マルソータの道楽日記

東京湾・相模湾の沖釣りと釣り魚料理のブログです。今日も皆様の大漁をお祈りしています。

2011年1月16日 イシダイ五目仕立て 夜のうちに凪てない

2011年01月16日 | イシダイ五目
前から興味があった仕立てで攻める剣崎沖のイシダイ五目。
乗合い船が出ていないので、ひとりではいけないのですが、鹿嶋沖のヒラメ仕立ての帰り道、マルッチPPさんとたー坊さんに声をかけるとすぐに食っきて他のメンバーも続々集まって船をキープしました。
仕立てた船は剣崎間口港利一丸さん。5年ぐらい前にイサキの仕立てをお願いして以来と思い込んでいたけど、メモを紐解くと2001年でした。光陰矢のごとし、ですね。いつの間にか10年たっていました。

今回集まったていただいたのは
たー坊さん
マルッチPPさん
すずきんさん
KOBIさん
うぞっさん
たかちゃん

の計7名

予報があまりにも悪く、前日の夜になかば断る感じで電話を入れると、ハイテンションな女将が「こっちは風止んでるから」ってことでとりあえず集まることに。港の駐車場に5時半につくと広い駐車場にはKOBIさんのクルマだけ。非常に不安になって船を見に行くと利一丸さんは3隻とも明かりがついていて出船準備中。他の船もあかりが入っていてどうやら出るようです。

6時半過ぎに港をでて、時間まで待機しますが、案の定海が悪い。船長から釣り方をレクチャーしてもらいう最中も大うねりが次々と押し寄せ、どうなることかと思いました。



最初は船長の指示通り、空針2本の仕掛けにオキアミをつけて指示だなを誘います。1ビシ目にウマズラハギ、次に小型のイシダイがかかりますが、その後は空ビシの連続。とにかく一回誘ってビシを上げると餌がない。これは餌取りが絨毯のように集まっているに違いありません。たぶん、タナを取った段階で餌がなくなっているのでしょう。これでは埒が明かないので、ハナダイ用に作っておいたウイリー仕掛けに換装してみると・・・・
1ビシ目のシャクリでいきなりガツンと手を止めるいい当たりが。引きを味わいながら上がってきたのはイシダイの500gと掌大の一荷。
「ウイリー、ウイリー」と叫びながら、魚をはずすのももどかしく、バッカンから仕掛けを取り出して、隣のマルッチPPさんにまず渡してみました。すると小型ながら形を見てもらえました。すぐにメンバーに仕掛けをウイリーに換えてもらうように言うとそれから面白いようにアタリが出始め、イシダイ、カワハギ、大ウマズラ、メジナ、大アジ、イサキなどがぽつぽつ釣れます。

イシダイは掌大が中心ですが、時に400~500g前後の刺身サイズも混じり、このクラスが当たると竿を突っ込んで面白いです。

<たかちゃん、イスラムの方ではありません>


海悪いなかがんばって釣ってくれました。


<イシダイ>



時たまシャクリの手にずしっと重量感のある引きで上がってくるのは大ウマズラ。でかいので45cm、1.3キロありました。
良質の白身がたっぷりとれます。
それと一回だけ激しい突っ込みがあり、エダスを飛ばされました。大きいイシダイかマダイだったかもしれません。ポイントのポテンシャルを感じました。

皆さんほぼ、刺身サイズのイシダイが何枚か取れたので、2時間ほどマダイを狙います。あまり期待させても悪いので、まず、つれないよと言ったものの、潮変わりなのでひょっとしたらという気が実はしていました。
すると、たかちゃんが小型を1枚釣り、ふとKOBIさんの竿を見ると置き竿が激しく突っ込んでいる。間違いなくマダイのアタリ。

<KOBIさん、やってくれました。釣りうまいですね>


そのあとすずきんさんもマダイを釣りあげ、1時半にちょっと早めに竿をたたみました。

よくつれた仕掛けは
ウイリー ハリス2号3メートル、チヌ1号 4本針、エダス15cm。先針がグリーン。ピンクと白は必ずいれ、もう一色は好きな色を入れる。白、蛍光系によくあたりました。

この仕掛けはイシダイばかりでなく、船長の興味を引いたようで、使い終わった仕掛けを1組差し上げると興味深々でいろいろ聞かれた上、あったかい缶コーヒーまでいただきました。

この時期の剣崎で五目釣りが楽しめマダイの顔もみれてまずはよかったと思います。
船上でのたのしい話、道中のおしゃべり、最高の休日をすごさせてもらい、お付き合いいただいたメンバーの皆さん、ありがとうございました。やはり仕立ては楽しいです。また、企画しますので、ぜひご同船くださいませ。

本日の釣果

イシダイ 掌大~33cm リリース含め約20枚
ウマズラハギ 30~45cm 4枚