我が家にも先日結束バンドによる顎縛りについての質問がありましたので、
顎絞り画像(私も以前教えていただきました)を載せておきます。
我が家の監視下ペアリングですが、前回の記述通り
この1週間フェロモン香水(人用)はペアリング誘発効果に有効か?
興味本位ではありますが、種親3頭で幾度か試してみました。
「フェロモンシール添付ありと添付なし」
合計3度。時間にしてトータル2時間程。
結果ですが、監視下ペアリングでは我が家の種親はどちらのパターン
も結局やる気を見せず・・・
フェロモン(人用)はペアリング誘発効果を得られませんでした。
現在種親を管理してるRVBOXは暗闇の状況。
照明が神経を妨げ、集中出来ないのでしょうか
それとも粘りが足りないか。
まだまだ不安先行ブリードは続きます。
話題を変えて、今年から我が家では種親はRV-BOXの中で、
菌床空ボトルにマットを入れその中で管理していますが、
RV-BOXの中に「コバシャ小」を入れてペアリングもさせています。
湿度は常に80%以上を維持。
温度も電器毛布とパネルヒーターの併用により26~27度の安定感を誇っています。
監視下ペアリングではヤル気のない種親たちも、こちらの通常のセットでは
しっかりとペアリングをしているものと、ただただ信じたいですね。
我が家も、産む産まないはともかく、2013年自己ブリードラインの組み合せを決定しました。
ご紹介いたします。
240頭飼育予定
昨年2012年度はインライン中心の組み合せでした。
ですが今年は大型作出挑戦3年目。表年でもある今年の久留米産は、アウトライン中心の組み合せ。
色々考えましたが、この構想期間(妄想期間)も、またブリードの楽しみのひとつ。
我ながら補強中心の強力なるラインナップ 産んでくれればですが・・・
縁があって久留米産地をメインに選んだ我が家。
また私自身「転機の年」という年回りでもあり「集中するときは集中してやってみよう」
「大人の趣味を思う存分満喫してみよう」
とばかりに昨年は血統背景に優れた厳選なる種親を揃えました。
せっかくのチャンスですので頑張ってみたいと思います。
ですが、やはり産ませないことには始まらないのがオオクワブリード。
そうなんです。監視下ペアリングフェロモン検証ですが、実は続きがございます。
検索で「フェロモン」で少し調べてみると、昆虫用の性フェロモン剤が存在することを知りました。
性フェロモン
「配偶行動において異性間のコミュニケーションに利用される化学物質の総称。
地球上の多くの生物では、配偶行動を起こす刺激として、異性の存在が必要。
その存在を知らせるために、視覚や聴覚、そして嗅覚が用いられる。
それら異性の存在を知らせ、交尾に至らしめる匂いのことを、性フェロモンと呼ぶ。
現在までに性フェロモンの役割が解明されている種の多くでは、♀が揮発性の性フェロモンを放出し、
♂がその匂いをもとにして♀を探し出す。
♀は性フェロモンを放出することにより、同種の♂に対し自らの場所を知らせ、♂の交尾行動を誘導する。」
その性フエロモンの特性を利用し、農作物の害虫駆除の目的で、DNA解析の分野では研究が進んでいるようです。
例えば、合成性フェロモン剤に誘引された虫を、水や粘着板で捕らえてしまうことによって
異性との交尾率を下げる方法など。
当然ながら、クワガタの性フェロモン剤は存在しないようですが、
「昆虫性フェロモン剤」とやらを今回入手してみました。
イチモンジカメムシ用
ミカンコミバエ用
果たして、この二つの昆虫性フェロモン剤は、
オオクワガタのペアリング誘発に効果があるのか
そして、この「昆虫性フェロモン剤」を全身に噴射した時、逆にお姉さんに効果があるのか
というかカメムシ用、匂い強烈過ぎです
次回ご報告するこにします。
いずれにしても、2013年度ペアリング。
種親には頑張って貰いたいものです