マリーのアトリエ

札幌時計台近くのハンドメイドショップ、マリヤ手芸店のスタッフブログです。

ちりめんの金魚

2009-06-30 18:44:35 | クラフト完成品

もうひとつ、夏らしいちりめん細工の小物をご紹介
金魚のじょうろさんです
ただの金魚じゃなくて、じょうろってところが更に夏っぽいでしょ



昔のブリキのおもちゃで、こういうのありますよね。
ぬいぐるみのような作りで、中に綿が入っています
華やかな赤い柄も、金魚っぽくて可愛いですよ~

ちりめんの金魚(約17㎝×8㎝)できあがり完成品~1995円


正面から見たらこんな顔何かに似てるな~と思ったら・・・


マリーの妹が飼ってるパグ犬にそっくりでした
この目の出っ張り具合、デメ金魚にそっくりじゃないですか~
このパグちんも、たまに登場するかもしれないのでよろしくです


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちりめんのうちわ

2009-06-29 18:20:47 | クラフト完成品
名古屋から札幌に帰ってきたら、札幌も真夏になってた
それでもやっぱり北海道は風がさわやか
気温は名古屋と変わらないくらいでも、涼しく感じました



いよいよ夏も本番になってきたので、夏らしいちりめんの小物を紹介しますね
これは、小さなちりめんのうちわと風鈴のお飾りです
どちらも高さ5.5cmくらいで、とっても可愛いです


 
小さいけど、なかなかよくできています。
色紙や短冊に貼ったり、小箱に貼ったり、暑中見舞いに添えたり、
色々アレンジして楽しんでくださいいね

ちりめんのうちわと風鈴(できあがり完成品)~各367円


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

環状織機

2009-06-27 11:56:17 | 手織り・手紡ぎ・フェルト

「トヨタテクノミュージアム 産業技術記念館」のロビーにあった巨大な機械
「環状織機」という円筒形の織機で、この記念館のシンボルとして
ロビーの中央にデデ~ンと飾られていました

****************************
~解説のプレートより~

当館の基本理念のシンボル
環状織機(1906年発明)

この織機は、「研究と想像の精神」と「モノつくりの大切さ」を
基本理念とする当館を象徴的に示す展示物です。
運動の理想を追い求めた豊田佐吉が、研究と創造に挑み、
明治39(1906)年に発明した、円運動で布を織る、極めて
理想的な機構の織機です。
動力を空費することなく、超幅広の布を、静粛に織ることが
できる、「夢の織機」として世界的に評価されました。
展示機は、大正13(1924)年に製作し長時間テストを行った
唯一の完成機で、日本の世界的産業技術遺産といえます。

*****************************

超幅広の布を、静かに振動も少なく織るために、豊田佐吉さんが一生懸命
研究開発した織機です明治時代の日本で、こんなすごい仕組みの
織機を開発するなんて、大変な努力とパワーと信念があったんでしょうね

残念ながらもっといい織機が開発されてしまい、「環状織機」は実際に使用
されることはありませんでした。
でも、世界に誇る日本のテクノロジー産業の石杖を築いた遺産として、大切に
保存されています。
「百年前に、こんなすごいものを作ったんだぞっ
今のしょぼくれた日本、もっと気合入れろや~
って言ってるみたいでした


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジャガード織機

2009-06-26 03:47:27 | 手織り・手紡ぎ・フェルト

トヨタテクノミュージアムの特設会場では、「ジャガードの世界」という、
ジャガード織りの展覧会が開催されていました

ジャガード織りは、たて糸と横糸を複雑に交差させて複雑な柄模様を表現した「紋織物」を、
ジャガード装置で織りあげたものです。
織機の縦糸を上下させるっていうのがポイント
ちょっと高級な、カーテンやネクタイやお洋服などに使われています



館内のロビーでは、ちょうど西陣織りの実演をやっていました。
京都の西陣織も、このジャガード装置を使った織機で織られています


  
縦横3メートル以上はあろうかという、巨大な織機でした
とにかくデカイ縦糸を張るだけでもすごい大変そうですね



これは「埋機(うずめばた)」という織機で、足で踏むペダルの部分を地面に埋め込んで
いたので、こう呼ばれたそうです。



もともと「紋織物」は中国で生まれたものだそうです
中国では職人が織り機の上で縦糸を手で引っ張り上げるという、
大変手間のかかる方法で作業していました。
15世紀シルクロードを通って伝わった紋織物は、フランスのリヨンで発展し、
パンチカードを利用して縦糸を上下させる画期的な方法が考案されました
写真の左にぶら下がっているのが、パンチカードの束です。



このカードに、複雑な模様の機構が組み込まれているんですね。
1800年台初頭に、ジョゼフ・マリー・ジャガードさんが考案したので、この織り機を
「ジャガード」と呼ぶようになりました。
マリー・アントワネットやフランスの宮廷貴族がゴージャスな地模様のドレスを着れたのも、
ジャガードさんのおかげだったんですね

現代では、コンピューター制御の最新テクノロジーが使われています。
それでもジャガード織りのお洋服は、とってもお高い今もやっぱり高級品です



京都の西陣でも、古くから「紋織物」が作られてきました。
西陣織りもジャガードが使われていて、婚礼衣装のような高級品は、
今も手作業で織られているそうです
実演では、こ~んな豪華な打掛の生地を織っていました
あ~マリーもいつかこんな花嫁衣裳を着る時が来るのでしょうか
(着る時が来たとしても、年齢的にこんな真っ赤なのは無理では・・・




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トヨタテクノミュージアム

2009-06-25 03:46:48 | 番外編

せっかく名古屋に来たけど、観光するヒマは全然なくて「金のシャチホコ」も見ずじまい
でも、名古屋駅の近くに偶然「トヨタテクノミュージアム 産業技術記念館」というのを発見して、
ちょっと時間があったので行ってみることにしました



昔の紡織工場をそのまま使ったレンガの建物で、中はすごく広くて立派でした
トヨタって自動車の会社だと思ってたけど、もともとは紡績や織りをやってたんですね。

創業者の豊田佐吉さんが開発した自動織機の実演や、金属加工の実演、
自動車ができる工程が展示されてたり、科学、技術、産業、自動車、繊維に関する
いろんなものが紹介されてましたさすがトヨタグループだわっ
そういえば、愛知県ってトヨタの本拠地だったわね。
ホールや特別展示室、図書室、ビデオライブラリー、レストランやカフェなどもありました。
特別展以外は無料で利用できる、すんごい設備の博物館でした



巨大な蒸気機関の実物も展示されていました


「テクノランド」っていう、「力の原理」と「機械の仕組み」を遊んで学ぶテーマ館があって、
とってもおもしろかったです
これ、大きな輪を人間がリスのように動かして動力を発生させるものです



これもひたすらハンドルを回して、発電させる機械


噴水の仕組みを説明した装置だそうです


こちらは4駆の仕組みを説明した装置。


ペダルを一生懸命漕いで、樹氷を作るっていうもの


巨大なテコにぶら下がって、テコの原理を体で学ぼうっていうもの
この日は新人研修なのか、若いワイシャツ姿の男性達が真剣に遊んでました
子供はもちろん、大人もとっても楽しめる本格的な施設でしたよ
(お金かけてるな~さすがトヨタだわっ


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする