職場で、“生筋子の季節・・・いくらを作った”という話題になりました
青森出身の彼女からは、よく魚介の話題が出てくる
その度に聞き入ってしまう・・・食いしん坊だからじゃなくて
年齢とともに、肉料理から魚料理に嗜好が変わってきていることは確かなようです
結婚して8か月で北海道に転勤しました
どうにか家庭の仕事をこなせるようになったばかりの頃、行ったことも、知り合いもいない北海道に行くことになりどうしたらいいのか困りました
でも、そんな新米主婦に北海道は優しかった
隣人に恵まれたと言った方が適切ですが・・・
早朝に玄関のベルが鳴る
出てみると大きな鮭を両手にぶら下げた隣人が立っています
私よりも一回り年長の隣人のYUMIKOさんでした
YUMIKOさんは、長身で美人でとてもさっぱりした気性の素敵な女性でした
そして右手を差し出してその大きな鮭を一本くれるというのです
私はそんな豪快な行動に驚きのあまり目をパチクリさせていました
もらってもその鮭をどのようにさばいたらいいのかさえわからない
すると≪鮭とば≫の作り方を教えてくれました
その日からベランダにはしばらく鮭が逆さづりの状態で干されていました
サッシの窓が凍りついて開かなくなるような寒い冬にはベランダに置かれた“鰊漬け”の桶から凍った“鰊漬け”を出してきてご馳走してくれました
靴下も履かなくてもいいくらいの温かな部屋で、半分凍った“鰊漬け”
その美味しさは今でも最高の美味しさだと思っています
その“鰊漬け”も教えてもらいました
一抱えもあるような大きな大きな“札幌キャベツ”を使った鰊漬け
大きなカブも柔らかくて美味しい
そんな北海道ならではの美味しい食材を使った“鰊漬け”を北海道にいる間は漬けていました
北海道の豪快さを今も懐かしく思い出されます
YUMIKOさんからは、“生筋子”から“いくら”を作ることも教えてもらいました
生ぬるいお湯に生筋子を入れて大胆に長い菜箸でぐるぐると回します
しばらく回してから菜箸を上げるとそこには“筋子”の皮だけが巻きついていました
驚いているうちに“いくら”が出来上がっていくのを驚きながら見ていたことを思い出します
そんな北海道の想い出などを思い出しながら“いくら”を作ったという話を聞いていました
早速、スーパーに行ってみるとたくさんありました!“生筋子”
今が旬だということをこちらに帰ってからは意識したことがなかったと思いました
懐かしかったので大きな“生筋子”を2腹も買ってきてしまいました
ところが、昔の記憶が定かではなのにつたない記憶をたどりながら大胆にも作り始めました
7年後に東京に戻り年賀状だけのお付き合いが続きましたが、8年前に突然、YUMIKOさんの訃報を聞きました
すぐに飛んで行きました
涙が止まりませんでした
いろいろ教えてもらったこと、やってもらったこと
一番大変な時期にそばにいてくれた一番頼りになる人でした
北海道の経験は、今でも鮮明に残る想い出がたくさんあります
今年も送っていただきました南魚沼産の“新米”
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南魚沼郡在住の伯母さん(義父の姉)から
南魚沼郡も市町村合併により、昔ながらの美味しい“南魚沼産 こしひかり”がとれる範囲以外でも
“南魚沼産”というブランド名を名乗ることができるようになってしまったそうです
伯母さんの送ってくれる新米はもちろん!昔からの南魚沼の素晴らしい土壌が育んだ美味しい正真正銘の“南魚沼産 こしひかり”です
もうすでに、90歳に近づいている伯母さんが送ってくれる貴重なありがたいお米です
腰がずいぶん曲がっていますが、今でも買い物をしたりと自分のことはもちろん、家族の食事の支度の一部はするという伯母
近くに住む伯父90歳(義父の長兄)と兄妹で温泉に出かけたりしているようです
二人とも連れ合いを20年以上前に亡くしているので、もっぱら二人で出かけているようです
90歳の伯父もまだ自分のことや家族の家事をこなしているスーパーおじいちゃんです
一番末の弟である義父が一番動けなくなっています
A型の義父はそんな元気な兄と姉のことを『血液型がO型の人は何にも気にしないし、考えなく行動するからいつまでも元気だ』というようなことをいいます
気にしなくてもいいことに気を病み、周りの目を気にして歩くこともしないで歩けなくなってしまったA型の義父のことを理解できないO型の嫁です
※念のため・・・【決して私はA型O型のことをそのように思っているわけではありません!】
そんな伯母さんに送ってもらうお米
ブランド米でなくても涙が出るほどうれしいです
いつまでもお二人で、また遊びに来てもらいたいと思います
もう一つの“新米”
こちらも毎年送ってもらう長野県の安曇野のお米
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義理の妹のお母さんが毎年送ってくれるお米です
≪豊かな安曇野の自然と、北アルプスの山々から流れる清流、日中と朝晩の温度差がおいしいお米を作ります≫
お母さんの友人の方から分けていただいているお米で、「美味しいので・・・」ということで送ってくれます
こちらは安曇野のブランド米ではありません
でもとても美味しいお米です
そしていつもその中には、手作りのお味噌や梅干しが入っています
時には、何種類もの具材が入った“おやき”なども入っていることも
お母さんは、最近膝の手術をするために入院していたと聞いていました
その体でもまだ、私のことまでも気にしてくれている義妹のお父さんとお母さんに感謝します
本当にありがとうございます
青森出身の彼女からは、よく魚介の話題が出てくる
その度に聞き入ってしまう・・・食いしん坊だからじゃなくて
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年齢とともに、肉料理から魚料理に嗜好が変わってきていることは確かなようです
結婚して8か月で北海道に転勤しました
どうにか家庭の仕事をこなせるようになったばかりの頃、行ったことも、知り合いもいない北海道に行くことになりどうしたらいいのか困りました
でも、そんな新米主婦に北海道は優しかった
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隣人に恵まれたと言った方が適切ですが・・・
早朝に玄関のベルが鳴る
出てみると大きな鮭を両手にぶら下げた隣人が立っています
私よりも一回り年長の隣人のYUMIKOさんでした
YUMIKOさんは、長身で美人でとてもさっぱりした気性の素敵な女性でした
そして右手を差し出してその大きな鮭を一本くれるというのです
私はそんな豪快な行動に驚きのあまり目をパチクリさせていました
もらってもその鮭をどのようにさばいたらいいのかさえわからない
すると≪鮭とば≫の作り方を教えてくれました
その日からベランダにはしばらく鮭が逆さづりの状態で干されていました
サッシの窓が凍りついて開かなくなるような寒い冬にはベランダに置かれた“鰊漬け”の桶から凍った“鰊漬け”を出してきてご馳走してくれました
靴下も履かなくてもいいくらいの温かな部屋で、半分凍った“鰊漬け”
その美味しさは今でも最高の美味しさだと思っています
その“鰊漬け”も教えてもらいました
一抱えもあるような大きな大きな“札幌キャベツ”を使った鰊漬け
大きなカブも柔らかくて美味しい
そんな北海道ならではの美味しい食材を使った“鰊漬け”を北海道にいる間は漬けていました
北海道の豪快さを今も懐かしく思い出されます
YUMIKOさんからは、“生筋子”から“いくら”を作ることも教えてもらいました
生ぬるいお湯に生筋子を入れて大胆に長い菜箸でぐるぐると回します
しばらく回してから菜箸を上げるとそこには“筋子”の皮だけが巻きついていました
驚いているうちに“いくら”が出来上がっていくのを驚きながら見ていたことを思い出します
そんな北海道の想い出などを思い出しながら“いくら”を作ったという話を聞いていました
早速、スーパーに行ってみるとたくさんありました!“生筋子”
今が旬だということをこちらに帰ってからは意識したことがなかったと思いました
懐かしかったので大きな“生筋子”を2腹も買ってきてしまいました
ところが、昔の記憶が定かではなのにつたない記憶をたどりながら大胆にも作り始めました
◆◇◆ いくら造りに挑戦! ◆◇◆ | ||||||||||||
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7年後に東京に戻り年賀状だけのお付き合いが続きましたが、8年前に突然、YUMIKOさんの訃報を聞きました
すぐに飛んで行きました
涙が止まりませんでした
いろいろ教えてもらったこと、やってもらったこと
一番大変な時期にそばにいてくれた一番頼りになる人でした
北海道の経験は、今でも鮮明に残る想い出がたくさんあります
今年も送っていただきました南魚沼産の“新米”
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南魚沼郡在住の伯母さん(義父の姉)から
南魚沼郡も市町村合併により、昔ながらの美味しい“南魚沼産 こしひかり”がとれる範囲以外でも
“南魚沼産”というブランド名を名乗ることができるようになってしまったそうです
伯母さんの送ってくれる新米はもちろん!昔からの南魚沼の素晴らしい土壌が育んだ美味しい正真正銘の“南魚沼産 こしひかり”です
もうすでに、90歳に近づいている伯母さんが送ってくれる貴重なありがたいお米です
腰がずいぶん曲がっていますが、今でも買い物をしたりと自分のことはもちろん、家族の食事の支度の一部はするという伯母
近くに住む伯父90歳(義父の長兄)と兄妹で温泉に出かけたりしているようです
二人とも連れ合いを20年以上前に亡くしているので、もっぱら二人で出かけているようです
90歳の伯父もまだ自分のことや家族の家事をこなしているスーパーおじいちゃんです
一番末の弟である義父が一番動けなくなっています
A型の義父はそんな元気な兄と姉のことを『血液型がO型の人は何にも気にしないし、考えなく行動するからいつまでも元気だ』というようなことをいいます
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気にしなくてもいいことに気を病み、周りの目を気にして歩くこともしないで歩けなくなってしまったA型の義父のことを理解できないO型の嫁です
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※念のため・・・【決して私はA型O型のことをそのように思っているわけではありません!】
そんな伯母さんに送ってもらうお米
ブランド米でなくても涙が出るほどうれしいです
いつまでもお二人で、また遊びに来てもらいたいと思います
もう一つの“新米”
こちらも毎年送ってもらう長野県の安曇野のお米
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義理の妹のお母さんが毎年送ってくれるお米です
≪豊かな安曇野の自然と、北アルプスの山々から流れる清流、日中と朝晩の温度差がおいしいお米を作ります≫
お母さんの友人の方から分けていただいているお米で、「美味しいので・・・」ということで送ってくれます
こちらは安曇野のブランド米ではありません
でもとても美味しいお米です
そしていつもその中には、手作りのお味噌や梅干しが入っています
時には、何種類もの具材が入った“おやき”なども入っていることも
お母さんは、最近膝の手術をするために入院していたと聞いていました
その体でもまだ、私のことまでも気にしてくれている義妹のお父さんとお母さんに感謝します
本当にありがとうございます