精密板金加工は専用の金型を作らなくても金属板を円弧に曲げる事ができます。
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金属板(鉄板、ステンレス板、アルミ板、等)を曲げるには正確に位置を決めなければなりません。一昔前まで曲げる位置は物差しで測り金属板に直接書いていました。ハンドプレスや蹴飛ばしを使い人の感覚で曲げていた時代です。現代はバックゲージと言うNC制御(コンピューター制御)の位置出し装置が曲げる位置を正確に決めてくれるので精度はバッチリ出せます。そこで、その機能を応用することで専用の金型を作らずに金属板を円弧に曲げることが出来ます。曲げの圧力を調整しバックゲージを細かく動かしながら金属板を送り込むことで好きな大きさの円弧(R曲げ)に曲げることが可能です。この加工方法は時間と手間が掛るので量産品には向きませんが、試作や少量の製品には適しています。
▲ 専用の曲げ金型を使わずに円弧に曲げた金属板です
▲ 円弧に曲げた金属板を拡大 細かく何回も曲げた跡がわかります(間隔を細かくすると滑らかな円弧に)
▲ 金属板の曲げる位置を制御するバックゲージ(白丸の中)右側の上下が曲げる為の金型です
▲ 標準の金型なのでバックゲージを固定してそのまま曲げると写真の様に90°に曲がります
▲ 圧力と寸法を調節する事により任意の円弧に板を曲げられます(材料によっては制限があります)
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