

精密板金で薄板に加工したネジの検査方法について紹介します。
神奈川県 横浜市 精密板金 丸井工業(株)公式ブログです。
「精密板金について」「精密板金加工とは」など、精密板金加工全般について丸井工業の事例などを含めて紹介致します。
雌ネジ(タップ)は加工したネジのサイズに合ったそれぞれ専用のネジゲージを使用して検査を行います。下の写真の部品にはM3タップ(直径3mmの雌ネジ)が加工されています。M3タップ用のプラグゲージ(ねじゲージ)を使用して適正なネジが加工されているか検査を行います。ネジゲージの両端にはGP(通り側)IP(止り側)と言うゲージが付いています。検査を行うタップにGP、IP、をそれぞれ直接ねじ込んで検査をします。GP側は無理なく全部が通り抜ける事、IP側は2回転以上ネジ込めない状態のネジを良品と判断します。

▲ この部品にはM3タップが加工してあります

▲ これが検査用のプラグゲージ(ねじゲージ) 左がGP(通り側)右がIP(止まり側)

▲ GP側をM3タップにネジ込み検査を行います 無理なく回して全部通れば合格です

▲ IP側をM3タップにネジ込み検査を行います 2回転以上回らなければ合格です
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