マルソータの道楽日記

東京湾・相模湾の沖釣りと釣り魚料理のブログです。今日も皆様の大漁をお祈りしています。

アカムツのあぶり刺身

2011年01月26日 | 料理
赤い宝石を食してみました。
皮目をあぶるとうまいという話で、バーナーで軽くあぶってから平に造りました。

<アカムツの刺身>


息子が予備校に行っていて留守なので、そのぶんを残しておいてあげようということにして、酒の用意などしているうちに嫁が先に箸をつけると


普通の魚(といってもタイやヒラメなど)では何も言わない嫁が


「おいしい・・」

と一言いうと次々箸を伸ばすではありませんか、ゆっくり酒を飲む暇もなく、生わさびを乗せて食べてみると、この深い甘みと上品な脂、歯ごたえ、たとえようのない味です。一切れ、また一切れと箸が進みますが、冷酒とともに口のなかに広がる味の濃さは他の魚では決して味わえないものがあります。
ちょっと残念だったのは全部あぶりにしてしまったこと。もちろんあぶった皮目の香ばしさと、溶け出した脂の甘さはそれはそれでおいしいですが、この味なら皮を引いた普通の刺身で身の香りをたのしみたかった気がします。

ということで、二人で全部食べてしまいました。

息子よ、すまぬ。



<ユメカサゴの煮付け>


他の魚は全部まとめてしいたけと煮付けにしたんだけど、
これはこれで侮れない味です。特にユメカサゴは身がしっかりしていて刺身でもいけそうな感じでした。
深場釣りは外道だけでも食味にはことかかないですね。

さて、次はいついこうか