いよいよ2014年GWがスタートしましたね。
といっても先程まで遅延している現場の立会いでしたが。
我が家は7月に沖縄旅行が控えていますので、GWは近場の行楽地で
子供達とワイワイと楽しみたいと思っています。
さて2013年度ブリード状況です。
整理の目的でここまでの2013年度を振り返ってみます。
我が家は2011年度、2012年度までの「ワインセラー」「レンタルスペース」
といった異なる飼育環境からの比較検証を続けてきましたが、
2013年度からは「転機の年」位置づけ、実家ブリードスペースでの
エアコン管理によるオオクワブリードをスタートしています。
環境•菌床•血統を心機一転し、6月中旬から1本目へ投入を開始。
産卵ステージは概ね成功し、約220頭と当初の予定飼育数にて
久留米オンリーブリードをスタート。
少し例年より高めの温度管理から、約100日後となる10月中旬に
2本目へ交換を開始。
結果、最大35gを筆頭に30gアップが17頭という久留米としては
幼虫体重がそこそこ乗った状況。
また2013年度は、どういう訳か1本目オアシス菌床が例年に比べ体重の
乗りが今一つというブリーダーさんの報告もあり、こんな我が家でも
やや注目を集めた感が。
この辺りから、ブログ閲覧数も増えてきており「転機の年」と思い切っ
て取り組んだ成果 などと久留米大型羽化作出ストーリーブログとし
てはまだまだ楽しみが続くといった2013年度ブリード状況でした。
そして次の3本目への交換。
ブログにも記述していますが、失敗要因もあり、全体的にもう一つ伸び
がありませんでした。
30gアップ数は41頭と全体の58%ですが、33gアップ数は16頭と1本目から
すればもう一つもの足りず。
当初の交換時期も100日目となる1月末を見込予定が、食い上げ(劣化)
もあって90日未満での交換となり、3本目の菌床の持ちにやや不安の
残る状況となりました。
さて問題はここから。
冬期温度管理を経て、昇温を開始する中で、暴れ•セミ化•不全といった
最終ステージでは、ある種大型羽化の宿命といえる階段が待ち構えてい
るわけです。
その冬期温度期間を20度前後とやや高めの温度で管理して約80日。
昇温は都内の桜が開花した3月25日より開始して30日。
さて我が家3本目の状況です。
予想より蛹化は想像以上にスムーズですね。
ちょっと例年より早いような気がします。
♂は判明出来る蛹が4頭。
蛹室を作っている♂は7~8割。
シワの入った幼虫や前蛹状態の幼虫が5割程でしょうか。
予定では6月中旬頃には羽化のピークを迎えるものと思います。
よって約1年サイクルかと。
そして気になる幼虫の暴れ
これは♂で合格ラインとしている全体の1割は余裕で超えています。
間違いなく2割は越えるでしょう。
そして残念ながら35gアップも4頭程暴れてしまいました。
幼虫最大サイズ38gの5番もマットへ。
クマモンさんブログにもありましたが我が家では早期羽化の成功例を踏まえ、
暴れてしまった♂は発酵マットへのボトル交換を進めています。
この時期(段階)では蛹室を形成するだけと思われる為、即マットへ移行している。
暴れた幼虫を予備菌床へ変えても落ち着かないケースが多く更に体重を落とす。
蛹室の形成が発酵マットの場合比較的早い。
水分量、硬さの調整がし易い。
メルリンさんとの話では暴れてしまったら、流石に85mmは難しいようです。
その「暴れ」も大半が蛹室の形成をほぼ完了していますので、もうそろそろ
落ち着く頃だと思いますが。
今回のキノコ発生を防いだ2013年度冬期温度管理方法。
暴れ対策も含め羽化個体が揃わぬ段階ではなんとも言えません。
しかも点ではなく、今までの管理状況がつながっていますから
簡単には判断出来ませんね。
我が家のエアコン管理のブリードスペースの温度ブレ。
3本目の期間が予定より長くなってしまったマイナス要因。
2本目の失敗要因で、雑菌が混入したかもしれないといった要因。
こ辺りはまだまだ飼育管理が不十分ですね。
それでも期待の幼虫は我が家にも少なからずおりまして。
最悪暴れが止まらないような状況も想定はしていましたから。
まあどうにかここまで辿り着きました。
1ラインで多数の大型作出。
これは実感として、なかなかどうして簡単にはいきません。
残るは羽化ステージにおけるセミ化と不全でしょうか。
2014年産卵ステージを含め、この2ヶ月間はドキドキワクワク。
楽しめそうです。