マルソータの道楽日記

東京湾・相模湾の沖釣りと釣り魚料理のブログです。今日も皆様の大漁をお祈りしています。

2011年1月22日 アカムツ釣り 夢をみさせてもらいました

2011年01月22日 | アカムツ釣り
アカムツ、それは釣り人を狂わせる赤い宝石。
ブログやってなかったら決して参入することのない釣りものでしたが、とうとう深みの淵に手を染めてしまいました。

本日は、自称万年初心者のマルッチPPさんと真鶴港富丸にアカムツを釣りに行ってきました。

釣り方は錘150号 ハリス6号3m2本針の天秤仕掛け。最初のポイントは真鶴港前のリールのカウンターで180m立ち、餌は蛍光イカ短とホタルイカの抱き合わせです。何しろこの水深で釣りをするのはずいぶんご無沙汰で、どんどん出て行く道糸に夢をはせます。

しかし、最初のポイントではアタリなく、次のポイントで巻き上げをはじめたのは自称万年初心者のマルッチPPさん。

<キンメの一荷>


すげぇ~
この方は自ら初心者とおっしゃっておりますが、その釣行意欲、竿捌き、道具捌きは本人が語るところの初心者の域とは信じがたいものがあり、松輪の某宿に20年通っていたとか、15年前に洲崎沖で見かけたとか、いろいろなうわさが後をたたないのもうなずけます。(※すべてうわさです、確証のあるものではございません)

それから長い沈黙があり、ユメカサゴとか、シロムツらしきものとか、いろいろ釣れて、

<シロムツらしきもの、いわるゆシロムツとは違いますが、同定不能 → ギンメダイ>



しばらくしてから250mダチで竿先がククッと入りました。
あわせを入れると、軽いけどしっかりした手ごたえ。
とりあえず、ゆっくり巻きははじめると、断続的にぐいぐいとひきがあります。
タモをたのむのも恐縮だったので、そのまま黙って上げると、なんと針先に、あの幻のアカムツ様が付いておられるではありませんか

ちっこいのでえいやっと抜き上げると、

ぼちゃっ  あ”~

海に落ちました。




一瞬心臓がとまりそうになりましが

アカムツ様はグロッキーしているらしく、浮いているうちに、隣の方がすくってくれました。
なんか大騒ぎしてすみませんでした。隣の方に感謝です。

ラッキーにも人生初の赤い宝石ゲット。

<写真中央に鎮座されております>


そして、次の投入で、いきなり竿先が突っ込み、あわせを入れるとかなりの重量感。明らかに3キロぐらいはありそうな手ごたえです。メダイかなぁと思いましたが船長に聞くと違うらしい。
さてはアラか、クロムツか、あるいは超大型のアカムツか?
夢は膨らみ、ふくらみすぎた夢のためか途中でリールもおかしくなり、最後は手巻きであがったのは














<この人でした>


やっぱなぁ~

道具立てが変わると何の魚かわかんないですね。タイの道具なら引きでわかったと思いますが(負け惜しみ)

その後、自称万年初心者のマルッチPPさんが、良型のアカムツをあげ

<うれしい良型ゲット>


本日の釣りは終了となりました。

正直この釣りのポイントはまったくわかりませんでしたが、
海も凪で、幻の魚の顔を見れ、その上夢まで見させてもらい、とてもたのしい釣りでした。

船宿、餌の手配、運転とすべて面倒を見ていただいたベテランのマルッチPPさん、ありがとうございました。

<本日の釣果>
アカムツ 27cm 1
ユメカサゴ   3
ギンメダイ   1
ドンコ     1


PS:メールもらったTさん、釣り師ってこんなもんです。ゴメンね。