同じ立ち位置で練習する。

まあ、あんまりプレッシャーかけずに、やる気が出て、楽しめるように、
持って行きたいな。

それから、白状すると私は、ひとり親でいじけゴコロから、この手の行事には消極的だった。
仕事も忙しいし、憂鬱になるしで、息子のところだけ行って、いつも、逃げるように帰ってきた。
「やっぱりそれじゃいけないよね」と思ったのはやっと昨年くらいからです。
だから偉そうなこと言えない。
でももう逃げないつもり。

同じ立場の親御さん、一緒に頑張りましょうね。

それからあさって一応区立の学区の「通常級」の学校に見学をして、そのときに、副校長先生とお話してくる。
アポどりしました。

特別支援教育がはじまり、今、現場は過渡期。
ネットで仕入れた、特別支援教育の崇高な理想(文部省のHPなど)とは違うであろう、現場の現実、を肌で感じて、いろいろ聞いてくるつもり。
共有した方がいい情報は、学校に迷惑がかからない範囲で公開しますね。

心理の先生と土曜に話すので、土曜の夜か日曜にはアップする予定。

いま、特別支援教育は、各自治体、学校、先生などの要素により、かなりばらつきがあるのが現状だと感じる。
崇高な理想、親のニーズとは裏腹に現場の先生の負担、悩みは大きい。

「現実を知ること」も「現実と折り合うこと」も大切。
でも
「より良い環境を追い求める」「法律上保障されている権利を主張する」
ことも必要だと私は思う。

そうそう、昨日、児童相談所でテストしたIQが思ったより低かったから、悩んで泣いてしまったことをここに白状します。

お陰で息子も泣くし、大騒ぎ。大反省です。自分に喝!

そんなことで一喜一憂しないで、もっと長いスパンで、広い視野で、前向きに。
マイペースで。

(写真は息子が書いた絵です)

自閉症には、TEACCHっぽいアプローチがいいみたい。

2007-09-26 20:34:56 | 明るく発達障害の子どもを育てる
TEACCHっていうのは、Treatment and Education of Autistic and related Communication handicapped CHildrenの略。

「自閉症及び近縁のコミュニケーション障害の子どものための治療と教育」
という意味です。

ノースカロライナ大学のショプラー教授が研究・開発し、実践。
厳密にはこれのみがTEACCHっていうだけど、
いろいろ調べて、うちの子には有効そうなことが判明したので、

「なんちゃってTEACCH」実践中。

ちなみに、うちの子は「自閉症的傾向のある子供」というファジーな立ち位置にいる。

まず、
■TEACCH基本理念
 ●プログラムの最終的目標は自立である。
 ●自閉症の人達の特性を文化ととらえ共に生きる。
 ●共同治療者として親の立場・意見を尊重し、連携する。
 ●個別教育計画(プログラム)を作成し、生涯にわたって継続する一貫した
  総合的・包括的な援助を行う。
 ●自閉症の人達の特性や機能に合せて環境の方を変更(構造化)し、
  構造化された教育を行なう。←あとで説明するね。
 ● 表に現われる問題行動よりも、根に有る認知障害を考慮した療育を行なう。
 ↓普通の親には無理だけど、一応書いておくね。
 ●自閉症の療育者は、特定の専門分野(医学、心理学、教育、社会福祉、
  行動療法、言語療法、作業療法 etc)に偏らず、
 ジェネラリストとして詳しい知識を持ち、自閉症の人達をとりまく
  すべての問題を理解し、
  多領域の役割(行動管理、コミュニケーションスキル、社会生活上のスキル、  余暇に関するスキル、職業訓練、自立訓練 etc)
  を果たせるスタッフであること。

■個別教育計画
正しい診断と詳細な評価に基づき 一人一人の個人 (低機能の人から高機能の人まで)に合った個別教育計画(プログラム) IEP(Individualized Education Program)を作成し、生涯にわたって継続する一貫した総合的・包括的な援助を行う。
* 『個別』=『マンツーマン』ではない。


■自閉症の人一人一人別々に学習能力の綿密な評価に基づいて、
「障害」ではなくて「潜在能力」の方を見極めて教育方針を立てる。
→この考え方はすごく勉強になった。

■プログラムは実践され 改良され、子どもの成熟度と伸び具合に応じて改訂される。担当が変われば方針も変わる ということはないし、親が子の一生を考えなくてもすむよう、単なる通過集団の一員とはしない。

■評価は、 その人が「合格」している課題領域や、 技能をまだ獲得していない課題領域、 そして技能が芽生えつつある課題領域 を明らかにし、これらの課題領域をその人のための教育プログラムに取り込む。

■構造化
周囲の人達が自閉症の人達に歩み寄り、自閉症の人達が、
「 その場面で何をすればよいのか」
を理解し 安心し 自立して行動出来るように
「環境を視覚的に分かりやすく整理、再構成、 構造化=明確化」し、
自閉症の人達の「適応能力の不足を補完する」。

■自閉症の人達は、
「○○かも知れない」
という予測を立てて行動することが難しい。
これから起こる事も予測するのが難しい。

だから、不安で混乱する。

視覚優位の自閉症の人達が「目に見える形」(絵カードなど)で
分かりやすく提示し 今 「何をどうするのか」 という「予測」
が可能なようにする。

■いつ(When)=時間の構造化
予定表、時間割、スケジュール表(物や絵カード、写真、文字カードをレベルに応じて使う)
「始めと終わり」「何をどれだけやれば終わりか」「次にやるべきこと」
の明確化

■どこで(Where)=場所の構造化
場所と作業を1対1で固定し、何をするかがエリアで分かるようにする。
目的別に部屋を分ける[ 食べる所、勉強する所など ]
合理的な物の配置 、見ただけで分かる明解な表示 (色別のカーペット、マット、床にテープで区画、ついたて、カーテン etc)
■何を(What)=行動に対する構造化
予定表(物や絵カード、写真、文字カードをレベルに応じて使う) 。
「指示されて行動する」ということは 「相手のペース(待った無し)」で動く訳で相当のストレスがある。
「何をするのか見通しがつき」「自分のペースで動ける」(集団行動ではない)
ようになると楽になる。
(例) かごの中の課題(作業)をやると分かれば迷う事なし
■どのように(How)=方法の構造化
「手順表をつくる」「手を添える」「指を指す」「実物・写真・絵カード・文字カード・言葉 などで明確に伝える」。
言葉は 分かりやすい表現でシンプルに伝え、あいまいな言い方(抽象的表現)はしない。

そして、
■否定的な言葉は控える!!!
■日常使う言葉は統一する。
例えば「お箸」と「箸」は違う意味を持っていると思ってしまう。
■手順の示し方は ルーチンを 左から右、上から下 など一定にする。
■一方的に押し付けず、子どもの好きなことや興味があることを探す。
■まず 環境の方を自閉症の人達にとって理解しやすいようにすることで、不必要な不安が取り除かれると、逆にこだわりが薄れ、自分の方から外界に働きかけようとする自発性が芽生え、融通性が出て来るようになる。パターン化した生活で安定出来る。

■子供が嫌がる事を無理強いするような構造化は無効である。

■部分的に構造化された環境が用意されているだけではTEACCHではないし、絵カードを取入れているだけでは TEACCHとは言えない。

■行動療法

良くない negative 行動は無視し報酬を与えず、良い positive 行動には報酬を与える。
しかし、行動を無視していいのは、その行動の意味をよく分析した結果でなければならない。
行動の意味が分かればほとんどの問題行動は解決できる。

TEACCHでは「表に現われる問題行動」よりも、「根に有る認知障害」
を考慮した療育を行なう。

「表面化している問題行動」のみの解決策を性急に求めるのではなく、
理論(仮説)より実際の子どもの観察から自閉症を理解し、
「その人にとって そうせざるを得ない理由は何か?」
ということを、「 認知障害の面から追求」することによって
援助の方向性が見えてくる。

!!!古典的な行動療法では 問題行動に対して罰を与えるが、新しい行動療法では 問題行動でも行動の無視や、5分以内のタイムアウト(不適切行動をしたらすぐ楽しくない状況に置く)、再指示、そして断固たる ダメ! によって対処されている。

■TEACCHの実践
[自閉症の理解]
予期に反したら・・
相手の言葉が全然 理解出来なかったら・・
知らない人が全面に出て仕切られたら・・
誰だってパニくるはず。

■いつまで待てばよいという見通しがなく、ただ待たされるだけという事態に置かれれば、誰だって イライラするはず。

■「頑張れ!」 と彼らの側にのみ努力を求めたり、
事情を語れない彼らに「私たちの側の常識」を押しつけてしまいがち。

■怒らない--でも 譲らない--が大切。
見て覚えてしまうことが得意な子どもが多い。
興味のあるものや得意なところは皆違う。

■新しい試みをするときは、スケジュールの一こまを「?」にしておくと「?」のところでは、自分にとって不慣れで助けを必要とすることが起きるということが 予め教えられていることになる (が、?=『その試み』で固定化される恐れ)

■話し言葉は消えて行くから一旦覚えなくてはならずエネルギーを必要とするが、絵カードなどで視覚情報が与えられればその情報はすぐには消えず、覚えなくても何度でも見て確認する事が出来る。

■適応
社会的スキルの獲得によって自身の自信となれば良し、
「納得出来ない社会的ルール」を「外側から強制」されたら、「機械的な反応」
しかできない、
非常に緊張の高い、結局は非社会的な人になってしまう。

ほとんど自分のノート状態。

なんか、これまで心理の先生からアドバイスいただいた内容、効果があったやり方に非常に近いぞ。

興味深いのでもう少し勉強してみるね。

息子は「自閉症かも?」だけど、弟(36歳)は診断が「自閉症」だから、この視点は凄く役立ちそう。

ユニセフ・ラブウォーク

2007-09-26 19:17:10 | 私らしく生きる。気づきと学び
ユニセフ・ラブウォーク」というのを発見。

詳細は、HPに書いてあるけれど、お散歩イベンドを開催して、募金集めもしましょ、という、肩の凝らない企画。
あんまり縛りのない、はりきりすぎない、ゆる~いかんじが何ともいい。

町内会でもお友達でも同窓会でもなんでもいいみたい。

やっぱり主催者があんまり気合が入っていると、ひいてしまうから、ゆる~くが、
いいんじゃないかと思うこの頃。

あと、あんまり人のことは言えないけど「女性の品格」の「良いことは隠れてする」はあたっているな~、としみじみ思う。自戒をこめて。

と思っていたら長男が
「あっるこー、あるこー」♪と歌ってた。