リオ五輪女子マラソン代表をかけた
注目の名古屋ウィメンズマラソンが
本日いよいよスタートですね。
生憎仕事なものでリアル観戦は出来
ませんが、特に野口選手の走りには
注目しています。
女子マラソンのレジェンドですから。
最後まで魂の走りを見せてくれるも
のと期待しています。
大型血統によるブリード挑戦も早いも
ので今年6年目を迎えます。
中には今年からブリード始めようとい
った方もいらっしゃるのではないでし
ょうか。
大いに楽しみですね。
また直近になりこちらへ訪れて下さ
っている方へ。
久し振りに、我が家が大型作出挑戦
を始めたその経緯について少し取り
上げてみたいと思います。
『大型個体作出挑戦!』
その挑戦を決めた前年の2010年。
当時はショップで購入した佐賀県神崎
産地をブリードしていました。
常温管理による十数頭の飼育数。
また飼育と同時にインターネットから
『オオクワガタ』に関する飼育情報を
興味本位で色々と集めておりました。
その中でも特にドルクスデザインさん
HPを毎日のように眺めており。
こりゃなんとも面白いことに取り組ん
でおるな! と。
当ブログ初期にも記事にしていますが、
このHPの存在。
これが私にとって大変大きかった。
好奇心に溢れ、知らぬ間にいつしか引き
込まれるものが・・・
これぞ我が家オオクワガタブリードの
原点といえるものです。
そして皆さんと同じような流れか?
waizuさん、メルリンさん、マサレッド
さん、す~やんさんといった方々の
ブログを閲覧させて貰いながら、
『自分もやってみようか?』
そんな気持ちが少しづつ湧き始めた
わけです。
また『どうせやるなら一級品を!』
当時から血統背景を公開していた
ギネスホルダーメルリンさんHP。
これもなにかの縁?
まさにグッとタイミングで2010年8月
2009年10番86.1mm同腹を含む新成虫
販売のお知らせが舞い込み・・・
今では我が家メイン系統個体のルーツ
ですから。
不思議なものです。
その後マツノインセクト。
shimaさん、マサレッドさんから
久留米産地の有望個体を続々と入手。
まさにブリードモード全開で準備を
始めていた2011年3月。
忘れもしない東日本大震災が発生。
その当日、なにより身重だった嫁と娘
が心配でしたが、女性社員の帰宅を見
届けた後、深夜にスーツに革靴姿で走
って帰宅。
家に着くなり、最初に出迎えてくれた
当時4歳の長女から発せられた言葉。
『パパ、ママ泣いちゃってんのガハハ
ハ・・・』
その年の7月、無事に次女が産まれた
2011年当時の記憶は今も鮮明に残っ
ています。
話題が前後しますが震災から数週間。
東京も計画停電が続いていました。
しかし既にブリードモードは全開。
やると決めていましたからね。
そこは一片も揺るぐことなく。
色々とその方法を模索し
自動車用バッテリー
カーバッテリー用インバーター
カーバッテリーチャージャー
自動車バッテリーを電源とした計画
停電対策によるワインセラー飼育。
オートバックスでカーバッテリーを
真っ先に予約しましたから。
まぁアホですね。
そんな我が家6年目となる2016年度
ブリード。
この5年の間には色々とありましたが、
6年前と変わらずはブリードに対する
そのモチベーション。
そう準備だけは着々と整いつつあり。
我が家で、特に拘りのある血の配合。
そして種親の形状を独自の勘ピューター
によるデータをはじき出し。
種虫と組み合わせの選定は既に完了し
ています。
そして餌、道具と一通りが揃いました。
なにしろ肝心なのは成功しないことに
はブリードが始まらない最重要課題と
いえるこの産卵ステージ。
昨年の過去記事です。
さて本題へ・・・
昨年2015年度は17ライン予定が13ライ
ンに変更してのスタート。
産卵スカラインは13ラインの内1ライン
のみでしたが、何せ1ラインの採卵数が
少なかった。
そのため昨年秋採りに挑戦しています。
6♀に再ペアリングし9月中旬投入。
それがまさかの誤算。まるで産まず。
何故か?
そこで我が家ではひとつの仮説を立て
ました。
♀の産卵モードタイミングではないか?
その仮説を基に産卵ステージでは、昨年
と二つの点を変更した検証をと試み、
実践したいと思います。
具体的に大きく変更する点は2つ。
♀種虫・餌(ゼリー)の与え方
越冬後の成虫に対して、ペアリング前
からゼリーを週2ペースで与え続けた。
⬇︎
越冬後の成虫に対して、ペアリング直前
まで♀種虫にゼリーを与えない。
ペアリング環境
コバシャ小ケースによるワインセラー飼育。
⬇︎
コバシャ中ケースによるブリードスペース
内飼育。
昨年の産卵セット状況
高湿度の梅雨時期を想定した方法。
しかもコバシャ小であれば20セット
が一度にワインセラーへ入るため
効率的とこの方法を選択しましたが・・・
恐らくは問題があったのでしょう。
具体的な方法は割愛しますが、
マラソン同様本番に合わせる生体の
コンディション作りと、産卵モード
へ集中出来る環境作りが大切かと。
餌の栄養価もステージごとに変える
など変更してみたいと考えています。
コンディション作りと、産卵モード。
昨年、同じ♀による再ペアリングから
の秋採り産卵大失敗がありましたから。
ただこれが適性なのか?
羽化後の管理方法(温度、餌のやり方)
なども含む、一連の流れであると思い
ます。
我が家でも産卵数が昨年と同様の場合
またやり方を変更します。