遠藤佐絵子さんの新刊「クロスステッチで楽しむ正倉院文様」
を参考にして、ピンクッションを作ってみました。
この模様は、紅牙撥鏤尺(こうげばちるのしゃく)という、
天平時代に用いた象牙製の一尺の物差しに描かれた
模様が元になっているそうです。
いにしえの貴重な宝物に思いを馳せて
針を進めていくのも楽しいですね。
針刺しは、表からかがって縫い合わせています。
「クロスステッチで楽しむ正倉院文様」遠藤佐絵子
河出書房新社~1800円(税抜き)
こちらは裏表紙です。
正倉院文様は、西アジア(ササン朝ペルシャ)や
中国からもたらされたものが多く、
国際色豊かなのが特徴です。
気に入った模様を小物に仕立ててもよいですし、
額に入れて飾ってもお部屋に映えると思います。
幾何学模様のステッチがお好きな方にもお勧めですよ。