
2つ目は押絵の新刊のご紹介。
アンティークの着物地などを使った押絵作品が紹介されています

モダンな可愛らしさと、レトロな上品さが素敵

著者の「きくちのばら」さんは、
もともと動物をモチーフにした人形を作っていらっしゃる方です

人形の作品でもちりめんや古いアンティークの布を使っていて、
ご自身の人形の世界が、そのまま押絵になったような雰囲気もあります。
最近は押絵のような伝統的なものを、
様々な分野で活躍する作家の方達が、新しい感覚で制作されていて、
若い人にも受け入れられやすくなっているように思います

日本の伝統的な手工芸が、時代な合った形で残っていってくれるのは
うれしいことですね


「季節を飾るちりめんの押絵」 きくちのばら津尾 パッチワーク通信社~1380円

和風手芸の新刊が入荷したので、ご紹介します

1冊目は手ぬぐいで、お人形用の小さいゆかたを作る本です。
手ぬぐいって、ちょっとしたブームのようですね

雑貨屋さんなどに、可愛い柄の手ぬぐいが色々売っています。
手ぬぐいとしてはもちろん、手芸の素材としても使えそうですよね

手ぬぐいだからもともとゆかたっぽい生地だし
お人形のサイズに調度いいし、これは素敵なアイディアです

モデルさんのテディベアの型紙も、大中小3種類載っています。
本ではテディベアに着せているけど、
サイズが合えばお手持ちのお人形に着せてもいいし、
「ミニゆかた」としてゆかただけで飾っても可愛いですよ

著者の小倉ゆき子さんは、刺しゅうの本を沢山出している方ですが、
実はいろんな手芸をなさるんですね

「手ぬぐいで作るお人形さんのゆかた」 小倉ゆき子著 パッチワーク通信社~980円